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公開番号
2025096157
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2024190841
出願日
2024-10-30
発明の名称
シート綴じ処理装置、およびシート綴じ処理装置を備える画像形成システム
出願人
キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250619BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】後処理を行っている間に、後続する、所定長さよりも長いシートを受け入れても、バッファ動作を可能にするシート綴じ処理装置を提供する。
【解決手段】シート綴じ処理装置は、搬送方向に所定長さよりも長い所定シートの束を連続して前記綴じ処理部で綴じ処理を行う場合、後続するシート束を構成するシートを前記搬送経路から前記上方分岐経路に送り込んだ後、当該シートを前記上方分岐経路から前記バッファ経路へとスイッチバック方向に搬送してバッファするよう、前記搬送部と前記バッファ搬送部と前記上方分岐搬送部とを制御する制御手段を含む。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
搬入口から排出口にかけてシートが搬送される搬送経路と、
前記搬送経路に設けられ、シートを搬送する搬送部と、
前記搬送経路を搬送されたシートを上方から受け入れる処理トレイと、
前記処理トレイ上のシート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ処理部と、
前記綴じ処理部で綴じ処理が行われたシート束を排出する排出ローラ対と、
前記搬送経路から下方に向けて分岐し、前記処理トレイに先行するシート束がある場合、後続するシート束を構成するシートをバッファするバッファ経路と、
前記バッファ経路に設けられ、シートを搬送するバッファ搬送部と、
前記搬送経路から上方に向けて分岐する上方分岐経路と、
前記上方分岐経路に設けられ、シートを搬送する上方分岐搬送部と、
搬送方向に所定長さよりも長い所定シートの束を連続して前記綴じ処理部で綴じ処理を行う場合、後続するシート束を構成するシートを前記搬送経路から前記上方分岐経路に送り込んだ後、当該シートを前記上方分岐経路から前記バッファ経路へとスイッチバック方向に搬送してバッファするよう、前記搬送部と前記バッファ搬送部と前記上方分岐搬送部とを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするシート綴じ処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、後続するシートが搬送方向に所定長さよりも短い所定シートである場合、前記搬送経路から前記上方分岐経路に送り込まずに、前記バッファ経路へとスイッチバック方向に搬送してバッファするよう制御することを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ処理装置。
【請求項3】
前記排出ローラ対で排出されるシートをのせる第1スタックトレイと、
前記第1スタックトレイの上方に設けられた第2スタックトレイと、をさらに備え、
前記搬送経路を搬送されたシートを前記上方分岐経路に搬送し、前記第2スタックトレイへ排出可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ処理装置。
【請求項4】
シートに画像形成を行う画像形成装置と、
請求項1に記載のシート綴じ処理装置と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
【請求項5】
搬入口から排出口にかけてシートが搬送される搬送経路と、
前記搬送経路に設けられ、シートを搬送する搬送部と、
前記搬送経路を搬送されたシートを上方から受け入れる処理トレイと、
前記処理トレイ上のシート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ処理部と、
前記綴じ処理部で綴じ処理が行われたシート束を排出する排出ローラ対と、
前記搬送経路から下方に向けて分岐し、前記処理トレイに先行ジョブのシート束がある場合、後続ジョブのシートをバッファするバッファ経路と、
前記バッファ経路に設けられ、シートを搬送するバッファ搬送部と、
前記搬送経路から上方に向けて分岐する上方分岐経路と、
前記上方分岐経路に設けられ、シートを搬送する上方分岐搬送部と、
前記処理トレイに先行ジョブのシート束があり、後続ジョブのシートが搬送方向に所定長さよりも長い所定のシートである場合、後続ジョブのシートを前記搬送経路から前記上方分岐経路に送り込んだ後、当該シートを前記上方分岐経路から前記バッファ経路へとスイッチバック方向に搬送してバッファするよう、前記搬送部と前記バッファ搬送部と前記上方分岐搬送部とを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするシート綴じ処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、後続するシートが搬送方向に所定長さよりも短い所定シートである場合、前記搬送経路から前記上方分岐経路に送り込まずに、前記バッファ経路へとスイッチバック方向に搬送してバッファするよう制御することを特徴とする請求項5に記載のシート綴じ処理装置。
【請求項7】
前記排出ローラ対で排出されるシートをのせる第1スタックトレイと、
前記第1スタックトレイの上方に設けられた第2スタックトレイと、をさらに備え、
前記搬送経路を搬送されたシートを前記上方分岐経路に搬送し、前記第2スタックトレイへ排出可能であることを特徴とする請求項5に記載のシート綴じ処理装置。
【請求項8】
シートに画像形成を行う画像形成装置と、
請求項5に記載のシート綴じ処理装置と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成されたシートに対して綴じ処理を実行可能なシート綴じ処理装置、およびシート綴じ処理装置を備える画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
シート後処理装置は、画像形成装置の排紙口に連結され、画像形成されたシートをトレイ上で一時的に保持して後処理した後に収納スタッカに収納する装置として知られている。この後処理としては、シートを集積して、シート束を綴じる処理が知られている。
【0003】
特許文献1には、積載トレイに積載された複数のシートを整合する際のずれの防止を図ることが可能なシート積載装置が記載されている。特許文献2には、連続して束処理する際の生産性向上のために、先行束の後処理中に後続束のシートが運ばれてきた場合にはシートをスイッチバック搬送してバッファする装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-2030891号公報
特開2018-47964号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
束処理を連続して行う時、特許文献2に開示されるようなバッファ動作では、処理トレイ上にシートを出すことができずにバッファできなくなるという問題がある。例えば、処理中あるいは排出中の束を排出ローラがニップしているときなどは、後続する、所定長さよりも長いシートは排出ローラでせき止められてしまいバッファができなくなる。
【0006】
本発明は、後処理を行っている間に、後続する、所定長さよりも長いシートを受け入れても、バッファ動作を可能にするシート綴じ処理装置、およびシート綴じ処理装置を備える画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るシート綴じ処理装置は、搬入口から排出口にかけてシートが搬送される搬送経路と、前記搬送経路に設けられ、シートを搬送する搬送部と、前記搬送経路を搬送されたシートを上方から受け入れる処理トレイと、前記処理トレイ上のシート束を綴じる綴じ処理を行う綴じ処理部と、前記綴じ処理部で綴じ処理が行われたシート束を排出する排出ローラ対と、前記搬送経路から下方に向けて分岐し、前記処理トレイに先行するシート束がある場合、後続するシート束を構成するシートをバッファするバッファ経路と、前記バッファ経路に設けられ、シートを搬送するバッファ搬送部と、前記搬送経路から上方に向けて分岐する上方分岐経路と、前記上方分岐経路に設けられ、シートを搬送する上方分岐搬送部と、搬送方向に所定長さよりも長い所定シートの束を連続して前記綴じ処理部で綴じ処理を行う場合、後続するシート束を構成するシートを前記搬送経路から前記上方分岐経路に送り込んだ後、当該シートを前記上方分岐経路から前記バッファ経路へとスイッチバック方向に搬送してバッファするよう、前記搬送部と前記バッファ搬送部と前記上方分岐搬送部とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、処理トレイ上にシートがあるときにも、後続する、所定長さよりも長いシートのバッファを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成システムの外観を示す図である。
シート後処理装置の構成を示す図である。
ストレートパス近傍の構成を示す図である。
パンチユニットの構成を示す図である。
パンチユニットの構成を示す図である。
搬送ローラのシフト機構を説明するための図である。
搬送ローラのシフト機構を説明するための図である。
綴じ処理機構を説明するための図である。
綴じ処理機構を説明するための図である。
綴じ処理機構を説明するための図である。
トレイの昇降機構を説明するための図である。
シートの搬出機構を説明するための図である。
ステープルユニットの構成を示す図である。
制御部周辺の構成を示す図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
シートの搬送を説明するための図である。
処理部バッファパスフラッパー周辺の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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