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公開番号2025097723
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023214076
出願日2023-12-19
発明の名称パネル交点金物、角度調整金物、それらを用いた建築物及びそれらを用いた建築物の建築方法。
出願人株式会社インフラックスジャパン,個人
代理人個人
主分類E04B 1/32 20060101AFI20250624BHJP(建築物)
要約【課題】 枠組壁工法を用いたドーム構造の木造建築であっても、窓や出入口等の開口部を任意の位置や数量に制限されることなく配置しても建築確認許可を得ることができ、一般住宅向けに提供可能な建築物を提供することを目的とする。
【解決手段】 多面体の頂点に位置する、円柱状のセンターハブと、多面体の辺に位置し、センターハブの側面から伸長し伸長方向に直角方向の断面がV字状を呈し、1又は2以上の緊結ボルト穴を有する、複数のハブプレートと、を備えることを特徴とするパネル交点金物である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
建築物の外壁面の少なくとも一部が多面体の一部からなる前記建築物の外壁面を構成する壁面パネルを相互に結合するパネル交点金物であって、
前記多面体の頂点に位置する、円柱状のセンターハブと、
前記多面体の辺に位置し、前記センターハブの側面から伸長し伸長方向に直角方向の断面がV字状を呈し、1又は2以上の緊結ボルト穴を有する、複数のハブプレートと、を備えることを特徴とするパネル交点金物。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ハブプレートが呈するV字状の内角θ1と、
前記センターハブの軸方向と直角の方向と、前記ハブプレートの伸長方向とがなす角度θ2と、が等しいことを特徴とする請求項1に記載のパネル交点金物。
【請求項3】
前記緊結ボルト穴を貫通し隣接する前記壁面パネルを前記ハブプレートに緊結する緊結具と、を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパネル交点金物。
【請求項4】
建築物の外壁面の少なくとも一部が多面体の一部からなる建築物の外壁面を構成する壁面パネルを相互に緊結する角度調整金物であって、
前記多面体の頂点に位置する、円柱状のセンターハブと、前記多面体の辺に位置し、前記センターハブの側面から伸長するハブプレートを有するパネル交点金物の前記ハブプレートの伸長方向に前記ハブプレートの先端部から離間した位置に位置する、前記センターハブの伸長方向に直角の方向の断面がV字状を呈し、1又は2以上の緊結ボルト穴を有することを特徴とする角度調整金物。
【請求項5】
角度調整金物が呈するV字状の内角θ3と、
前記センターハブの軸方向と直角の方向と、前記ハブプレートの伸長方向とがなす角度θ2と、が等しいことを特徴とする請求項4に記載の角度調整金物。
【請求項6】
角度調整金物は、前記緊結ボルト穴を貫通し隣接する前記壁面パネルを前記ハブプレート及び前記角度調整金物に緊結する緊結具と、を有することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の角度調整金物。
【請求項7】
多面体の頂点に位置する、柱状のセンターハブと、前記多面体の辺に位置し、前記センターハブの側面から伸長し伸長方向に直角方向の断面がV字状を呈し、1又は2以上のボルト穴を有する、複数のハブプレートと、それぞれの前記ハブプレートに設けられた緊結ボルト穴を貫通し隣接する壁面パネルを前記ハブプレートに緊結する緊結具と、を有し、
前記ハブプレートが呈するV字状の内角θ1と、前記センターハブの軸方向と直角の方向と、前記ハブプレートの伸長方向とがなす角度θ2と、は等しい、パネル交点金物と、
前記緊結ボルト穴を貫通する緊結ボルトを用いて緊結される前記パネル交点金物に隣接する前記壁面パネルと、
を備えることを特徴とする建築物。
【請求項8】
建築物の外壁面の少なくとも一部が多面体の一部からなる前記建築物を建築する建築方法であって、
前記多面体の頂点に位置する、柱状のセンターハブと、前記多面体の辺に位置し、前記センターハブの側面から伸長し伸長方向に直角方向の断面がV字状を呈し、1又は2以上の緊結ボルト穴を有する、複数のハブプレートと、を備えるパネル交点金物に、
前記緊結ボルト穴を貫通する緊結ボルトを用いて前記パネル交点金物に隣接する壁面パネルを緊結し、前記建築物の外壁面することを特徴とする建築物の建築方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル交点金物、角度調整金物及び、それらを用いた建築物及びそれらを用いた建築物の建築方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ドーム建築構造は、最小限の部材で大面積の構造物が構築可能という特徴を有する。例えば、特許文献1には、メンブレン材と外枠材であらかじめ組み上げた平面三角形パネルを組み上げるドーム構造体が開示されている。また、特許文献2には、連結金具等で組み上げたフレームに平面三角形のメンブレン材を張るドーム構造体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7―224464号公報
特開2014―066112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示された枠組壁工法を用いた従来のドーム構造体では、建築確認許可を取得する際に、構造的な基準を満たすために開口部(窓や出入口)の配置やその数量等が制限される問題があった。そのため、開口部(窓や出入口)の位置や数量を自由に配置できないことから、一般住宅向けの建築物には適用できないという問題があった。
【0005】
本発明は、枠組壁工法を用いたドーム構造の木造建築であっても、窓や出入口等の開口部を任意の位置や数量に配置しても制限されることなく、建築確認許可を得ることができ、一般住宅向けに提供可能な建築物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るパネル交点金物は、建築物の外壁面の少なくとも一部が多面体の一部からなる建築物の外壁面を構成する壁面パネルを相互に結合するパネル交点金物であって、
多面体の頂点に位置する、円柱状のセンターハブと、
多面体の辺に位置し、センターハブの側面から伸長し伸長方向に直角方向の断面がV字状を呈し、1又は2以上の緊結ボルト穴を有する、複数のハブプレートと、を備えることを特徴とするパネル交点金物である。
【0007】
本発明に係るパネル交点金物であれば、窓や出入口等の開口部を任意の位置や数量を配置しても、十分な強度を得られるドーム状の構造を有する建築物を提供することができる。
【0008】
本発明に係るパネル交点金物は、ハブプレートが呈するV字状の内角θ1と、
センターハブの軸方向と直角の方向と、ハブプレートの伸長方向とがなす角度θ2と、が等しいことを特徴とするパネル交点金物である。
【0009】
本発明に係るパネル交点金物であれば、ドーム構造体の外形寸法に影響されることなく、任意の大きさのドーム構造体を提供することができる。
【0010】
本発明に係るパネル交点金物は、緊結ボルト穴を貫通し隣接する壁面パネルをハブプレートに緊結する緊結具と、を有することを特徴とするパネル交点金物である。
(【0011】以降は省略されています)

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