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公開番号
2025096485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2025064568,2023180189
出願日
2025-04-09,2023-10-19
発明の名称
ビールテイスト飲料
出願人
サッポロビール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12C
12/00 20060101AFI20250619BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】アルコール度数の高いビールテイスト飲料であって、酸味及び酸臭が軽減されたビールテイスト飲料を提供すること。
【解決手段】アルコール度数が8v/v%以上であり、ピラジン類の含有量が6.9μg/L以上である、ビールテイスト飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
アルコール度数が8v/v%以上であり、
ピラジン類の含有量が6.9μg/L以上であり、
前記ピラジン類が、2,3-ジメチルピラジン及び2,6-ジメチルピラジンを含み、
前記2,3-ジメチルピラジンの含有量が0.5μg/L以上であり、
色度が50°EBC以下である、
ビールテイスト飲料。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
アルコール度数が10v/v%以上である、請求項1に記載のビールテイスト飲料。
【請求項3】
アルコール度数が16v/v%以上である、請求項2に記載のビールテイスト飲料。
【請求項4】
原麦汁エキスが20w/w%以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
【請求項5】
原麦汁エキスが25w/w%以上である、請求項4に記載のビールテイスト飲料。
【請求項6】
原麦汁エキスが30w/w%以上である、請求項5に記載のビールテイスト飲料。
【請求項7】
麦芽使用比率が50.0w/w%以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載のビールテイスト飲料。
【請求項8】
アルコール度数を8v/v%以上に調整すること、
ピラジン類の含有量を6.9μg/L以上に調整すること、及び、
色度を50°EBC以下に調整することを含み、
前記ピラジン類の含有量は、前記ピラジン類が、2,3-ジメチルピラジン及び2,6-ジメチルピラジンを含み、前記2,3-ジメチルピラジンの含有量が0.5μg/L以上となるように調整される、
ビールテイスト飲料の製造方法。
【請求項9】
アルコール度数を8v/v%以上に調整すること、
ピラジン類の含有量を6.9μg/L以上に調整すること、及び、
色度を50°EBC以下に調整することを含み、
前記ピラジン類の含有量は、前記ピラジン類が、2,3-ジメチルピラジン及び2,6-ジメチルピラジンを含み、前記2,3-ジメチルピラジンの含有量が0.5μg/L以上となるように調整される、
ビールテイスト飲料の酸味及び酸臭を軽減させる方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビールテイスト飲料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ビールテイスト飲料の香味改善を目的として、様々な技術手段が提案されている。例えば、特許文献1には、色度が10.0~75.0°EBCであり、波長430nmの吸光度に対する波長560nmの吸光度の比率が0.200以下であるビールテイスト飲料の甘味を抑えドリンカブルな飲みごたえとする香味向上方法であって、前記ビールテイスト飲料の2,5-ジメチルピラジンと、2,6-ジメチルピラジンと、2,3,5-トリメチルピラジンとの合計含有量を4.0~20.0ppbとするビールテイスト飲料の香味向上方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-145609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、アルコール度数の高い(例えばアルコール度数が8v/v%以上である)高アルコールビールテイスト飲料の香味改善手法については、十分な検討がなされていなかった。高アルコールビールテイスト飲料においては、酸味や酸臭が目立ってしまうという課題があった。
【0005】
本発明は、アルコール度数の高いビールテイスト飲料であって、酸味及び酸臭が軽減されたビールテイスト飲料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、アルコール度数が8v/v%以上であり、ピラジン類の含有量が6.9μg/L以上である、ビールテイスト飲料に関する。上記ビールテイスト飲料において、アルコール度数は、11v/v%以上20v/v%未満であってもよい。
【0007】
本発明の一実施形態に係るビールテイスト飲料は、ピラジン類の含有量が6.9μg/L以上であるため、アルコール度数が8v/v%以上でありながら、酸味及び酸臭が軽減されている。
【0008】
上記ビールテイスト飲料において、ピラジン類は、2,3-ジメチルピラジン、2,5-ジメチルピラジン、2,6-ジメチルピラジン、2-エチルピラジン、及び2,3,5-トリメチルピラジンからなる群より選ばれる1種以上を含んでいてよい。
【0009】
上記ビールテイスト飲料は、ピラジン類の含有量が、40.0μg/L以下であってもよい。この場合、スムースさ及び発酵の香りが優れるとともに、焦げ臭の過度な増強を防ぐことができる。
【0010】
上記ビールテイスト飲料は、ピラジン類の含有量が、8.2μg/L以上20.0μg/L以下であってもよい。この場合、酸味及び酸臭がより軽減され、スムースさ及び発酵の香りが優れ、焦げ臭の過度な増強を防ぐことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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