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公開番号
2025094418
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209940
出願日
2023-12-13
発明の名称
補助具
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
8/00 20060101AFI20250618BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】生体と超音波装置との間に水を保持し、かつ、生体の同一の測定位置に超音波装置を固定する支援を行う補助具を提供する。
【解決手段】生体に超音波を送信し、生体内で反射された超音波を受信する超音波装置を前記生体に固定するために用いる補助具であって、前記補助具は、吸水性を有する面状素材により構成され、前記生体に密着する第一面と、前記第一面とは反対側の第二面とを有し、前記第二面には、基準位置を示す基準位置指示部と、測定位置を示す測定位置指示部とが設けられ、前記測定位置指示部は、前記基準位置指示部に示される前記基準位置を前記生体の体表面上の特定部位に重ねたときに前記生体の体表面上の測定位置を示す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
生体に超音波を送信し、生体内で反射された超音波を受信する超音波装置を前記生体に固定するために用いる補助具であって、
当該補助具は、吸水性を有する面状素材により構成され、
前記生体に密着する第一面と、前記第一面とは反対側の第二面とを有し、
前記第二面には、基準位置を示す基準位置指示部と、測定位置を示す測定位置指示部とが設けられ、
前記測定位置指示部は、前記基準位置指示部に示される前記基準位置を前記生体の体表面上の特定部位に重ねたときに前記生体の体表面上の測定位置を示す、補助具。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記測定位置指示部は、前記第二面において所定の第一領域を囲う枠状マークである、
請求項1に記載の補助具。
【請求項3】
前記補助具は、前記第一領域と、前記第一領域の外側の第二領域とを含み、前記第二領域の少なくとも前記第一領域を囲う部位は撥水性を有する、
請求項2に記載の補助具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波装置を生体に固定するときの補助具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
生体に対して超音波を送信し、生体内で反射された超音波を受信する超音波装置が知られている。近年、超音波を送受信する超音波センサーの小型化により、長期の間、生体に対して超音波装置の固定が可能となった(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の超音波診断装置用プローブは、被験者の上腕部に超音波装置(超音波プローブ本体)を取り付けるためのベルトを有する。当該ベルトには、切り抜き部が設けられ、この切り抜き部に、連結部によって連結された超音波装置が配置される。
【0003】
上記のような超音波本体では、一般的に、生体と超音波装置との間の音響インピーダンスの差を整合させて生体内に超音波を良好に伝搬させるために、生体と超音波装置との間に音響整合材を挟む。音響整合材は、例えば生体と同等の音響インピーダンスを有するジェルや水を利用できる。音響整合材としての専用のジェルは、入手が困難な場合があり、ジェルの代替としての水は入手が容易で利用しやすいとの利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-122581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、音響整合材として水を用いる場合、生体と超音波装置との間に水を長期間保持することが困難である。このため、吸水性を有するシートに水を吸収させて生体に貼着し、その上から超音波装置を固定することが考えられている。
また、吸水性シートを用いた場合でも、吸水性シートの外部との露出部分から水分が蒸発したり流れ出たりすることがあるので、定期的に水を補充する必要が生じる。吸水性シートに水を補給するためには、吸水性シートに固定した超音波装置を一旦取り外し、または、吸水性シートを生体から剥がして水を補充する。このように、一旦吸水性シートや超音波装置を取り外すと、次に同一位置に超音波装置を配置する場合に、位置ずれが生じる可能性がある、との課題がある。特に、同一位置の生体内の組織を長期に亘って観察したい場合に、測定位置がずれることで測定結果が変化してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第一態様に係る補助具は、生体に超音波を送信し、生体内で反射された超音波を受信する超音波装置を前記生体に固定するために用いる補助具であって、当該補助具は、吸水性を有する面状素材により構成され、前記生体に密着する第一面と、前記第一面とは反対側の第二面とを有し、前記第二面には、基準位置指示部と、測定位置指示部とが設けられ、前記測定位置指示部は、前記基準位置指示部と前記生体の体表面上の特定部位に重ねたときに前記生体の体表面上の測定位置を示す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第一実施形態の超音波装置及び補助具の概略構成を示す平面図。
第一実施形態の超音波装置及び補助具の概略構成を示す断面図。
第一実施形態における超音波素子の一例を示す平面図。
図3の超音波素子をB-B線で切断した際の概略断面図。
第一実施形態の補助具を示す平面図。
補助具の他の形状例を示す図。
第二実施形態の補助具を示す平面図。
変形例1に係る補助具を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[第一実施形態]
以下、本開示の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の超音波装置及び補助具の概略構成を示す平面図であり、図2は、本実施形態の超音波装置及び補助具の概略構成を示す断面図である。
本実施形態では、超音波装置10は、生体H(人体)の体表面に対して、補助具50を介して固定され、生体Hに対する超音波測定を行う。超音波測定は、生体Hに対して超音波を送信し、生体Hの内部で反射された超音波を受信することで、超音波の送信タイミングから反射された超音波が受信されるまでの時間、及び、受信した各超音波の強度を測定する処理である。
まず、本実施形態で用いられる超音波装置10について簡単に説明する。
【0009】
[超音波装置10の概略構成]
超音波装置10は、図2に示すように、筐体20と、筐体20に収納される超音波素子30とを備える。なお、図2は、超音波装置10の概略構成を模式的に示した図であって、筐体20に対する超音波素子30の厚みは実際とは異なる。また、図2での図示は省略しているが、筐体20には、超音波素子30を固定するための固定機構、超音波素子30を制御する制御基板、電力を供給するバッテリー等を備え、これらの各部材を収納するための配置スペースも設けられていてもよい。
【0010】
図3は、本実施形態における超音波素子30の一例を示す平面図であり、図4は、超音波素子30を図3のB-B線で切断した際の概略断面図である。
超音波素子30には、X方向及びY方向に沿って、複数の超音波トランスデューサーTrが2次元アレイ状に配置されている。ここで、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向とし、Z方向は、超音波が送信される本開示の超音波の送信方向に相当する。
なお、図3は、説明の便宜上、超音波トランスデューサーTrの配置数を減らしているが、実際には、より多くの超音波トランスデューサーTrが配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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