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公開番号
2025089968
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204980
出願日
2023-12-04
発明の名称
位置情報可視化システム、装置、方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04M
11/00 20060101AFI20250609BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザ端末の所有者とその通信相手について、地図上の位置を特定して可視化する。
【解決手段】位置情報可視化システムは、ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を取得する第1の取得手段と、ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、ユーザ端末の位置情報を取得する第2の取得手段と、第1の取得手段と、第2の取得手段と、により取得された位置情報を1つの地図上に表示する表示制御手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を取得する第1の取得手段と、
前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段と、前記第2の取得手段と、により取得された位置情報を1つの地図上に表示する表示制御手段と、を備える、
位置情報可視化システム。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記第1の取得手段は、
前記ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から抽出したメッセージをAIで判定し、前記ユーザ端末に対してメッセージを送受信している他の端末を所持する対象人物と、前記対象人物がいる位置と、を推定するとともに、
前記推定に用いられたメッセージが送受信された時刻を、前記ユーザ端末の前記メッセージの履歴から取得して、前記位置情報に対して前記時刻の関連付けを行い、
前記表示制御手段は、
前記第1の取得手段で関連付けされた前記時刻に、前記他の端末を所持する前記対象人物が、推定された位置にいたものとして地図上に表示する、
請求項1に記載の位置情報可視化システム。
【請求項3】
前記第1の取得手段で取得された位置情報と、前記第2の取得手段で取得された位置情報と、をそれぞれ指定可能な指定手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記指定手段によって前記第1の取得手段と、前記第2の取得手段の少なくとも一方が選択された場合に、選択された前記取得手段により推定された位置情報を、地図上に表示する、
請求項1又は請求項2に記載の位置情報可視化システム。
【請求項4】
前記指定手段は、前記第1の取得手段と、前記第2の取得手段により推定される位置情報について、対象人物ごとに指定可能であり、
前記表示制御手段は、
前記指定手段により対象人物が選択された場合に、選択された対象人物の位置情報を、地図上に表示する、
請求項3に記載の位置情報可視化システム。
【請求項5】
地図上に位置情報を表示する際に、表示対象とする時刻の絞り込み設定を行う絞込手段をさらに備え、
前記第2の取得手段は、
前記ユーザ端末の位置情報と、前記他の端末の位置情報と、の少なくとも一方の位置情報を取得するとともに、前記位置情報に関連付ける時刻を前記ユーザ端末から取得して関連付けを行い、
前記表示制御手段は、
前記絞込手段により前記時刻の絞り込み設定された際に、位置情報に関連付けられた時刻が、絞り込み設定された時刻の範囲内である場合に、地図上に表示する、
請求項1又は請求項2に記載の位置情報可視化システム。
【請求項6】
前記第2の取得手段は、
前記ユーザ端末で利用している無線通信の履歴の情報と、前記無線通信の実行時の時刻として前記ユーザ端末で関連付けられている時刻の情報と、ネットワーク識別子を利用して取得される前記無線通信のアクセスポイントの情報と、に応じて、位置情報を取得する、
請求項1又は請求項2に記載の位置情報可視化システム。
【請求項7】
前記第2の取得手段は、
位置情報を取得する際に、前記ユーザ端末に記憶されている写真の緯度経度の情報と、電話帳の登録者の情報と、通話の発着信履歴の情報と、予定表の情報と、のうち少なくとも1つをさらに利用し、または、前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて取得することに代えて、前記ユーザ端末に記憶されている写真の緯度経度の情報と、電話帳の登録者の情報と、通話の発着信履歴の情報と、予定表の情報と、のうち少なく1つを利用し、
前記ユーザ端末と前記他の端末の位置情報のいずれか少なくとも一方の位置情報を取得する、
請求項1又は請求項2に記載の位置情報可視化システム。
【請求項8】
ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を取得する第1の取得手段と、
前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を取得する第2の取得手段と、
前記第1の取得手段と、前記第2の取得手段と、により取得された位置情報を1つの地図上に表示する表示制御手段と、を備える、
位置情報可視化装置。
【請求項9】
ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を、第1の取得結果を取得し、
前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を第2の取得結果として取得し、
前記第1の取得結果と、前記第2の取得結果と、により推定された位置情報を1つの地図上に表示する、
位置情報可視化方法。
【請求項10】
ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を第1の取得結果として取得し、
前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を、第2の取得結果として取得し、
前記第1の取得結果と、前記第2の取得結果と、により推定された位置情報を1つの地図上に表示する、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、位置情報可視化システム、装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、プログラムを実行することにより様々な機能を発揮できるスマートフォン等の携帯端末(以下、ユーザ端末)が広く利用されている。具体的には、このようなユーザ端末では、通話機能に加えて、文字情報を利用した通信、GPS(Global Positioning system)を利用して地図情報を表示すること、写真の撮影、動画の取得、予定表の記録等が可能である。
【0003】
特許文献1には、ユーザ端末により利用可能なメッセンジャーアプリのチャット機能において、グループチャット内で入力された所定の文字列を解析して、チャットの入力者の位置を推定することについて記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-015774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザ端末に記録されている情報から、ユーザ端末の所有者の調査だけでなく、このユーザ端末を介した通信を行った通信相手についての調査を行いたいという要望がある。より具体的には、ユーザ端末の所有者とその通信相手について、地図上の位置を特定して、可視化したいという要望がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の位置情報可視化システムは、ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を取得する第1の取得手段と、前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段と、前記第2の取得手段と、により取得された位置情報を1つの地図上に表示する表示制御手段と、を備える。
【0007】
また、本開示の位置情報可視化装置は、ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を取得する第1の取得手段と、前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段と、前記第2の取得手段と、により取得された位置情報を1つの地図上に表示する表示制御手段と、を備える。
【0008】
また、本開示の位置情報可視化方法は、ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を、第1の取得結果を取得し、前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を第2の取得結果として取得し、前記第1の取得結果と、前記第2の取得結果と、により推定された位置情報を1つの地図上に表示する。
【0009】
また、本開示のプログラムは、ユーザ端末で送受信されたメッセージの履歴から、前記ユーザ端末に対してネットワークを介してメッセージの送受信を行った他の端末の位置情報を第1の取得結果として取得し、前記ユーザ端末が利用している無線通信の履歴の情報に基づいて、前記ユーザ端末の位置情報を、第2の取得結果として取得し、前記第1の取得結果と、前記第2の取得結果と、により推定された位置情報を1つの地図上に表示する。
【発明の効果】
【0010】
一側面によれば、ユーザ端末の所有者と、その通信相手について、地図上の位置を特定して、地図上に可視化できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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