TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025091124
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206186
出願日
2023-12-06
発明の名称
椅子
出願人
愛知株式会社
代理人
個人
主分類
A47C
1/121 20060101AFI20250611BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】椅子の操作を制限するためのロック機構に対して誤操作による制限の解除を抑制できる技術を提案する。
【解決手段】使用者が着座可能な座体と、当該座体を支持する支持体と、を備える椅子であって、上記支持体が変位することによってそれぞれ座体の位置が異なる第1状態と第2状態とに遷移可能である。この椅子は、ロック機構と、抑制部と、を備える。ロック機構は、所定位置において下方に荷重を加えられることにより操作位置まで移動可能に構成された操作部材を備える。そしてロック機構は、操作部材が所定位置にあるときには上述した第1状態から第2状態への遷移が抑制され、操作部材が操作位置にあるときには当該遷移が許可されるように構成されている。また抑制部は、所定位置にある操作部材の上側面への、当該操作部材に対して下方に荷重を加える物体の進入を抑制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
使用者が着座可能な座体と、当該座体を支持する支持体と、を備え、前記支持体が変位することによってそれぞれ前記座体の位置が異なる第1状態と第2状態とに遷移可能な椅子であって、
所定位置において下方に荷重を加えられることにより操作位置まで移動可能に構成された操作部材を備え、前記操作部材が前記所定位置にあるときには前記第1状態から前記第2状態への遷移が抑制され、前記操作部材が前記操作位置にあるときには当該遷移が許可されるように構成されたロック機構と、
前記所定位置にある前記操作部材の上側面への、当該操作部材に対して下方に荷重を加える物体の進入を抑制する抑制部と、を備える、椅子。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の椅子であって、
前記操作部材は、所定の回転軸を中心に回転移動可能に構成されており、
前記抑制部は、前記操作部材における前記回転軸の長さ方向の両側に設けられた障害体を備える、椅子。
【請求項3】
請求項1に記載の椅子であって、
前記操作部材は、所定の回転軸を中心に回転移動可能に構成されており、
前記抑制部は、前記操作部材が前記所定位置にあるときに、前記操作部材における前記回転軸から離れた側の端部である操作端部よりも、水平方向に関して前記回転軸から離れた位置、かつ、上方の位置に設けられる壁部を備える、椅子。
【請求項4】
請求項3に記載の椅子であって、
前記壁部は、当該椅子が前記第2状態に遷移したときに、前記操作部材が前記所定位置にあれば前記操作部材と干渉する位置に移動する、椅子。
【請求項5】
請求項3又は請求項4に記載の椅子であって、
当該椅子が前記第1状態にあるときの前記壁部の下端と、前記所定位置にある前記操作部材の上端と、の上下方向の間隔は、2cm以下である、椅子。
【請求項6】
請求項3又は請求項4に記載の椅子であって、
当該椅子が前記第1状態にあるときの前記壁部の下端と、前記所定位置にある前記操作部材の上端と、の間には、設置面に対して平行に配置された板状の部材を前記設置面に対して平行に移動させて挿入可能な開口が形成される、椅子。
【請求項7】
請求項1に記載の椅子であって、
前記支持体は、所定の回転軸を中心に回転変位することで前記座体の位置を変更可能に構成されており、
前記ロック機構は、前記支持体の回転を制御することにより、当該椅子の前記第1状態から前記第2状態への遷移の抑制及び許可を制御する、椅子。
【請求項8】
請求項1に記載の椅子であって、
前記第1状態は、相対的に前記座体が当該椅子の設置面から離れた状態であり、前記第2状態は、相対的に前記座体が当該椅子の設置面に近い状態である、椅子。
【請求項9】
請求項1に記載の椅子であって、
当該椅子は、前記支持体により支持される複数の前記座体と、複数の前記ロック機構と、を備え、
前記複数のロック機構は、いずれかの前記ロック機構において前記操作部材が前記操作位置にあるときには、当該椅子の前記第1状態から前記第2状態への遷移が許可されるように構成されている、椅子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、座体の位置を変更可能な椅子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、椅子を揺動可能に構成し、使用時と不使用時の形態を変化させることができる椅子が提案されている。このような椅子の一例として階段式移動観覧席がある。階段式移動観覧席では、不使用時には椅子を段床に沿うように転倒させることで、段床を小さな間隔で重ねて収納することができる。特許文献1では、階段式移動観覧席として、モータを用いて椅子の起立と転倒を制御する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭63-16777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した階段式移動観覧席では、椅子に着席されているときに椅子が起立した状態から転倒した状態に遷移してしまうと、使用者が着席した状態が保てず好ましくない。そこで、容易に転倒した状態にならないように、転倒を制限するロック機構を設けることが考えられる。しかしながら、上述した転倒の制限を誤操作で解除してしまうと、意図せず椅子が転倒してしまう恐れがある。
【0005】
本開示の目的は、椅子の操作を制限するためのロック機構に対して誤操作による制限の解除を抑制できる技術を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、使用者が着座可能な座体と、当該座体を支持する支持体と、を備える椅子であって、上記支持体が変位することによってそれぞれ座体の位置が異なる第1状態と第2状態とに遷移可能である。この椅子は、ロック機構と、抑制部と、を備える。ロック機構は、所定位置において下方に荷重を加えられることにより操作位置まで移動可能に構成された操作部材を備える。そしてロック機構は、操作部材が所定位置にあるときには上述した第1状態から第2状態への遷移が抑制され、操作部材が操作位置にあるときには当該遷移が許可されるように構成されている。また抑制部は、所定位置にある操作部材の上側面への、当該操作部材に対して下方に荷重を加える物体の進入を抑制する。
【0007】
このような構成であれば、操作部材に対して下方に荷重を加える物体(以下、単に物体とも記載する)が操作部材の上側面を押圧することにより第2状態への遷移が許可されることが抑制される。そのため、椅子の操作を制限するためのロック機構が誤操作により制限を解除されてしまうことを抑制できる。
【0008】
上述した椅子において、上述した操作部材は、所定の回転軸を中心に回転移動可能に構成されていてもよい。また、上述した抑制部は、操作部材における回転軸の長さ方向の両側に設けられた障害体を備えていてもよい。このような構成であれば、上述した長さ方向から操作部材の上方に向かって移動する物体は、その移動が障害体により制限される。そのため、物体により操作部材が押圧されてしまうことを抑制できる。
【0009】
上述した椅子において、上述した操作部材は、所定の回転軸を中心に回転移動可能に構成されていてもよい。また上述した抑制部は、操作部材が所定位置にあるときに、操作部材における上記回転軸から離れた側の端部である操作端部よりも、水平方向に関して回転軸から離れた位置、かつ、上方の位置に設けられる壁部を備えていてもよい。
【0010】
このような構成であれば、操作部材の操作端部側から操作部材の上方に向かって移動する物体は、その移動が壁部により制限されるため、物体により操作部材が押圧されてしまうことを抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
愛知株式会社
椅子
1か月前
個人
鍋蓋
10か月前
個人
家具
10日前
個人
掃除機
4か月前
個人
自助箸
2か月前
個人
枕
4か月前
個人
屋外用箒
3か月前
個人
ハンガー
3か月前
個人
体洗い具
6か月前
個人
耳拭き棒
7か月前
個人
掃除道具
4か月前
個人
乾燥器具
10か月前
個人
枕
1か月前
個人
掃除シート
5か月前
個人
組立式棚板
3か月前
個人
収納型額縁
9か月前
個人
エコ掃除機
8か月前
個人
省煙消臭器
4か月前
個人
片手代替具
7か月前
個人
エコ掃除機
11か月前
個人
開閉トング
2か月前
個人
洗面台
6か月前
個人
中身のない枕
3か月前
個人
転倒防止装置
1か月前
個人
折り畳み椅子
9か月前
個人
経典表示装置
19日前
個人
食品用トング
9か月前
個人
シャワー装置
2か月前
個人
学童机
9か月前
個人
受け皿
1か月前
個人
ゴミ袋保持枠
3か月前
個人
汚水汚れ防止具
6か月前
個人
食事用具
8か月前
個人
補助寝具
4か月前
個人
調理器具
9か月前
個人
ホバー掃除機。
2か月前
続きを見る
他の特許を見る