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公開番号2025092734
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025061704,2022505004
出願日2025-04-03,2021-01-08
発明の名称情報処理装置、制御方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250612BHJP(チェック装置)
要約【課題】目的の一つは、商品が精算対象として登録されたことを精度よく確認する技術を提供することである。
【解決手段】登録確認装置(2000)は、対象取引について、スキャン動作が行われた回数と、精算対象として登録された商品の個数との関係が所定条件を満たすか否かを判定する。スキャン動作は、動画(12)を解析することで検出される。登録確認装置(2000)は、上記関係が所定条件を満たさない場合に所定の出力処理を行う。ここで、所定条件は、登録された商品の個数が検出されたスキャン動作の回数以上である場合に満たされる条件である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの手が含まれる動画を解析することで、商品を商品登録装置のスキャナにスキャンさせるスキャン動作を、検出するスキャン動作検出部と、
前記スキャン動作が行われた全回数と、精算対象として登録された商品の個数とに基づいて商品が登録されなかったスキャン動作が存在するか否かを判定する判定部と、
商品が登録されなかったスキャン動作が存在する場合に、登録されなかった商品を把握するための情報を前記商品登録装置に出力する出力部と、を有する
情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記登録されなかった商品を把握するための前記情報は、前記登録されなかった商品について行われたスキャン動作が記録された画像、前記スキャナによって生成された画像、および前記登録されなかった商品の識別情報のうち少なくともいずれかである
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記登録されなかった商品を把握するための前記情報を前記商品登録装置に出力する処理は、前記商品登録装置に対し、商品の登録の終了を示す操作が行われた後に実行される
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記出力部は、各スキャン動作が行われた期間と、各商品が登録された時点とを比較することにより、商品が登録されなかったスキャン動作を特定する、請求項1から3いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記動画において、手が前記スキャナの読み取りエリアに入り、かつ、その後にその手が読み取りエリアの外に出た場合に、スキャン動作が検出される、請求項1から4いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記スキャン動作検出部は、入力された動画からスキャン動作を検出する検出モデルを用いて、前記スキャン動作を検出し、
前記検出モデルは、スキャン動作をカメラで撮像することで得られた動画を利用して学習されたモデルである、請求項1から5いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記出力部は、商品が登録されなかったスキャン動作が存在する場合に、商品のスキャンのやり直しを促すメッセージをさらに出力する、請求項1から6いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記スキャン動作検出部は、スキャン動作が不正なスキャン動作と不正でないスキャン動作のいずれであるかを判別し、
前記出力部は、商品が登録されなかったスキャン動作が不正なスキャン動作である場合と、商品が登録されなかったスキャン動作が不正でないスキャン動作である場合とで、互いに異なる出力処理を行う、請求項1から7いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記商品登録装置と一体として設けられている請求項1から8いずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
コンピュータによって実行される制御方法であって、
ユーザの手が含まれる動画を解析することで、商品を商品登録装置のスキャナにスキャンさせるスキャン動作を、検出するスキャン動作検出ステップと、
前記スキャン動作が行われた全回数と、精算対象として登録された商品の個数とに基づいて商品が登録されなかったスキャン動作が存在するか否かを判定する判定ステップと、
商品が登録されなかったスキャン動作が存在する場合に、登録されなかった商品を把握するための情報を前記商品登録装置に出力する出力ステップと、を有する
制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、商品を精算対象として登録する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
店舗で商品を購入する場合、購入対象の商品をスキャナ(バーコードリーダなど)に読み取らせることにより、商品が精算対象として登録される。商品の登録に利用される装置は、商品登録装置などと呼ばれる。
【0003】
このような商品登録装置における商品のスキャンにおいて、不正な操作を検出する技術が開発されている。特許文献1は、スキャンされた商品の個数と、スキャナ付近に設けられた光学式のセンサによって検出された商品の通過数とを比較することで、不正を検知する技術を開示している。より具体的には、ユーザが商品をスキャナにスキャンさせる動作(以下、スキャン動作)において、ユーザの手が通過する場所に、発光器と受光器から成る反射型光学検出構造のセンサが、離間した状態で2つ設けられる。そして、当該2つのセンサによって所定の順番で物体が検出された場合に、商品の通過数がカウントされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平07-210757号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明では、発光器と受光器から成るセンサで商品の通過を検出するため、検出漏れや誤検出が発生しやすいと考えられる。例えば、ユーザが身体を動かした際、たまたま2つのセンサの前をユーザの身体が通過してしまうと、その動きがスキャン動作として誤検出されてしまう。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、商品が精算対象として登録されたことを精度よく確認する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の登録確認装置は、ユーザの手が含まれる動画を解析することでスキャン動作を検出するスキャン動作検出部と、対象取引について、スキャン動作が行われた回数と、精算対象として登録された商品の個数との関係が所定条件を満たすか否かを判定する判定部と、関係が所定条件を満たさない場合に所定の出力処理を行う出力部と、を有する。
所定条件は、登録された商品の個数が検出されたスキャン動作の回数以上である場合に満たされる条件である。
【0008】
本発明の第2の登録確認装置は、ユーザの手が含まれる動画を解析することでスキャン動作を検出するスキャン動作検出部と、スキャン動作に応じて商品が精算対象として登録されたか否かを判定する判定部と、スキャン動作に応じて商品が精算対象として登録されなかった場合に所定の出力処理を行う出力部と、を有する。
動画において、手がスキャナの読み取りエリアに入り、かつ、その後にその手が読み取りエリアの外に出た場合に、スキャン動作が検出される。
【0009】
本発明の第1の制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、ユーザの手が含まれる動画を解析することでスキャン動作を検出するスキャン動作検出ステップと、対象取引について、スキャン動作が行われた回数と、精算対象として登録された商品の個数との関係が所定条件を満たすか否かを判定する判定ステップと、関係が所定条件を満たさない場合に所定の出力処理を行う出力ステップと、を有する。
所定条件は、登録された商品の個数が検出されたスキャン動作の回数以上である場合に満たされる条件である。
【0010】
本発明の第2の制御方法はコンピュータによって実行される。当該制御方法は、ユーザの手が含まれる動画を解析することでスキャン動作を検出するスキャン動作検出ステップと、スキャン動作に応じて商品が精算対象として登録されたか否かを判定する判定ステップと、スキャン動作に応じて商品が精算対象として登録されなかった場合に所定の出力処理を行う出力ステップと、を有する。
動画において、手がスキャナの読み取りエリアに入り、かつ、その後にその手が読み取りエリアの外に出た場合に、スキャン動作が検出される。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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