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公開番号
2025093446
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209090
出願日
2023-12-12
発明の名称
X線診断装置及びX線診断システム
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
6/42 20240101AFI20250617BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】X線診断装置に適切に保護用のキャップを固定すること。
【解決手段】実施形態に係るX線診断装置は、X線管と、X線検出器と、カバーと、磁性体及び磁石の少なくとも一方と、を備える。X線管は、被検体に対しX線を照射する。X線検出器は、被検体を透過したX線を検出する。カバーは、少なくともX線管及X線検出器を覆う。磁性体及び磁石の少なくとも一方は、カバーに配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検体に対しX線を照射するX線管と、
前記被検体を透過したX線を検出するX線検出器と、
少なくとも前記X線管及び前記X線検出器を覆うカバーと、
前記カバーに配置された磁性体及び磁石の少なくとも一方と、
を備える、X線診断装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記磁性体及び前記磁石の少なくとも一方は、前記カバーの裏側に配置されている、請求項1に記載のX線診断装置。
【請求項3】
前記磁性体及び前記磁石の少なくとも一方は、前記カバーの表面と裏面との間に配置されている、請求項1に記載のX線診断装置。
【請求項4】
前記磁性体及び前記磁石の少なくとも一方は、前記カバーの表側に配置されている、請求項1に記載のX線診断装置。
【請求項5】
前記カバーの表面に配置され、前記磁性体及び前記磁石の少なくとも一方の配置位置をユーザに示す表示部を更に備える、請求項1に記載のX線診断装置。
【請求項6】
前記X線管から前記被検体に照射されるX線の照射範囲を制限するX線絞りを更に備え、
前記磁性体及び前記磁石の少なくとも一方は、前記X線検出器及び前記X線絞りから離れた部分の前記カバーに配置されている、請求項1に記載のX線診断装置。
【請求項7】
前記X線検出器を支持する支持部を更に備え、
前記カバーは、前記支持部を更に覆い、
前記X線検出器及び前記X線絞りから離れた部分の前記カバーは、前記支持部を覆う部分の前記カバーを含む、請求項6に記載のX線診断装置。
【請求項8】
一端において前記X線管を支持し、他端において前記支持部を支持する円弧形状のCアームと、
前記Cアームの前記他端の近傍において前記Cアームと前記支持部とを接続する接続部と、を更に備え、
前記カバーは、前記接続部を更に覆い、
前記X線検出器及び前記X線絞りから離れた部分の前記カバーは、前記接続部を覆う部分の前記カバーを更に含む、請求項7に記載のX線診断装置。
【請求項9】
前記X線検出器及び前記X線絞りから離れた部分の前記カバーは、前記X線管を覆う部分の前記カバーを含む、請求項6に記載のX線診断装置。
【請求項10】
前記磁性体及び前記磁石の少なくとも一方は、前記X線検出器及び前記X線絞りから離れた部分の前記カバーの側面に沿って配置されている、請求項6に記載のX線診断装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、X線診断装置及びX線診断システムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、X線診断装置においては、カテーテルを用いて被検体の循環器疾患を診断又は治療する際に、被検体の体液等による汚染からX線診断装置を保護するために、X線診断装置の外装をなすカバーを袋状の滅菌キャップで覆うことがある。滅菌キャップは、端部の開口にゴムが設けられている。滅菌キャップは、ゴムの弾性によって開口が収縮することで、X線診断装置のカバーに固定可能となっている。
【0003】
しかしながら、X線診断装置のカバーの形状によっては、滅菌キャップを適切に固定することが困難な場合がある。例えば、滅菌キャップで覆う対象箇所の近くに滅菌キャップを引っ掛けることが可能な段差部が存在しない場合、対象箇所から離れた段差部に至るまで広範囲に亘って滅菌キャップで覆うことがある。しかるに、滅菌キャップで覆う範囲によっては、X線診断装置の可動部分への滅菌キャップの絡まりを防止するために、可動部分の動作が制限されてしまうことがある。
【0004】
したがって、従来のX線診断装置は、滅菌キャップを適切に固定することが困難であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-191842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、X線診断装置に適切に保護用のキャップを固定することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記の課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態に係るX線診断装置は、X線管と、X線検出器と、カバーと、磁性体及び磁石の少なくとも一方と、を備える。X線管は、被検体に対しX線を照射する。X線検出器は、被検体を透過したX線を検出する。カバーは、少なくともX線管及X線検出器を覆う。磁性体及び磁石の少なくとも一方は、カバーに配置されている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るX線診断装置の構成例を示すブロック図。
図2は、実施形態に係るX線診断装置の撮像部の構成例を示す側面図。
図3は、実施形態に係るX線診断装置における磁性体の配置例を示す断面図。
図4は、実施形態に係るX線診断装置における磁性体の配置例を示す側面図。
図5は、実施形態に係るX線診断装置における磁性体の配置例を示す他の側面図。
図6は、実施形態に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す断面図。
図7は、実施形態に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す側面図。
図8は、実施形態に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す他の側面図。
図9は、実施形態の第1の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す断面図。
図10は、実施形態の第2の変形例に係るX線診断装置における磁性体の配置を示す断面図。
図11は、実施形態の第3の変形例に係るX線診断装置における磁性体の配置を示す断面図。
図12は、実施形態の第3の変形例に係るX線診断装置における磁性体の他の配置を示す断面図。
図13は、実施形態の第4の変形例に係るX線診断装置における磁性体の配置を示す断面図。
図14は、実施形態の第5の変形例に係るX線診断装置における磁性体の配置を示す側面図。
図15は、実施形態の第6の変形例に係るX線診断装置における磁性体の配置を示す側面図。
図16は、実施形態の第6の変形例に係るX線診断装置における磁性体の配置を示す他の側面図。
図17は、実施形態の第7の変形例に係るX線診断装置における磁性体及び表示部の配置を示す側面図。
図18は、実施形態の第8の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す断面図。
図19は、実施形態の第8の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す側面図。
図20は、実施形態の第9の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す断面図。
図21は、実施形態の第10の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す側面図。
図22は、実施形態の第11の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す断面図。
図23は、実施形態の第12の変形例に係るX線診断装置への滅菌キャップの固定状態を示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、X線診断装置の実施形態について説明する。なお、以下においては、X線診断装置の一例として1本のCアームを有するシングルプレーンのX線診断装置について説明するが、X線診断装置は、2本のCアームを有するバイプレーンのX線診断装置、X線テレビ装置及びX線CT装置などに適用してもよい。また、以下の説明において、実質的に同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行うこととする。また、以下においては、撮像部が床面により支持される床置き式のX線診断装置について説明するが、X線診断装置は、撮像部の一部が天井から吊り下げられる天吊り式のX線診断装置であってもよい。また、本明細書において、カバーの表側とは、X線診断装置1の外部に露出されたカバーの外表面側をいい、カバーの裏側とは、X線診断装置1の外部に露出されていないカバーの内表面側をいう。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るX線診断装置1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態に係るX線診断装置1は、撮像部2と、寝台3と、駆動部4と、X線高電圧装置5と、入力インタフェース6と、出力インタフェース7と、記憶回路8と、処理回路9とを備える。以下の説明では、寝台3の長手方向に沿った水平方向をY軸方向、鉛直方向をZ軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に直交する方向をX軸方向と定義する。
(【0011】以降は省略されています)
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