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公開番号2025090916
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023205789
出願日2023-12-06
発明の名称自然石ブロックおよび自然石ブロックの製造方法
出願人アスザック株式会社
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類B28B 1/14 20060101AFI20250611BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約【課題】簡単な製造工程であって、工事現場での製造が可能であると共に廃棄物の排出のない自然石ブロックおよび自然石ブロックの製造方法を提供すること。
【解決手段】底板12および底板12の外周縁から起立する起立壁14を有するベース体10と、接着剤と骨材の混合体である接着性骨材22が底板12の上面に敷設された接着性骨材層20と、接着性骨材層20に部分的に埋設された自然石30と、を具備することを特徴とする自然石ブロック100である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
底板および前記底板の外周縁から起立する起立壁を有するベース体と、
接着剤と骨材の混合体である接着性骨材が前記底板の上面に敷設された接着性骨材層と、
前記接着性骨材層に部分的に埋設された自然石と、を具備することを特徴とする自然石ブロック。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記接着性骨材層の上面から前記自然石の所要高さ位置の範囲にコンクリート層またはモルタル層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の自然石ブロック。
【請求項3】
前記コンクリート層または前記モルタル層の上面高さ位置は、前記起立壁の上面高さ位置と同じであることを特徴とする請求項2記載の自然石ブロック。
【請求項4】
前記底板と前記起立壁は一体に形成されていることを特徴とする請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の自然石ブロック。
【請求項5】
前記起立壁は、外側面は前記底板に対して直交方向に起立しており、上端側に接近するに伴って壁厚さが徐々に薄くなる片テーパー形状に形成されていることを特徴とする請求項1~3のうちのいずれか一項に記載の自然石ブロック。
【請求項6】
底板および前記底板の外周縁から起立する起立壁を有するベース体を敷設する工程と、
接着剤と骨材の混合体である接着性骨材を前記底板の上面に敷設して接着性骨材層を形成する工程と、
自然石を前記接着性骨材層に部分的に埋設する工程と、を有することを特徴とする自然石ブロックの製造方法。
【請求項7】
前記接着性骨材層の上にコンクリート層またはモルタル層を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項6記載の自然石ブロックの製造方法。
【請求項8】
前記コンクリート層または前記モルタル層を打設する工程は、前記起立壁の上面高さ位置と前記コンクリート層または前記モルタル層の上面高さ位置とが同じ高さになるまで行われることを特徴とする請求項7記載の自然石ブロックの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自然石ブロックおよび自然石ブロックの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
表面に自然石を露出させた状態でコンクリートに埋設させてなる自然石ブロックは公知である。このような自然石ブロックとしては、例えば特許文献1(特許第3890557号公報)に開示されているような構成が知られている。
【0003】
特許文献1に開示されている自然石ブロックは、型枠内に寒天と弾性チップを敷設し、寒天と弾性チップに自然石の一部を埋設し、寒天がゲル化した後にコンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後に寒天と弾性チップを除去することにより製造されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3890557号公報(請求項1,段落0022-0033,図1―6他)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている自然石ブロックは、型枠に打設したコンクリートの硬化後に、予め敷設されていた寒天と弾性チップを除去する必要がある。したがって自然石ブロックの製造が煩雑で、除去した寒天や弾性チップの廃棄が必要になるため、工事現場での製造が困難であるといった課題を有している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明は上記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、簡単な製造工程であって、工事現場での製造が可能であると共に廃棄物の排出のない自然石ブロックおよび自然石ブロックの製造方法を提供することである。
【0007】
上記課題を解決するために本発明者が鋭意研究した結果、以下の構成に想到した。すなわち本発明は、底板および前記底板の外周縁から起立する起立壁を有するベース体と、接着剤と骨材の混合体である接着性骨材が前記底板の上面に敷設された接着性骨材層と、前記接着性骨材層に部分的に埋設された自然石と、を具備することを特徴とする自然石ブロックである。
【0008】
これにより、簡単な製造工程であって、工事現場での製造が可能であると共に廃棄物の排出のない自然石ブロックを提供することが可能になる。
【0009】
また、前記接着性骨材層の上面から前記自然石の所要高さ位置の範囲にコンクリート層またはモルタル層が形成されていることが好ましい。
【0010】
これにより、自然石の剥がれ落ちをより効果的に防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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