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公開番号2025097666
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023213995
出願日2023-12-19
発明の名称処理装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06T 7/11 20170101AFI20250624BHJP(計算;計数)
要約【課題】廃棄物の分類を適切に行うことが難しい場合がある。
【解決手段】処理装置は、分類対象となる廃棄物を置く台座部と、台座部上に置かれた廃棄物を撮像する可視光カメラと、台座部上に置かれた廃棄物を撮像する遠赤外線カメラと、を有し、前記台座部の表面上には、可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様と、が形成されている。
【選択図】図11


特許請求の範囲【請求項1】
分類対象となる廃棄物を置く台座部と、
前記台座部の上に置かれた廃棄物を撮像する可視光カメラと、
前記台座部の上に置かれた廃棄物を撮像する遠赤外線カメラと、
を有し、
廃棄物を置く前記台座部の表面上には、可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様と、が形成されている
処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
請求項1に記載の処理装置であって、
前記台座部上に置かれた廃棄物を加熱する加熱部を有し、
前記可視光カメラは、少なくとも前記加熱部による加熱前において、前記台座部上に置かれた廃棄物を撮像し、
前記遠赤外線カメラは、前記加熱部による加熱前と加熱後において、前記台座部上に置かれた廃棄物を撮像する
処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の処理装置であって、
前記台座部の表面上に設置された前記加熱部により前記第2模様が形成されている
処理装置。
【請求項4】
可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様とが表面上に形成された台座部上に分類対象となる廃棄物を置いた状態で、可視光カメラまたは遠赤外線カメラが取得した画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データ取得部が取得した画像データを用いて、可視光または遠赤外線を透過するか否かに応じた分類を行う分類部と、
を有する
分類装置。
【請求項5】
請求項4に記載の分類装置であって、
廃棄物を分類する際の比較対象となる比較用の画像データを取得する比較対象取得部と、
所定時間加熱した後に遠赤外線カメラを用いて撮像した、分類対象となる廃棄物を含む画像データと、前記比較対象取得部が取得した比較用の画像データと、を比較することで廃棄物を分類する比較部と、
前記分類部による分類結果に応じて、分類対象となる廃棄物のうち前記比較部による比較対象とならない廃棄物を除外する除外部と、
を有し、
前記比較部は、前記除外部により除外されなかった廃棄物について、比較による分類を行う
分類装置。
【請求項6】
請求項5に記載の分類装置であって、
所定時間加熱した後に遠赤外線カメラを用いて撮像した画像データは、分類対象となる廃棄物のほかに、比較用の物質を設置した状態で撮像されており、
前記比較対象取得部は、所定時間加熱した後に遠赤外線カメラを用いて撮像した画像データから比較用の画像データを取得する
分類装置。
【請求項7】
請求項4に記載の分類装置であって、
前記分類部は、可視光または遠赤外線を透過するか否かに応じた分類を行うとともに、分類対象となる廃棄物が金属であるか否かに応じた分類を行う
分類装置。
【請求項8】
請求項4に記載の分類装置であって、
前記画像データ取得部は、前記第1模様と、分類対象となる廃棄物を加熱する際に用いる加熱部により形成された前記第2模様と、が形成された前記台座部上に分類対象となる廃棄物を置いた状態で、可視光カメラまたは遠赤外線カメラが取得した画像データを取得する
分類装置。
【請求項9】
情報処理装置が、
廃棄物を分類する際の比較対象となる比較用の画像データを取得し、
所定時間加熱した後に遠赤外線カメラを用いて撮像した、分類対象となる廃棄物を含む画像データと、取得した比較用の画像データと、を比較することで廃棄物を分類する
分類方法。
【請求項10】
情報処理装置に、
廃棄物を分類する際の比較対象となる比較用の画像データを取得し、
所定時間加熱した後に遠赤外線カメラを用いて撮像した、分類対象となる廃棄物を含む画像データと、取得した比較用の画像データと、を比較することで廃棄物を分類する
処理を実現するためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、分類装置、分類方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
廃棄物などを分類する際に用いられる技術が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、廃棄物をカメラにより撮影して画像を取得する画像取得ステップと、取得した画像から廃棄物の素材の種類を判断する受動的判断ステップと、を有することを特徴とする廃棄物の素材の種類の判断方法が記載されている。また、特許文献1には、受動的判断ステップの例として、色、テクスチャー、透過率、反射率、圧力や裁断による判断などが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-137828号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されているように、可視光や紫外線などを用いた際に透明に見えるか否かは廃棄物などを分類する際の手がかりの一つとなる。この際、廃棄物自体と廃棄物を置く場所の色が似ているなど、廃棄物と場所の関係によっては、画像データを用いて透明であるか否かを判別することが難しい場合がある。その結果、画像データを用いた適切な分類を行うことが難しい場合がある、という課題が生じていた。
【0006】
そこで、本開示は、上述した課題を解決することが可能な処理装置、分類装置、分類方法、プログラムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するため本開示における処理装置は、
分類対象となる廃棄物を置く台座部と、
前記台座部上に置かれた廃棄物を撮像する可視光カメラと、
前記台座部上に置かれた廃棄物を撮像する遠赤外線カメラと、
を有し、
前記台座部の表面上には、可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様と、が形成されている
という構成をとる。
【0008】
また、本開示における分類装置は、
可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様とが表面上に形成された台座部上に分類対象となる廃棄物を置いた状態で、可視光カメラまたは遠赤外線カメラが取得した画像データを取得する画像データ取得部と、
前記画像データ取得部が取得した画像データを用いて、可視光または遠赤外線を透過するか否かに応じた分類を行う分類部と、
を有する
という構成をとる。
【0009】
また、本開示における分類方法は、
可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様とが表面上に形成された台座部上に分類対象となる廃棄物を置いた状態で、可視光カメラまたは遠赤外線カメラが取得した画像データを取得し、
取得した画像データを用いて、可視光または遠赤外線を透過するか否かに応じた分類を行う
という構成をとる。
【0010】
また、本開示におけるプログラムは、
可視光で判別可能な第1模様と、遠赤外線で判別可能な第2模様とが表面上に形成された台座部上に分類対象となる廃棄物を置いた状態で、可視光カメラまたは遠赤外線カメラが取得した画像データを取得し、
取得した画像データを用いて、可視光または遠赤外線を透過するか否かに応じた分類を行う
という構成をとる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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