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公開番号2025092352
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2024054972
出願日2024-03-28
発明の名称化粧料容器
出願人株式会社トキワ
代理人個人,個人,個人
主分類A45D 34/04 20060101AFI20250612BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】先端の穂先の均一性を高めることができる化粧料容器を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る化粧料容器1は、毛筆である塗布体5が挿通可能な開口部4aが設けられると共に、塗布体5を収束し、筒状を呈するスリーブと、スリーブに係合する本体と、を備え、スリーブは、開口部4aを画成する周縁に設けられた複数の突起43を有し、複数の突起43のそれぞれは、開口部4aの内径方向D2に突出すると共に、スリーブの軸線方向D1に沿って延在し、複数の突起43のそれぞれの内径方向D2に沿った先には塗布体5が通る間隙SLが設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
毛筆である塗布体が挿通可能な開口部が設けられると共に、前記塗布体を収束し、筒状を呈するスリーブと、
前記スリーブに係合する本体と、
を備え、
前記スリーブは、前記開口部を画成する周縁に設けられた複数の突起を有し、
前記複数の突起のそれぞれは、前記開口部の内径方向に突出すると共に、前記スリーブの軸線方向に沿って延在し、
前記複数の突起のそれぞれの前記内径方向に沿った先には前記塗布体が通る間隙が設けられた、化粧料容器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記複数の突起は、前記開口部において前記軸線方向に沿って突出するコームを含む、請求項1に記載の化粧料容器。
【請求項3】
前記塗布体の先端は、前記複数の突起の先端から突出している、請求項1又は請求項2に記載の化粧料容器。
【請求項4】
前記複数の突起のそれぞれの前記軸線方向における基端では、前記開口部に近づくほど、前記複数の突起のそれぞれの前記内径方向に沿った長さが長くなっている、請求項1又は請求項2に記載の化粧料容器。
【請求項5】
前記スリーブは、前記開口部を画成する第1縁と、前記開口部を画成し、前記第1縁と共に前記スリーブの軸線を挟むように位置する第2縁とを有し、
前記複数の突起は、前記第1縁に設けられた複数の第1突起と、前記第2縁に設けられた複数の第2突起とを含み、
前記複数の第1突起のそれぞれと前記複数の第2突起のそれぞれとは互いに対向し、
前記複数の第1突起のそれぞれと前記複数の第2突起のそれぞれとの間には、前記間隙が設けられた、請求項1又は請求項2に記載の化粧料容器。
【請求項6】
前記複数の突起のそれぞれは、前記スリーブの前記開口部から、前記スリーブの前記軸線方向の中央よりも前記開口部とは反対側にまで延在している、請求項1又は請求項2に記載の化粧料容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、化粧料容器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数のラインを一度に描くことができる液体塗布具が記載されている。液体塗布具は、筆先ユニットを備える。筆先ユニットは、筆記するために用いられる筆先と、筆先の後端部に液体を供給する中継芯と、筆先の先端部分のうち、先端側の穂先を除く部分の外周を覆うように設けられたマウスピースとを有する。
【0003】
マウスピースの先端には開口部が設けられている。マウスピースの開口部は、1以上の仕切によって分割され、複数の孔が形成されている。マウスピースに筆先を組み付けると、開口部に設けられた複数の孔により、筆先の先端側の穂先は分岐される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-83886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の液体塗布具では、マウスピースに筆先を組付けるときに複数の孔のそれぞれに筆先が挿通されるので、挿通された筆先によって複数の細い線を描くことができる。しかしながら、上記の液体塗布具では、複数の孔のそれぞれに筆先が挿通された後には、筆先は孔から他の孔に移動しない。
【0006】
上記の液体塗布具のように、複数の孔に対して不均一な状態で塗布体の先端の穂先が挿通されると、穂先が均等に分岐されないことが懸念される。各孔に穂先が均等に分岐されない場合には、一度に描かれる複数のラインのそれぞれが同じ太さ、及び同じ幅になり難くなる。その結果、穂先によって描かれる複数の線の間で太さがばらつくということが生じうる。したがって、先端の穂先の均一性を高めることが求められる。
【0007】
本開示は、先端の穂先の均一性を高めることができる化粧料容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る化粧料容器は、(1)毛筆である塗布体が挿通可能な開口部が設けられると共に、塗布体を収束し、筒状を呈するスリーブと、スリーブに係合する本体と、を備える。スリーブは、開口部を画成する周縁に設けられた複数の突起を有する。複数の突起のそれぞれは、開口部の内径方向に突出すると共に、スリーブの軸線方向に沿って延在する。複数の突起のそれぞれの内径方向に沿った先には塗布体が通る間隙が設けられている。
【0009】
この化粧料容器では、複数の突起のうちの一つの突起と、当該一つの突起に隣りあう突起との間に空間が設けられる。スリーブが複数の突起を有し、当該空間が設けられることにより、毛筆である塗布体をスリーブの内部に挿入すると、当該空間に塗布体の一部が入り込む。このとき、塗布体は複数に分岐する。この化粧料容器では、複数の突起のそれぞれの内径方向に沿った先には塗布体が通る間隙が設けられている。よって、複数の突起の間に当該空間が設けられ、複数の突起の内径方向の先に当該間隙が設けられる。したがって、当該空間及び当該間隙に対して不均一な状態で塗布体の先端の穂先が挿入されても、穂先は当該空間及び当該間隙の間で移動可能とされている。その結果、塗布体をスリーブに挿入したときに、一つの当該空間又は当該間隙に入り込む塗布体の量が多くなっても、当該空間及び当該間隙の間で塗布体の一部が移動する。よって、不均一な状態で塗布体の先端の穂先が挿入されても、当該空間及び当該間隙の間で穂先が移動することにより、塗布体における先端の穂先の均一性を高めることができる。
【0010】
また、複数の突起のそれぞれは、スリーブの軸線方向に沿って延在している。よって、隣りあう2本の突起に挟まれた塗布体に、2本の突起が並ぶ方向への力が加わっても、塗布体は折れ曲がり難くなっている。これにより、化粧料容器の使用性が向上されている。
(【0011】以降は省略されています)

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