TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025093140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208692
出願日2023-12-11
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、画像表示装置及び撮像装置
出願人フォージビジョン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 5/00 20060101AFI20250616BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】人間が映っている画像について所定の色補正を行なうことにより、撮影時の照明環境が異なる場合でも同様な色相の画像を提供する。
【解決手段】本発明の画像処理装置は、人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、補正後の画像を表示部に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、
補正後の画像を表示部に出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記人間の肌色色相を示す値が、HSL色空間の色相15°~25°のいずれかの値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記色補正手段が、
前記画像において人間の肌部分が占めている画像領域を特定する画像領域特定部と、
特定された前記画像領域の色相平均値を導出する色相導出部と、
前記画像領域の色相平均値を、前記人間の肌色色相を示す値にシフト補正する補正部と
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項4】
画像取得手段が、人間が映っている画像の画像データを取得し、
色補正手段が、前記画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正し、
出力手段が、補正後の画像を表示部に出力する
ことを特徴とする画像処理方法。
【請求項5】
コンピュータを、
人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、
補正後の画像を表示部に出力する出力手段と
して機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
【請求項6】
人間が映っている画像を表示部に表示する画像表示装置であって、
前記人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、
補正後の画像を表示部に出力する出力手段と
を備えることを特徴とする画像表示装置。
【請求項7】
撮像装置であって、
撮像部と、
前記撮像部により撮像された、人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、
前記画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、
補正後の画像を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、画像表示装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、情報通信機器を用いた診療(いわゆる「オンライン診療」又は「遠隔診療」と呼ぶ。)は、医療の質の向上、患者の利便性の向上、離島やへき地などにおける医療の地域差の是正など地域医療の充実の観点から重要な位置付けとして期待されている。医師の診療においては、身体的な状態を査定する視診が行なわれる。
【0003】
例えば、医師が黄疸の症状をオンライン診療で診察する場合、黄疸の症状が現れやすい白目や皮膚など患者の画像を見て、医師が診察することになる。このとき、医療機関側のディスプレイに表示される患者画像を見て視診するが、患者を撮影したカメラの性能や、撮影時の外光の量や光の当たり方などにより色相や明るさが異なってくる。つまり、撮影時の照明環境が影響する。したがって、オンライン診療においては、医師が正しく視診できるようにするため、医療機関側のディスプレイに表示する画像の色を補正することが要求される。
【0004】
特許文献1には、患者の肌の色や舌色などの色情報を用いた遠隔診療に関するものが開示されている。例えば、患者を撮影する際に、カラーチャートを同時に撮影し、画像を表示する際に、表示部に表示されるカラーチャート内の色が、表示部が置かれた場所の光源下で測定される色に近づくように、色補正部が画像データの色を補正するというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-137109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、事前に取り決めたカラーチャートと一緒に撮影しなければならないという煩わしさが生じ得る。
【0007】
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために、人間が映っている画像について所定の色補正を行なうことにより、撮影時の照明環境が異なる場合でも同様な色相の画像を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するために、第1の本発明の画像処理装置は、(1)人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、(2)画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、(3)補正後の画像を表示部に出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
第2の本発明の画像処理方法は、(1)画像取得手段が、人間が映っている画像の画像データを取得し、(2)色補正手段が、画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正し、(3)出力手段が、補正後の画像を表示部に出力することを特徴とする。
【0010】
第3の本発明の画像処理プログラムは、コンピュータを、(1)人間が映っている画像の画像データを取得する画像取得手段と、(2)画像における人間の肌部分が占めている画像領域の色相を示す値を、人間の肌色色相を示す値になるように色相を補正する色補正手段と、(3)補正後の画像を表示部に出力する出力手段として機能させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
4か月前
個人
歯茎みが品
5か月前
個人
鼾防止用具
4か月前
個人
洗井間専家。
3か月前
個人
導電香
5か月前
個人
マッサージ機
5か月前
個人
白内障治療法
3か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
脈波測定方法
4か月前
個人
片足歩行支援具
5か月前
個人
クリップ
5か月前
個人
バッグ式オムツ
19日前
個人
歯の修復用材料
13日前
個人
ホバーアイロン
2か月前
個人
矯正椅子
1か月前
個人
歯の保護用シール
1か月前
個人
口内洗浄具
4か月前
個人
シャンプー
2か月前
三生医薬株式会社
錠剤
3か月前
個人
車椅子持ち上げ器
3か月前
株式会社八光
剥離吸引管
1か月前
株式会社大野
骨壷
3日前
個人
除菌システム
5か月前
株式会社コーセー
化粧料
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
5か月前
株式会社 MTG
浴用剤
5か月前
個人
服薬支援装置
3か月前
株式会社結心
手袋
4か月前
株式会社コロナ
サウナ装置
2か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
3か月前
個人
腰用サポーター
4か月前
個人
高気圧環境装置
24日前
株式会社ファンケル
化粧料
4か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
1か月前
個人
尿バッグカバー
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
5か月前
続きを見る