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公開番号2025097031
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213083
出願日2023-12-18
発明の名称建入れサポート
出願人東都機材株式会社
代理人個人,個人
主分類E04G 21/18 20060101AFI20250623BHJP(建築物)
要約【課題】圧縮荷重が印加された際の耐荷重の向上ができる建入れサポートを提供する。
【解決手段】建入れサポート10は、外管22及び内管24に固定された内嵌ナット31、41に対して進退自在に螺合されるとともに、コンクリート床板、及びコンクリート壁板の被取付部に取り付けるフック35、45を外端に有するネジ棒34、44を有する。内嵌ナット31、41は、サポート管20の端部面に面接触して、サポート管20に印加される圧縮荷重をサポート管20の端部面に伝達するフランジ31b、41bを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
サポート管の下端には、第1構造物に対して取り付けられる第1取付部を有し、前記サポート管の上端には、前記第1構造物に対して垂直に配置される第2構造物に対して取り付けられる第2取付部を有する建入れサポートであって、
前記第1取付部及び前記第2取付部のうち、少なくとも一方の取付部は、前記サポート管の端部に内嵌された内嵌ナットと、
前記サポート管の端部外周面に対して径方向に貫通されて前記内嵌ナットに対して螺合されることにより、前記内嵌ナットの前記サポート管に対する回り止め及び前記サポート管に印加される引張荷重を受ける緊結部材と、
前記内嵌ナットに対して進退自在に螺合されるとともに、前記第1構造物または前記第2構造物の被取付部に取り付けるフックを外端に有するネジ棒を有し、
前記ネジ棒には、前記サポート管の端部面に面接触して、前記サポート管に印加される圧縮荷重を前記サポート管の端部面に伝達する圧縮荷重伝達部材が螺合されている建入れサポート。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記圧縮荷重伝達部材は、前記内嵌ナットの外周に形成されたフランジである請求項1に記載の建入れサポート。
【請求項3】
前記フランジは、前記サポート管の外周に螺刻された雄ネジに螺合する筒部を有する請求項2に記載の建入れサポート。
【請求項4】
前記フランジは、前記サポート管の外周にカシメ着されているカシメ部を有する請求項2に記載の建入れサポート。
【請求項5】
前記圧縮荷重伝達部材は、前記内嵌ナットの外端に接して配置されて、該内嵌ナットの前記ネジ棒に対する緩み止めを行う固定ナットである請求項1に記載の建入れサポート。
【請求項6】
前記第1取付部及び前記第2取付部は、前記内嵌ナット、前記緊結部材及び前記ネジ棒をそれぞれ有していて、
前記第1取付部の前記ネジ棒及び前記第2取付部のネジ棒は、前記第1取付部の前記内嵌ナット及び前記第2取付部の内嵌ナットに対して逆ネジの関係でそれぞれ進退自在に螺合されている請求項1乃至請求項5のうち、いずれか1項に記載の建入れサポート。
【請求項7】
前記サポート管は、外管と、前記外管に対して軸心方向に位置調節可能に差し込み配置された内管を含む請求項6に記載の建入れサポート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建築現場で使用される建入れサポートに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
建築現場では、PC板(プレキャストコンクリート板)、型枠などを所定位置に、垂直・水平を正確に正しく設置するために、床等とPC板等の間に、建入れサポートが使用されている。
【0003】
建入れサポートは、特許文献1が公知である。特許文献1の建入れサポートは、サポート管の下端にコンクリート床板に固定されたフックに係合する環体を有するネジ棒が螺入されている。サポート管の上端には、コンクリート壁板に取り付けられる壁面取付金具を有するとともに前記ネジ棒とは逆ネジの関係のネジ棒が螺入されている。
【0004】
特許文献1の建入れサポートは、サポート管を軸心方向に時計方向または反時計方向に回転させることにより、前記した一対のネジ棒は、サポート管に対して進退することにより、全長が伸縮調節可能にされている。
【0005】
特許文献1では、一対のネジ棒がサポート管に対して、直に螺合されたものとなっている。この構成は、長尺のサポート管自体に雌ネジを刻設することとなる。
ところで、雌ネジの刻設は、長尺の部材よりも長さが短い部材に対して行う方が、製造がしやすい利点がある。
【0006】
この利点を生かすために、図11及び図12に示すように、サポート管110の上下両端に対してネジ棒120が軸心方向に螺合された内嵌ナット130を内嵌する建入れサポート100が提案されている。なお、図11及び図12は、代表的に、サポート管110の上端側の内嵌ナット130及びネジ棒120を図示している。サポート管110の上下両端にそれぞれ設けられたネジ棒120は、逆ネジの関係となっている。
【0007】
内嵌ナット130は、サポート管110の外周に設けられた複数の貫通孔112を介して径方向に複数のネジ部材140がそれぞれ螺着されることにより、サポート管110に対し軸心方向及び周方向への回転ができないようにされている。
【0008】
サポート管110の上端側のネジ棒120の外端には、例えば、コンクリート壁板Aに取り付けられる壁面取付金具Aaに掛止するフック150を有する。また、図示はしないが、サポート管110の下端側のネジ棒の外端には、例えば、前記フック150と同様のフックが設けられていて、該フックがコンクリート床板に固定されたアンカー等に係合されている。
【0009】
図11、及び図12の建入れサポートは、上記のようにコンクリート壁板及びコンクリート床板にそれぞれ取り付けられた状態で、サポート管を軸心方向に時計方向または反時計方向に回転させることにより、一対の前記ネジ棒は、サポート管に対して進退する。このことにより、建入れサポートの全長が伸縮調節される。なお、図11では、説明の便宜上、図示しないが、後述する第1実施形態と同様のフックロック体がネジ棒120に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
実開昭49-81627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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