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公開番号
2025093035
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208513
出願日
2023-12-11
発明の名称
クライミング足場
出願人
株式会社ピカコーポレイション
,
東都機材株式会社
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
E04G
3/28 20060101AFI20250616BHJP(建築物)
要約
【課題】構築物の外部側に移動式の仮設足場を設けることができる上に、内部側の作業を行うための足場も上方へ移動させることが可能になるクライミング足場を提供する。
【解決手段】建物Mの複数階にわたる長さの足場取付枠体11を吊り上げることにより上方へ移動させるクライミング足場1である。
そして、水平方向に間隔をおいて足場取付枠体に対してそれぞれ回動自在に取り付けられる一対の開閉式足場板21と、建物の内部側MBに向けた開閉式足場板の張出し側の縁部と足場取付枠体とを、開閉式足場板の下方で着脱自在につなぐ斜材部22と、開閉式足場板間に架け渡される渡し板23,24とを備えている。ここで、開閉式足場板の収容時の厚みは、建物と足場取付枠体との隙間より小さくなるように設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構築物の複数階にわたる長さで上下方向に延在するレール部を有する足場取付枠体と、前記構築物の異なる高さからそれぞれ外部に向かって張り出されて前記足場取付枠体を離脱自在に支持する支持装置とを備え、前記足場取付枠体を吊り上げることにより上方へ移動させるクライミング足場であって、
水平方向に間隔をおいて前記足場取付枠体に対してそれぞれ回動自在に取り付けられる一対の開閉式足場板と、
前記構築物の内部に向けた前記開閉式足場板の張出し側の縁部と前記足場取付枠体とを、前記開閉式足場板の下方で着脱自在につなぐ斜材部と、
前記開閉式足場板間に架け渡される渡し板とを備え、
前記開閉式足場板の収容時の厚みは、前記支持装置によって確保される前記構築物と前記足場取付枠体との隙間より小さいことを特徴とするクライミング足場。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
前記開閉式足場板に対して着脱自在となる手摺部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のクライミング足場。
【請求項3】
前記一対の開閉式足場板は、展開時は前記構築物の柱材を挟んで配置されるとともに、前記渡し板も前記柱材を挟んだ両側に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のクライミング足場。
【請求項4】
前記足場取付枠体に対して、高さ方向に間隔をおいて、複数組の前記一対の開閉式足場板、斜材部及び渡し板が配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のクライミング足場。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、足場取付枠体を吊り上げることにより上方へ移動させるクライミング足場に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1,2に開示されているように、超高層建物などの構築物の外壁面などを施工するために使用される、上方にスライド可能なクライミング足場が知られている。このクライミング足場は、建物の立ち上がりに伴って仮設足場を上方に吊り上げて移動させるものである。
【0003】
一方において、特許文献3,4に開示されているように、先行して立ち上げられる柱のフックなどに固定される吊り足場装置(登録商標:コラムステージ)が知られている。この吊り足場装置を利用することで、建物の外壁面より内部側の柱材に対する梁材の溶接又はボルト締め、柱材同士の溶接等の作業が行えるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7304018号公報
特開2009-167617号公報
特開2001-303764号公報
特開平5-321456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、クライミング足場であれば、構築物の外部側の作業については、建物の立ち上がりに伴って上方に移動させる仮設足場によって、高層建物であっても効率的に作業を進めていくことができる。しかしながら、内部側の作業に使用される柱材に固定された吊り足場装置は、作業が終了しても、吊り足場装置が撤去可能となる高さまで床の施工が進まないと、取り外すことができない。
【0006】
そこで、本発明は、構築物の外部側に移動式の仮設足場を設けることができる上に、内部側の作業を行うための足場も上方へ移動させることが可能になるクライミング足場を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明のクライミング足場は、構築物の複数階にわたる長さで上下方向に延在するレール部を有する足場取付枠体と、前記構築物の異なる高さからそれぞれ外部に向かって張り出されて前記足場取付枠体を離脱自在に支持する支持装置とを備え、前記足場取付枠体を吊り上げることにより上方へ移動させるクライミング足場であって、水平方向に間隔をおいて前記足場取付枠体に対してそれぞれ回動自在に取り付けられる一対の開閉式足場板と、前記構築物の内部に向けた前記開閉式足場板の張出し側の縁部と前記足場取付枠体とを、前記開閉式足場板の下方で着脱自在につなぐ斜材部と、前記開閉式足場板間に架け渡される渡し板とを備え、前記開閉式足場板の収容時の厚みは、前記支持装置によって確保される前記構築物と前記足場取付枠体との隙間より小さいことを特徴とする。
【0008】
ここで、前記開閉式足場板に対して着脱自在となる手摺部を備えた構成とすることができる。また、前記一対の開閉式足場板は、展開時は前記構築物の柱材を挟んで配置されるとともに、前記渡し板も前記柱材を挟んだ両側に配置される構成とすることができる。さらに、前記足場取付枠体に対して、高さ方向に間隔をおいて、複数組の前記一対の開閉式足場板、斜材部及び渡し板が配置される構成とすることができる。
【発明の効果】
【0009】
このように構成された本発明のクライミング足場は、足場取付枠体に対して回動自在に取り付けられる一対の開閉式足場板と、開閉式足場板を下方から支持する着脱自在の斜材部とを備えている。そして、開閉式足場板の収容時の厚みは、支持装置によって確保される構築物と足場取付枠体との隙間より小さくなるように設定されている。
【0010】
このため、クライミング足場を上方へ移動させる際は、開閉式足場板を収容することで、構築物に接触させることなく上方へ移動させることができる。このように、内部側の作業を行うための足場も上方へ移動させることができれば、作業終了後も無駄に吊り足場装置を設置しておく必要がなく、リース料などのコストを削減することができる。また、吊り足場装置を撤去する作業が不要となるので、工期の短縮を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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