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公開番号2025090374
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205571
出願日2023-12-05
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/70 20170101AFI20250610BHJP(計算;計数)
要約【課題】3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する処理の負荷を軽減させる情報処理装置を実現する。
【解決手段】情報処理装置は、3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得部と、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
仮想的な3次元空間に関する情報であって、当該3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得手段と、
前記3次元空間において、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、前記3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、前記空間情報を参照して前記3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記位置特定手段は、
前記3次元空間全体を横断するように設定された前記複数の平面のうち、或る平面と前記オブジェクトとの位置関係を特定することによって、当該或る平面の法線方向に関する当該オブジェクトの位置を特定する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記空間情報を参照して、前記位置特定手段が前記オブジェクトの位置を特定する処理を間引く間引き手段、をさらに備える
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記間引き手段は、位置特定手段が位置を特定する処理を実行する時間間隔を、所定の時間間隔よりも長くする
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
位置を特定されたオブジェクトに関して、所定の時間経過後、前記位置特定手段が当該オブジェクトの位置を再度特定する場合、前記間引き手段は、前記位置特定手段に対して、前回特定された位置から所定の範囲に含まれる平面を用いて当該オブジェクトの位置を特定させる、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記位置特定手段が特定した位置を出力する出力手段、をさらに備える
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記複数の平面によって特定される複数の空間のそれぞれに、他の空間と識別するための識別情報を設定する設定手段、をさらに備える
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
実空間におけるオブジェクトを検知するセンサから出力されたセンサ情報を参照し、当該オブジェクトの位置を前記識別情報に変換する変換手段、をさらに備える
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
少なくとも1つのプロセッサが、仮想的な3次元空間に関する情報であって、当該3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得処理と、
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記3次元空間において、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、前記3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、前記空間情報を参照して前記3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定処理と、
を含む情報処理方法。
【請求項10】
情報処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
仮想的な3次元空間に関する情報であって、当該3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得手段と、
前記3次元空間において、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、前記3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、前記空間情報を参照して前記3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定手段と、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
仮想的な3次元空間に関する技術が知られている。例えば、特許文献1には、仮想3次元空間に配置されるキャラクタの移動を制御するゲーム装置が開示されている。当該ゲーム装置では、キャラクタ等のオブジェクトの位置(x,y,z)や回転角度(x軸,y軸,z軸周りの角度)を求める処理を行い、オブジェクト間の衝突判定処理などを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-63844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ゲーム以外にも、例えばショッピングするための店舗など、3次元空間を利用したサービスが増えている。そのため、3次元空間を利用したサービスを容易に提供するためのプラットフォームも開発されている。しかしながら、このようなプラットフォームは、3次元空間に存在するオブジェクトの位置を、必ずしもプラットフォームを使用するユーザ側に通知する仕様にはなっていない。そのため、プラットフォームを使用するユーザ側がオブジェクトの位置を特定したい場合、オブジェクトの位置を特定する処理を実行する必要がある。
【0005】
例えば、特許文献1に記載されている方法を用いて、3次元空間に存在するキャラクタ等のオブジェクトの位置を特定する場合を想定する。この場合、x軸、y軸、およびz軸を設定し、各軸についてオブジェクトが存在する座標を特定する必要がある。当該構成において、例えば、各軸に座標0~100を割り当てた場合、オブジェクトの位置を座標によって特定するには、100×100×100=1000000回の処理が必要となる。このように、特許文献1に記載されている方法を用いて3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する場合、処理の負荷が重くなるという問題がある。
【0006】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その一例示的目的は、3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する処理の負荷を軽減させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例示的側面に係る情報処理装置は、仮想的な3次元空間に関する情報であって、当該3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得手段と、前記3次元空間において、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、前記3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、前記空間情報を参照して前記3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定手段と、を備える。
【0008】
本開示の一例示的側面に係る情報処理方法は、少なくとも1つのプロセッサが、仮想的な3次元空間に関する情報であって、当該3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得処理と、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記3次元空間において、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、前記3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、前記空間情報を参照して前記3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定処理と、を含む。
【0009】
本開示の一例示的側面に係るプログラムは、情報処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、仮想的な3次元空間に関する情報であって、当該3次元空間に存在するオブジェクトに関する情報を含む空間情報を取得する空間情報取得手段と、前記3次元空間において、互いに独立な複数の軸をそれぞれ法線方向とする複数の平面であって、前記3次元空間全体を横断するように設定された複数の平面を用いて、前記空間情報を参照して前記3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する位置特定手段と、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一例示的側面によれば、3次元空間に存在するオブジェクトの位置を特定する処理の負荷を軽減させる技術を提供することができるという一例示的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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