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公開番号2025097452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213658
出願日2023-12-19
発明の名称ライブ配信装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人,個人,個人
主分類H04N 21/235 20110101AFI20250624BHJP(電気通信技術)
要約【課題】視聴者がライブ配信において演者が自分を見ていることを証明する証拠を有する特典を取得することができるライブ配信装置を提供する。
【解決手段】配信音声映像生成部27は、映像配信用カメラ6による演者の撮影画像に基づいて配信映像を生成する。視聴者画像受信部21は各視聴者を示す視聴者画像を受信する。モニタ表示制御部22は、各視聴者の視聴者画像を演者から見えるように設置された演者側モニタ4に表示するよう制御する。視線検出部24は演者が演者側モニタ4を見る視線を検出する。視線レベル生成部25は、視線検出部24が検出する視線に基づいて視聴者ごとに演者の視線が向けられている程度を示す視線レベルを生成する。非代替性トークン発行部28は、視聴者ごとに視線レベルが閾値以上となっているときの配信映像に基づく静止画または所定時間の動画を非代替性トークンとして発行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像配信用カメラによって演者を撮影した撮影画像に基づいて、複数の視聴者に配信する配信映像を生成する配信映像生成部と、
前記複数の視聴者を示す視聴者画像を受信する視聴者画像受信部と、
前記各視聴者の視聴者画像を前記演者から見えるように設置された演者側モニタに表示するよう制御するモニタ表示制御部と、
視線検出用カメラが前記演者を撮影した撮影画像に基づいて、前記演者が前記演者側モニタを見る方向である視線を検出する視線検出部と、
前記視線検出部が検出する視線に基づいて、前記複数の視聴者における視聴者ごとに前記演者の視線が向けられている程度を示す視線レベルを生成する視線レベル生成部と、
前記視聴者ごとに前記視線レベルが閾値以上となっているときの前記配信映像に基づく静止画または所定時間の動画を非代替性トークンとして発行する非代替性トークン発行部と、
を備えるライブ配信装置。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記非代替性トークン発行部は、前記非代替性トークンに、前記視線レベルが前記閾値以上となっていることを証明する証明書を付加する請求項1に記載のライブ配信装置。
【請求項3】
前記非代替性トークン発行部は、前記視線レベルに応じて前記非代替性トークンの値段を設定する請求項1または2に記載のライブ配信装置。
【請求項4】
前記演者の顔の表情と前記演者の手振りとの少なくとも一方である前記演者のジェスチャを検出するジェスチャ検出部をさらに備え、
前記非代替性トークン発行部は、少なくとも、前記視線レベルと、前記ジェスチャ検出部が検出した前記演者のジェスチャとに基づいて、前記非代替性トークンの希少度を算出し、算出した希少度に応じて前記非代替性トークンの値段を設定する
請求項1または2に記載のライブ配信装置。
【請求項5】
前記配信映像生成部は、前記映像配信用カメラによって2またはそれ以上の演者を撮影した撮影画像に基づいて前記配信映像を生成し、
前記視線検出部は、前記2またはそれ以上の演者ごとの視線を検出し、
前記視線レベル生成部は、前記視線検出部が検出する前記2またはそれ以上の演者ごとの視線に基づいて、前記複数の視聴者における視聴者ごとに前記2またはそれ以上の演者の視線が向けられている程度を示す前記2またはそれ以上の演者ごとの視線レベルを生成し、
前記非代替性トークン発行部は、前記2またはそれ以上の演者ごとの前記視線レベルに応じて前記非代替性トークンの値段を設定する
請求項1または2に記載のライブ配信装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ライブ配信装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、演者によるライブパフォーマンスをオンラインで配信するライブ配信が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-152729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ライブ会場においてライブの参加者が演者によるライブパフォーマンスを鑑賞する場合には、参加者は演者と目が合ったとか、演者が自分に手を振ってくれた等の体験を得ることができる。しかしながら、ライブ配信においては、演者とライブ会場から離れた遠隔地に位置する視聴者との間で、同様の体験をすることができない。視聴者は、ライブ配信において演者が自分を見ていることを証明する証拠を有する特典を取得したいという要望がある。
【0005】
本発明は、視聴者がライブ配信において演者が自分を見ていることを証明する証拠を有する特典を取得することができるライブ配信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、映像配信用カメラによって演者を撮影した撮影画像に基づいて、複数の視聴者に配信する配信映像を生成する配信映像生成部と、前記複数の視聴者を示す視聴者画像を受信する視聴者画像受信部と、前記各視聴者の視聴者画像を前記演者から見えるように設置された演者側モニタに表示するよう制御するモニタ表示制御部と、視線検出用カメラが前記演者を撮影した撮影画像に基づいて、前記演者が前記演者側モニタを見る方向である視線を検出する視線検出部と、前記視線検出部が検出する視線に基づいて、前記複数の視聴者における視聴者ごとに前記演者の視線が向けられている程度を示す視線レベルを生成する視線レベル生成部と、前記視聴者ごとに前記視線レベルが閾値以上となっているときの前記配信映像に基づく静止画または所定時間の動画を非代替性トークンとして発行する非代替性トークン発行部とを備えるライブ配信装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明のライブ配信装置によれば、視聴者がライブ配信において演者が自分を見ていることを証明する証拠を有する特典を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るライブ配信装置を示すブロック図である。
図2は、視聴者端末の構成例を示すブロック図である。
図3は、ライブパフォーマンスの演者がステージ上で歌を歌い、前方に設置されている演者側モニタに複数の視聴者の顔画像が表示されている状態を示す図である。
図4Aは、演者がステージの左方に位置している状態を示す図である。
図4Bは、ステージの左方に位置している演者がステージの右方に移動した状態を示す図である。
図5は、演者が演者側モニタに表示されている視聴者の顔画像を見るときの視線レベルをヒートマップで表した図である。
図6Aは、視線レベルが低い視聴者の視聴者端末の表示部に表示される配信映像の一例を示す図である。
図6Bは、視線レベルが高い視聴者の視聴者端末の表示部に表示される配信映像の一例を示す図である。
図7は、ステージのほぼ中央に位置する演者が、演者側モニタの画面の演者から見て右端部近くの区画に表示されている視聴者の顔画像を見ている状態を示す図である。
図8は、図7の状態において演者が顔画像を見ている視聴者の視聴者端末の表示部に表示される配信映像の一例を示す図である。
図9は、図8に示す配信映像に基づく静止画をNFTとして発行したNFT画像を示す図である。
図10は、図9に示すNFT画像に視聴者の顔画像を含む付加画像を重畳したNFT画像を示す図である。
図11は、図10に示すNFT画像を発行するNFT発行部を示すブロック図である。
図12は、一実施形態に係るライブ配信装置がジェスチャ検出部を備える場合の構成を部分的に示す部分ブロック図である。
図13は、ジェスチャの種類ごとに設定した係数を示すテーブルである。
図14は、ステージのほぼ中央に位置する演者が笑顔で、演者側モニタの画面の中央部付近の区画に表示されている視聴者の顔画像を見て手を振っている状態を示す図である。
図15は、図14の状態において演者が顔画像を見ている視聴者の視聴者端末の表示部に表示される配信映像に基づく静止画をNFTとして発行したNFT画像の一例を示す図である。
図16は、二人の演者がライブパフォーマンスをして、視聴者端末の表示部に二人の演者を含む配信映像が表示されている状態の一例を示す図である。
図17は、一実施形態に係るライブ配信装置が実行するライブ配信方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態に係るライブ配信装置について、添付図面を参照して説明する。図1に示すように、一実施形態に係るライブ配信装置100は、通信部1、制御部2、視聴者情報保持部3、演者側モニタ4、視線検出用カメラ5、映像配信用カメラ6、マイクロホン7を備える。ライブ配信装置100は、ネットワーク30を介して、視聴者端末50a~50d及びその他の図示されていない視聴者端末に接続されている。典型的には、ネットワーク30はインターネットである。任意の視聴者端末を視聴者端末50と称することとする。
【0010】
制御部2は、視聴者画像受信部21、モニタ表示制御部22、顔検出部23、視線検出部24、視線レベル生成部25、映像配信制御部26、配信音声映像生成部27、非代替性トークン発行部28を備える。以下、非代替性トークン(Non-Fungible Token)をNFTと略記する。制御部2は、コンピュータ機器の中央処理装置(マイクロプロセッサ)で構成することができる。視聴者画像受信部21~NFT発行部28の一部の構成が制御部2の外部に設けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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