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公開番号
2025093305
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2024212964
出願日
2024-12-06
発明の名称
中継システムにおける光ファイバケーブル電力
出願人
サブコム,エルエルシー
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
H04B
10/291 20130101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】電力使用を改善する光中継器用の光ポンプユニット及び海底光通信用のシステムを提供する。
【解決手段】光ポンプユニット200は、光ポンプユニット200の入力側INと出力側OUとの間に結合された線電圧トランジスタ202と、線電圧トランジスタ202に結合されたDC-DCコンバータ204と、DC-DCコンバータ204に結合された光ポンプアセンブリ208と、光ポンプアセンブリ208に結合された電流制御アセンブリ210と、電流制御アセンブリ210に結合された絞り弁バック制御アセンブリ214と、光中継器における線電流および電圧降下を監視し、絞り弁バック制御アセンブリ214に結合された電流/電圧センサ206と、を含む。絞り弁バック制御アセンブリ214は、線電流または電圧降下の低下が発生した場合、光ポンプアセンブリ208の電力を低減させるように、電流制御アセンブリ210に信号を送信する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
光中継器用の光ポンプユニットであって、
前記光ポンプユニットの入力側と出力側との間に結合された線電圧トランジスタと、
前記線電圧トランジスタに結合された入力側を有するDC-DCコンバータと、
前記DC-DCコンバータの出力側に結合された光ポンプアセンブリと、
前記光ポンプアセンブリに結合された電流制御アセンブリと、
前記電流制御アセンブリに結合された出力を有する絞り弁バック制御アセンブリと、
前記光中継器における線電流および電圧降下を監視することに用いられ、前記絞り弁バック制御アセンブリの入力に結合された電流/電圧センサと、を含み、
前記絞り弁バック制御アセンブリは、線電流または電圧降下の低下が発生した場合、前記光ポンプアセンブリにおける電力を低減させるように、前記電流制御アセンブリに信号を送信するように構成される、
光中継器用の光ポンプユニット。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記光ポンプアセンブリは少なくとも2つの光ポンプを含み、前記少なくとも2つの光ポンプのそれぞれは、双方向光ポンプとして配置される、
請求項1に記載の光中継器用の光ポンプユニット。
【請求項3】
前記電流制御アセンブリは一対の電流制御トランジスタを含み、第1電流制御トランジスタが前記光ポンプアセンブリの第1光ポンプに接続され、第2電流制御トランジスタが前記光ポンプアセンブリの第2光ポンプに個別に接続される、
請求項2に記載の光中継器用の光ポンプユニット。
【請求項4】
前記絞り弁バック制御アセンブリは一対の比較回路を含み、第1比較回路が前記第1電流制御トランジスタに接続され、第2比較回路が前記第2電流制御トランジスタに個別に接続される、
請求項3に記載の光中継器用の光ポンプユニット。
【請求項5】
前記光中継器の入力側と出力側との間に結合されたサージ電圧ダイオードを更に含む、
請求項1から4のいずれか一項に記載の光中継器用の光ポンプユニット。
【請求項6】
前記光中継器の入力側と出力側との間に結合されたシャント電圧回路を更に含む、
請求項1から4のいずれか一項に記載の光中継器用の光ポンプユニット。
【請求項7】
信号経路で光信号を発信するためのステーションと、
前記信号経路に沿って前記光信号を増幅するための複数の光中継器と、
前記信号経路に沿って前記光信号を伝導することに用いられ、前記複数の光中継器に電力を伝導する導電体を含むケーブルと、を含む海底光通信用のシステムであって、
前記複数の光中継器のうちの所定の光中継器は、
エルビウム添加ファイバと、
光ポンプユニットと、を含み、
前記光ポンプユニットは、
前記光ポンプユニットの入力側と出力側との間に結合された線電圧トランジスタと、
前記線電圧トランジスタに結合された入力側を有するDC-DCコンバータと、
前記DC-DCコンバータの出力側に結合された光ポンプアセンブリと、
前記光ポンプアセンブリに結合された電流制御アセンブリと、
前記電流制御アセンブリに結合された出力を有する絞り弁バック制御アセンブリと、
前記光中継器における線電流および中継器の電圧降下を監視することに用いられ、前記絞り弁バック制御アセンブリの入力に結合された電流/電圧センサと、を含み、
前記絞り弁バック制御アセンブリは、線電流または中継器の電圧降下の低下が発生した場合、前記光ポンプアセンブリにおける電力を低減させるように、前記電流制御アセンブリに信号を送信するように構成される、
海底光通信用のシステム。
【請求項8】
前記光ポンプアセンブリは一対の光ポンプを含み、前記一対の光ポンプのそれぞれは、双方向光ポンプとして配置される、
請求項7に記載の海底光通信用のシステム。
【請求項9】
前記電流制御アセンブリは一対の電流制御トランジスタを含み、第1電流制御トランジスタが前記光ポンプアセンブリの第1光ポンプに接続され、第2電流制御トランジスタが前記光ポンプアセンブリの第2光ポンプに個別に接続される、
請求項8に記載の海底光通信用のシステム。
【請求項10】
前記絞り弁バック制御アセンブリは一対の比較回路を含み、第1比較回路が前記第1電流制御トランジスタに接続され、第2比較回路が前記第2電流制御トランジスタに個別に接続される、
請求項9に記載の海底光通信用のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2023年12月11日に出願された名称が「FIBER OPTIC CABLE POWER IN REPEATERED SYSTEMS(中継システムにおける光ファイバケーブル電力)」で米国仮出願番号が63/608519である特許出願に対して優先権の利益を主張するものであり、全ての内容を引用により本願に援用する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
本開示の実施例は、光通信システムの分野に関する。より具体的には、本開示は、中継海底通信システムにおける電力使用を改善するための海底中継器におけるアーキテクチャに関する。
【背景技術】
【0003】
長距離の光通信システム(例えば、海底光通信システム)は、データおよび情報の通信を促進するために、多くの互いに接続された光ケーブルを含む。数百キロメートルまたは数千キロメートルのような長距離伝送については、光通信システムに中継器と呼ばれる装置が配備される。中継器は、50km、100km等の間隔で配置することができ、光信号を増幅する部品を含む。電線またはケーブルを介して中継器を含む光通信部品に給電することができ、これらの電線またはケーブルは、海底通信経路に沿って高圧のDC電流を送ることができる。
【0004】
特に、所定の中継器で、光ポンプユニット(OPU)は給電され、光ケーブルを介して送信される光信号を増幅する。光ポンプユニットは、エルビウム添加ファイバ増幅器(EDFA)の操作を制御することができ、EDFAは、所定の中継器によって送信される光信号を増幅することに用いられる。光ポンプユニットは、EDFAに使用されるポンプレーザの操作を制御して光増幅を提供するための回路を含む。
【0005】
光中継器の持続問題に関し、特に、ケーブルスパンに跨る数十個の中継器を含んでもよい長距離システムにおいて、EDFAに効果的に給電する必要がある。
【0006】
上記および他の考慮を参照した上で、本開示を提供する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施例において、光中継器用の光ポンプユニットを提供する。光ポンプユニットは、光ポンプユニットの入力側と出力側との間に結合された線電圧トランジスタを含んでもよい。光ポンプユニットは、線電圧トランジスタに結合された入力側を有するDC-DCコンバータと、DC-DCコンバータの出力側に結合された光ポンプアセンブリと、光ポンプアセンブリに結合された電流制御アセンブリとを更に含んでもよい。光ポンプユニットは、電流制御アセンブリに結合された出力を有する絞り弁バック制御アセンブリと、光中継器における線電流および電圧降下を監視することに用いられ、絞り弁バック制御アセンブリの入力に結合された電流/電圧センサとを更に含んでもよい。従って、線電流または電圧降下の低下が発生した場合、絞り弁バック制御アセンブリは、光ポンプアセンブリにおける電力を低減させるよう、電流制御アセンブリに信号を送信するように構成されてもよい。
【0008】
別の実施例において、海底光通信用のシステムを提供する。該システムは、信号経路を介して光信号を発信するステーションと、信号経路に沿って光信号を増幅する複数の光中継器と、信号経路に沿って光信号を伝導し、複数の光中継器に電力を伝導する導電体を含むケーブルと、を含む。従って、複数の光中継器のうちの所定の光中継器は、エルビウム添加ファイバと、光ポンプユニットとを含んでもよい。光ポンプユニットは、光ポンプユニットの入力側と出力側との間に結合された線電圧トランジスタと、線電圧トランジスタに結合された入力側を有するDC-DCコンバータと、DC-DCコンバータの出力側に結合された光ポンプアセンブリとを含んでもよい。光ポンプユニットは、光ポンプアセンブリに結合された電流制御アセンブリと、電流制御アセンブリに結合された出力を有する絞り弁バック制御アセンブリと、光中継器における線電流および中継器の電圧降下を監視し、絞り弁バック制御アセンブリの入力に結合された電流/電圧センサとを更に含んでもよい。従って、絞り弁バック制御アセンブリは、線電流または中継器の電圧降下の低下が発生した場合、光ポンプアセンブリにおける電力を低減させるように、電流制御アセンブリに信号を送信するように構成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例に基づいて配置された海底光通信システムのブロック図を示す。
本開示の実施例に基づいて配置された光ポンプユニットのブロック図を示す。
本開示の実施例に基づいて配置された光ポンプユニットの模式的な回路配置を示す。
【発明を実施するための形態】
【0010】
現在、以下で図面を参照しながら本実施例をより全面的に説明し、図面において例示的な実施例を示す。実施例の範囲は、本明細書で説明される実施例に制限されるものと解釈されるべきではない。逆に、これらの実施例は、本開示を徹底かつ完全にし、実施例の範囲を当業者に完全に伝えるように提供される。図面において、同じ参照番号は常に同じ構成要素を指す。
(【0011】以降は省略されています)
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