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公開番号2025093163
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208737
出願日2023-12-11
発明の名称通信システム
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社NTTデータ
代理人個人,個人,個人
主分類H04L 12/28 20060101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約【課題】単純な制御で車両との間で常時通信を行う通信システムを提供する。
【解決手段】通信システム(1)は、車両(C1、C2、C3)に搭載された通信装置(31、32、33)と、ロードバランサ(21、22)と、複数の配信システム(10a、10b)と、を備える。通信装置は、接続要求を示す車両メッセージをロードバランサに送信する。ロードバランサは、車両メッセージに係る設定パラメータに基づいて、複数の配信システムの一の配信システムに車両メッセージを転送するか否かを判定する。一の配信システムに車両メッセージを転送すると判定された場合、一の配信システムは、車両メッセージに対する返信メッセージを送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載された通信装置と、
ロードバランサと、
複数の配信システムと、
を備え、
前記通信装置は、接続要求を示す車両メッセージを前記ロードバランサに送信し、
前記ロードバランサは、前記車両メッセージに係る設定パラメータに基づいて、前記複数の配信システムの一の配信システムに前記車両メッセージを転送するか否かを判定し、
前記一の配信システムに前記車両メッセージを転送すると判定された場合、前記一の配信システムは、前記車両メッセージに対する返信メッセージを送信する
ことを特徴とする通信システム。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記複数の配信システム各々は、前記ロードバランサを介して、前記車両に対して配信メッセージを送信可能であり、
前記複数の配信システム各々は、前記配信メッセージを格納し、
前記複数の配信システムのうち、前記通信装置を介して前記車両と接続されている一の配信システムが、前記格納された配信メッセージを前記車両に送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記複数の配信システムのうち、前記車両と接続されていない一又は複数の配信システムは、前記格納された配信メッセージを破棄する
ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記複数の配信システムのうち第1配信システムは、前記配信メッセージを、前記複数の配信システムのうち第2配信システムに送信する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両との間で情報を送受信する通信システムの技術分野に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
この種のシステムとして、例えば、車両から車両データを収集するシステムが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-132368号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のシステムでは、例えば、車両との間の通信を常時可能とするための冗長構成において、複雑な制御が要求されることが多いという技術的問題点がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、比較的単純な制御で車両との間で常時通信を行うことができる通信システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る通信システムは、車両に搭載された通信装置と、ロードバランサと、複数の配信システムと、を備え、前記通信装置は、接続要求を示す車両メッセージを前記ロードバランサに送信し、前記ロードバランサは、前記車両メッセージに係る設定パラメータに基づいて、前記複数の配信システムの一の配信システムに前記車両メッセージを転送するか否かを判定し、前記一の配信システムに前記車両メッセージを転送すると判定された場合、前記一の配信システムは、前記車両メッセージに対する返信メッセージを送信するというものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。
実施形態に係る通信システムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
通信システムに係る実施形態について図1及び図2を参照して説明する。図1において、通信システム1は、配信システム10a及び10b、ロードバランサ21及び22、DCM(Data Communication Module)31、32及び33、並びに、端末装置T1、T2及びT3を備える。DCM31、32及び33は、夫々、車両C1、C2及びC3に搭載されている。
【0009】
尚、通信システム1は、3以上の配信システムを備えていてもよい。通信システム1は、4以上のDCMを備えていてもよい。或いは、通信システム1は、DCM31、32及び33の一つ又は二つを備えていてもよい。通信システム1は、4以上の端末装置を備えていてもよい。或いは、通信システムは、端末装置T1、T2及びT3の一つ又は二つを備えていてもよい。
【0010】
配信システム10a及び10b、並びに、ロードバランサ21及び22は、例えばインターネット等の広域ネットワークに接続されている。DCM31、32及び33は、例えば無線基地局を介して、上記広域ネットワークに接続されている。このため、車両C1、C2及びC3は、コネクテッドカーであってよい。端末装置T1、T2及びT3は、例えば無線基地局又は通信ケーブルを介して、上記広域ネットワークに接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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