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公開番号
2025091658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207041
出願日
2023-12-07
発明の名称
レモン果汁含有飲料
出願人
アサヒ飲料株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
2/02 20060101AFI20250612BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】レモン果汁と高甘味度甘味料とを含有する飲料において後味における苦味を抑制することができる新規な技術を提供する。
【解決手段】 レモン果汁と、高甘味度甘味料とを含む飲料であって、以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たす、飲料。
(A)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酢酸エチルを含有する。(B)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酪酸エチルを含有する。(C)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。(D)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである1-オクタノールを含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
レモン果汁と、高甘味度甘味料とを含む飲料であって、
以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たす、飲料。
(A)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酢酸エチルを含有する。
(B)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酪酸エチルを含有する。
(C)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。
(D)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである1-オクタノールを含有する。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
レモン果汁と、高甘味度甘味料とを含む含有飲料において、以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たすようにレモン果汁由来の果汁率、および酢酸エチル、酪酸エチル、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンまたは1-オクタノールの含有量を調整することを含む、後味における苦味の抑制方法。
(A)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酢酸エチルを含有する。
(B)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酪酸エチルを含有する。
(C)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。
(D)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである1-オクタノールを含有する。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はレモン類由来の果汁を含む飲料に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から柑橘風味を有する飲料が広く親しまれている。当該飲料の中には高甘味度甘味料を有するものも知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-043827号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、レモン果汁と高甘味度甘味料とを含有する飲料において後味における苦味を抑制することができる新規な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、レモン果汁含有飲料において高甘味度甘味料を含有させる場合に、該飲料を飲んだときに感じられる後味において苦味が感じられることに気が付いた。
鋭意研究の結果、本発明者は、レモン果汁の果汁率について所定の範囲とするとともに、酢酸エチル、酪酸エチル、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンまたは1-オクタノールの含有量を所定の含有量で含有させることで、後味における苦味を抑制できることを見出した。
【0006】
なお、本明細書において、後味とは、飲料を飲んだ後に感じる味についての感覚である。
【0007】
本発明の要旨は以下のとおりである。
[1]
レモン果汁と、高甘味度甘味料とを含む飲料であって、
以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たす、飲料。
(A)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酢酸エチルを含有する。
(B)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酪酸エチルを含有する。
(C)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。
(D)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである1-オクタノールを含有する。
[2]
レモン果汁と、高甘味度甘味料とを含む含有飲料において、以下の(A)~(D)の少なくともいずれか一つを満たすようにレモン果汁由来の果汁率、および酢酸エチル、酪酸エチル、6-メチル-5-ヘプテン-2-オンまたは1-オクタノールの含有量を調整することを含む、後味における苦味の抑制方法。
(A)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酢酸エチルを含有する。
(B)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである酪酸エチルを含有する。
(C)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである6-メチル-5-ヘプテン-2-オンを含有する。
(D)レモン果汁由来の果汁率が1~10%であり、その含有量が10~10000ppbである1-オクタノールを含有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、レモン果汁と高甘味度甘味料とを含有する飲料において後味における苦味を抑制することができる新規な技術を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の1つの実施形態について、詳細に説明する。本実施形態はレモン果汁含有飲料に関する。
【0010】
本明細書においてレモン果汁含有飲料とは、レモン類の果汁を原料として配合した飲料を意味する。
本明細書において、レモン類の果汁(レモン果汁)とは、レモン類を破砕して搾汁したり、あるいは裏ごししたりするなどして得られる液体成分をいう。また、レモン果汁には、当該液体成分を濃縮したものや、これらの希釈還元物も含まれる概念である。さらに、本実施形態に係るレモン果汁は、パルプ分を含むもの、または、ろ過や遠心分離等の処理によりパルプ分を除去したもののいずれであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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