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公開番号2025095178
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211015
出願日2023-12-14
発明の名称操作装置及び作業車両
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人佐野特許事務所
主分類A01B 69/00 20060101AFI20250619BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】限られたスペースで複数種類の設定を行え、作業の効率を向上することができる技術を提供する。
【解決手段】手動走行と自動走行とを切替可能な作業車両に備わる操作装置であって、手動走行時と自動走行時とで異なる設定に用いられる共用操作部を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
手動走行と自動走行とを切替可能な作業車両に備わる操作装置であって、
前記手動走行時と前記自動走行時とで異なる設定に用いられる共用操作部を備える、操作装置。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記共用操作部は、前記自動走行に関わる設定を行う操作部である、請求項１に記載の操作装置。
【請求項３】
前記手動走行時における前記自動走行に関わる設定は、複数種類存在し、
前記共用操作部は、前記手動走行時における前記複数種類の設定ごとに異なる操作で設定を行う、請求項２に記載の操作装置。
【請求項４】
前記共用操作部は、前記手動走行時に、
第１所定回数で操作されると、前記自動走行の開始設定を行い、
第２所定回数で操作されると、前記自動走行の走行経路の登録に関わる設定を行い、
第３所定回数で操作されると、前記走行経路の削除に関わる設定を行う、請求項３に記載の操作装置。
【請求項５】
前記共用操作部は、前記手動走行時に、所定時間同じ操作が継続されると、前記走行経路を変更する設定を行う、請求項４に記載の操作装置。
【請求項６】
前記自動走行時における前記自動走行に関わる設定は、複数種類存在し、
前記共用操作部は、前記自動走行時における前記複数種類の設定ごとに異なる操作で設定を行う、請求項２に記載の操作装置。
【請求項７】
前記自動走行時における前記自動走行に関わる設定は、複数種類存在し、
前記共用操作部は、前記自動走行時における所定の操作に対して作業車両の走行状態に応じて異なる設定を行う、請求項２に記載の操作装置。
【請求項８】
前記共用操作部は、前記自動走行時に、
前記所定の操作が前記作業車両の停車中にされると、前記自動走行の走行経路を変更する設定を行い、
前記所定の操作が前記作業車両の走行中にされると、前記作業車両の車速を前記所定の操作がされたときの車速に維持する設定を行う、請求項７に記載の操作装置。
【請求項９】
前記作業車両の車速を指示する車速指示部を備え、
前記共用操作部は、前記自動走行時に、前記所定の操作が前記作業車両の走行中にされると、前記作業車両の車速を前記車速指示部で指示された車速に維持する設定を行う、請求項７に記載の操作装置。
【請求項１０】
前記共用操作部及び前記車速指示部が取り付けられる筐体を備える、請求項９に記載の操作装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、操作装置と、その操作装置を備える作業車両に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、自動直進走行を操作する自動直進操作装置を備える作業車両が開示されている。自動直進操作装置は、始点設定部及び終点設定部を有している。始点設定部は、自動直進走行における基準線の始点の設定を操作する。終点設定部は、自動直進走行における基準線の終点の設定を操作する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１０１３１８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の構成では、自動直進走行に関する設定（例えば基準線の始点の設定）ごとに操作部（例えば始点設定部）が設けられている。このため、例えば、自動直進走行に関わる設定の数が増大すると、操作部の数も増大することとなり、操作作業の負担が大きくなるおそれがある。操作作業の負担が大きくなると、作業車両による作業の効率が低下するおそれもある。また、操作部の数が増大すると、操作部の取付スペースを広げる必要があるが、自動直進操作装置には、操作部以外の部材（例えば表示部材）も取り付けられるため、操作部の取付スペースの拡大には限界がある。
【０００５】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、限られたスペースで複数種類の設定を行え、作業の効率を向上することができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一側面に係る作業車両の操作装置は、手動走行と自動走行とを切替可能な作業車両に備わる操作装置であって、前記手動走行時と前記自動走行時とで異なる設定に用いられる共用操作部を備える。
【発明の効果】
【０００７】
上記の構成によれば、限られたスペースで複数種類の設定を行え、作業の効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施の一形態に係る作業車両の概略の構成を示す図である。
上記作業車両の自動走行に関わる構成を模式的に示すブロック図である。
上記作業車両に備わる操作装置の構成を示す平面図である。
上記操作装置に設けられる共用操作部で設定可能な設定内容の一例を示す図である。
上記自動走行の開始設定の流れを示すフローチャートである。
上記自動走行の走行経路の登録を説明する説明図である。
上記走行経路の登録設定の流れを示すフローチャートである。
上記走行経路のシフトを説明する説明図である。
上記走行経路のオフセットを説明する説明図である。
上記作業車両における定速走行の開始設定の流れを示すフローチャートである。
上記設定内容における設定を行うための条件の別の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【００１０】
〔１．作業車両の概略構成〕
図１は、本発明の実施の一形態に係る作業車両１の概略の構成を示す図である。作業車両１は、例えば農作業、建設作業等の作業を行うために利用される。作業車両１は、車両本体１０と、車両本体１０とは別体で設けられる操作装置２００と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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