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公開番号
2025091829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207313
出願日
2023-12-07
発明の名称
開閉装置及び開閉装置を備えた電子機器
出願人
下西技研工業株式会社
代理人
弁理士法人矢野内外国特許事務所
主分類
G03B
27/62 20060101AFI20250612BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】開閉装置において、部材同士の接触により発生する異音を抑制できるものとする。
【解決手段】ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、ベース部材は、側板12と、背板13と、を備え、側板12は、孔部14を備え、背板13は、背板13の縁部から突出するように構成されて孔部14に挿入される挿入片15を備え、孔部14は、孔部14の内面から挿入片側15に突出して挿入片15に接触する凸部16を備えるものとする。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、前記回転部材が前記ベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置であって、
前記ベース部材は、側板と、背板と、を備え、
前記側板は、孔部を備え、
前記背板は、前記背板の縁部から突出するように構成されて前記孔部に挿入される挿入片を備え、
前記孔部は、前記孔部の内面から前記挿入片側に突出して前記挿入片に接触する凸部を備える、
開閉装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、前記回転部材が前記ベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置であって、
バネ部材と、受圧部材と、スライド部材と、を備え、
前記バネ部材の弾性力により前記受圧部材側へ押圧される前記スライド部材によって、前記回転部材は前記ベース部材に対して開く方向に回転するように押圧されるものであり、
前記バネ部材は、コイル状のバネであり、
前記スライド部材は、開口部と底部とを備える有底筒状に構成され、
前記スライド部材の内部には前記バネ部材を収容するバネ受け孔が形成され、
前記バネ受け孔の周面は前記開口部側に行くに従って末広がりとなるテーパ面を備える、
開閉装置。
【請求項3】
ベース部材に回転部材が回動軸を介して回転可能に設けられ、前記回転部材が前記ベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置であって、
前記ベース部材は、受圧部材を備え、
前記回転部材は、前記受圧部材に対して接近する方向および離隔する方向に移動可能なスライド部材を備え、
前記スライド部材は、前記受圧部材に接触するカム部を備え、前記カム部が前記受圧部材に接触しつづけるように前記受圧部材側に押圧され、
前記回転部材が前記ベース部材に対して開く方向及び閉じる方向への回転動作に伴い、前記カム部における前記受圧部材が接触する部分は、前記回動軸の軸方向に直交する方向に沿って変遷し、
前記カム部は、頂部を有し、
前記受圧部材は、前記回転部材が前記ベース部材に対して開く方向及び閉じる方向への回転動作を行った際に、前記ベース部材に対する前記回転部材の回転角度が所定の角度となった状態を境界にして、前記カム部の前記頂部を乗り越え、
前記スライド部材は、開口部と底部とを備える有底筒状に構成され、前記開口部側の端部から前記受圧部材に対して離間する方向に突出する突出部を備え、
前記突出部は、前記開閉動作に伴ってスライド部材が前記回転部材内を移動する際に、スライド部材の移動方向に沿って前記回転部材に接触する、
開閉装置。
【請求項4】
前記回転部材は、前記ベース部材に回転可能に設けられる第一回転部材と、前記第一回転部材に回転可能に設けられる第二回転部材と、を備え、
前記受圧部材は、前記ベース部材に設けられる第一受圧部材と、前記第二回転部材に設けられる第二受圧部材と、を備え、
前記スライド部材は、前記第一回転部材に支持され前記第一回転部材内において前記第一受圧部材に対して接近する方向および離隔する方向に移動可能で前記第一受圧部材に接触するように前記第一受圧部材側へ押圧される第一スライダと、前記第一回転部材に支持され前記第一回転部材内において前記第二受圧部材に対して接近する方向および離隔する方向に移動可能で前記第二受圧部材に接触するように前記第二受圧部材側へ押圧される第二スライダと、を備え、
前記第一スライダは、前記突出部を備え、
前記突出部は、前記第一スライダの前記第二スライダ側の端部から前記第二スライダ側に突出し、前記開閉動作に伴って前記第一スライダが前記第一回転部材内を移動する際に前記第一スライダの移動方向に沿って前記回転部材に接触し、
前記第二スライダは、前記第二スライダの前記第一スライダ側の端部に凹部を備え、
前記凹部は、前記第一スライダと前記第二スライダが近接している状態で、前記突出部を配置可能に構成される、
請求項3に記載の開閉装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の開閉装置を備える電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転部材がベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置及び開閉装置を備えた電子機器の技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、原稿圧着板開閉装置において、取付部材と、支持部材と、リフト部材と、受圧部材と、作動部材と、第1バネ受部材と、第2バネ受部材と、圧縮コイルばねと、を備えるものが公知となっている(特許文献1参照)。取付部材は、装置本体に取り付けられる。支持部材は、内部に収容空間が形成され、第1ヒンジシャフトを介して取付部材に回転可能に取り付けられる。リフト部材は、第2ヒンジシャフトを介して支持部材に回転可能に取り付けられ、原稿圧着板が取り付けられる。受圧部材は、取付部材に設けられる。作動部材は、リフト部材の第2ヒンジシャフト側に設けられる。第1バネ受部材は、受圧部材に当接し、支持部材の収容空間に摺動可能に設けられる。第2バネ受部材は、作動部材に当接し、支持部材の収容空間に摺動可能に設けられる。圧縮コイルばねは、第2バネ受部材と第1バネ受部材との間に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-043731号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記原稿圧着板開閉装置では、取付部材の側板が孔部を備え、背板が側板の縁部から突出する挿入片を備え、孔部に挿入片が挿入されることによって背板が倒れることを防止して、取付部材の形状を保持している。もっとも、孔部と挿入片との間に若干の隙間があることから、前方または後方に傾斜するように背板に負荷がかかった際に、挿入片が孔部内で前方または後方に傾斜するように若干移動する場合がある。このように挿入片が孔部内で移動したときに、挿入片の角部と孔部の内面とが擦れて異音が生じる場合があった。
【0005】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、部材同士の接触により発生する異音を抑制できる開閉装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0007】
即ち、本願に開示する開閉装置においては、ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、前記回転部材が前記ベース部材に対して回転することで開閉動作する開閉装置であって、前記ベース部材は、側板と、背板と、を備え、前記側板は、孔部を備え、前記背板は、前記背板の縁部から突出するように構成されて前記孔部に挿入される挿入片を備え、前記孔部は、前記孔部の内面から前記挿入片側に突出して前記挿入片に接触する凸部を備えるものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、部材同士の接触により発生する異音を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る開閉装置の閉状態を示す斜視図。
図1におけるA-A線断面図。
同じく開閉装置の開状態を示す正面図。
図3におけるB-B線断面図。
同じくリフト状態の開閉装置を示す正面図。
図5におけるC-C線断面図。
同じく開閉装置の側面拡大図。
同じく開閉装置の第一スライダを示す斜視図。
同じく開閉装置の第二スライダを示す斜視図。
同じく開閉装置の第一スライダと第二スライダとを示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1から図10に記載の開閉装置100について説明する。
開閉装置100は、二つの部材のうちの一方の部材に他方の部材を開閉可能に連結するヒンジであり、ベース部材に回転部材が回転可能に設けられ、回転部材がベース部材に対して回転することで開閉動作する。開閉装置100は、例えば、スキャナー、ファクス、およびコピー機、若しくは複合機等のOA機器、自動車、便座、または、炊飯器等の各種電子機器等に用いられる。開閉装置100が二つの部材のうちの一方の部材に他方の部材を開閉可能に連結するものとして、例えば、プリンタの本体に回転可能に連結される扉部分、複合機の本体に回転可能に連結される原稿圧着装置、スタンドに回転可能に連結されるディスプレイ、便座に回転可能に連結される便座、自動車の車体に回転可能に連結されるボンネット等がある。
(【0011】以降は省略されています)
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