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公開番号2025087126
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201564
出願日2023-11-29
発明の名称サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 16/90 20190101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約【課題】学習モデルを用いて提供されるサービスを利用する利用者の負担を軽減する、サーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置は、要求取得手段と、回答取得手段と、回答提供手段と、を備える。要求取得手段は、利用者からの特定のテーマに関する要求であって、少なくとも2以上の学習モデルへの第1の要求を取得する。回答取得手段は、少なくとも、特定のテーマに関連した状況を示すシーンと第1の要求を用いて、少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから回答を取得する。回答提供手段は、少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから得られた回答を利用者に提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者からの特定のテーマに関する要求であって、少なくとも2以上の学習モデルへの第1の要求を取得する、要求取得手段と、
少なくとも、前記特定のテーマに関連した状況を示すシーンと前記第1の要求を用いて、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから回答を取得する、回答取得手段と、
前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから得られた回答を前記利用者に提供する、回答提供手段と、
を備える、サーバ装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記回答取得手段は、
前記シーンと前記第1の要求に基づいて、前記少なくとも2以上の学習モデルのうち第1の学習モデルに入力する第1のクエリを生成し、前記生成した第1のクエリを前記第1の学習モデルに入力することで前記第1の学習モデルから第1の回答を取得し、
前記シーン、前記第1の要求及び第1の回答に基づいて、前記少なくとも2以上の学習モデルのうち第2の学習モデルに入力する第2のクエリを生成し、前記生成した第2のクエリを前記第2の学習モデルに入力することで前記第2の学習モデルから第2の回答を取得し、
前記回答提供手段は、前記第1及び第2の回答を前記利用者に提供する、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記要求取得手段は、前記第1及び第2の回答が提供された前記利用者から第2の要求を取得し、
前記回答取得手段は、
前記シーン、前記第2の要求、前記第1及び/又は第2の回答に基づいて、前記第1の学習モデルに入力する第3のクエリを生成し、前記生成した第3のクエリを前記第1の学習モデルに入力することで前記第1の学習モデルから第3の回答を取得し、
前記シーン、前記第2の要求、前記第3の回答、前記第1及び/又は第2の回答に基づいて、前記第2の学習モデルに入力する第4のクエリを生成し、前記生成した第4のクエリを前記第2の学習モデルに入力することで前記第2の学習モデルから第4の回答を取得する、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記第1及び第2の回答が提供された前記利用者から、前記第1及び第2の学習モデルの回答順序を変更することを示す指示を取得する、変更指示取得手段をさらに備え、
前記回答取得手段は、
前記シーン、前記第1の要求、前記第2の回答に基づいて、前記第1の学習モデルに入力する第3のクエリを生成し、前記生成した第3クエリを前記第1の学習モデルに入力することで前記第1の学習モデルから第3の回答を取得する、請求項2に記載のサーバ装置。
【請求項5】
予め定義された複数のシーンのなかから前記利用者が選択したシーンを取得する、シーン選択制御手段と、
学習データにより特徴付けられた複数の学習モデルのなかから前記利用者が選択した少なくとも2以上の学習モデルを取得する、学習モデル選択制御手段と、
をさらに備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のサーバ装置。
【請求項6】
前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれについて、前記利用者を支援する支援者の候補に関する情報を記憶する、記憶手段と、
前記利用者と前記少なくとも2以上の学習モデルとの間でやり取りされる要求と回答を含む会話履歴を解析することで、前記記憶された支援者の候補のなかから前記利用者を支援する前記支援者を決定する、支援制御手段をさらに備える、請求項1に記載のサーバ装置。
【請求項7】
前記支援制御手段は、
前記会話履歴に記憶された前記利用者の要求に関する第1のベクトルを算出し、前記会話履歴に含まれる前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれの回答に関する、少なくとも2以上の第2のベクトルを算出し、
前記第1のベクトルと前記少なくとも2以上の第2のベクトルそれぞれとの間の類似度を算出し、
前記算出された類似度に基づいて、前記記憶された支援者の候補のなかから前記利用者を支援する前記支援者を決定する、請求項6に記載のサーバ装置。
【請求項8】
前記支援制御手段は、前記第1のベクトルとの間の類似度が最も高い前記第2のベクトルに対応する前記学習モデルに対応付けて記憶された前記支援者の候補を、前記利用者を支援する前記支援者として決定する、請求項7に記載のサーバ装置。
【請求項9】
前記支援制御手段は、前記少なくとも2以上の第2のベクトルを算出する際、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれに重みを与える、請求項8に記載のサーバ装置。
【請求項10】
前記支援制御手段は、
前記利用者が前記少なくとも2以上の学習モデルの回答順序を変更した場合、前記利用者が回答順序を変更した学習モデルに与える重みを、前記利用者が回答順序を変更していない学習モデルに与える重みよりも重くする、請求項9に記載のサーバ装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
利用者間のコミュニケーションを支援する技術が存在する。
【0003】
例えば、特許文献1には、自分の性格・趣向と相手のそれらとがどこがどう違うかを理解した上で、適切な言葉を掛けたり、言葉を適切に受け止めたりして円滑で良好なコミュニケーションを可能にする情報提供方法を提供する、と記載されている。特許文献1において、生年月日を起点として人間の性格・趣向でコミュニケーション上関わってくる部分の傾向が明確に規定される。性格の違う人同士のコミュニケーションにおけるトラブル傾向や対策をも明確に規定される。特許文献1の情報提供方法は、これらをデータベース化したものに、ユーザが相手方の生年月日や実施日、場面の情報を入力し、場面に応じて、相手方に対して響く言葉掛けができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-220077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の段落[0028]に記載されたように、人工知能(機械学習により得られた学習モデル)を会話相手に設定し、利用者の悩み等の相談に応じてサービスが存在する。ここで、人工知能(学習モデル)は、利用者が入力した質問に応じて回答を出力するため、利用者の質問が曖昧な場合、利用者が意図しない回答を出力する可能性がある。しかしながら、学習モデルから適切な回答を引き出すために自らの悩み等を正確に入力することは利用者にとって大きな負担になる。
【0006】
本発明は、学習モデルを用いて提供されるサービスを利用する利用者の負担を軽減することに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムを提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の視点によれば、利用者からの特定のテーマに関する要求であって、少なくとも2以上の学習モデルへの第1の要求を取得する、要求取得手段と、少なくとも、前記特定のテーマに関連した状況を示すシーンと前記第1の要求を用いて、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから回答を取得する、回答取得手段と、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから得られた回答を前記利用者に提供する、回答提供手段と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0008】
本発明の第2の視点によれば、利用者からの特定のテーマに関する要求であって、少なくとも2以上の学習モデルへの第1の要求を取得する、要求取得工程と、少なくとも、前記特定のテーマに関連した状況を示すシーンと前記第1の要求を用いて、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから回答を取得する、回答取得工程と、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから得られた回答を前記利用者に提供する、回答提供工程と、を備える、サーバ装置の制御方法が提供される。
【0009】
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置に搭載されたコンピュータに、利用者からの特定のテーマに関する要求であって、少なくとも2以上の学習モデルへの第1の要求を取得する、要求取得処理と、少なくとも、前記特定のテーマに関連した状況を示すシーンと前記第1の要求を用いて、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから回答を取得する、回答取得処理と、前記少なくとも2以上の学習モデルそれぞれから得られた回答を前記利用者に提供する、回答提供処理と、を実行させるためのプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の各視点によれば、学習モデルを用いて提供されるサービスを利用する利用者の負担を軽減することに寄与する、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラムが提供される。なお、本発明の効果は上記に限定されない。本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果と共に、他の効果が奏されてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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