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公開番号
2025125549
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-27
出願番号
2025022856
出願日
2025-02-14
発明の名称
構造物の製造方法
出願人
セレンディクス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B28B
1/30 20060101AFI20250820BHJP(セメント,粘土,または石材の加工)
要約
【課題】様々な用途に応じた構造物を製造することが可能な、構造物の製造方法を提供すること。
【解決手段】構造物の製造方法は、デジタルデータに基づいて3Dプリンタのヘッダから出力されるコンクリート、モルタル又はセラミックの材料を上方向に積層させることで製造される躯体110の壁数を、3Dプリンタ構造物100、200及び300等の用途に応じて1以上の壁数に決定する躯体壁数決定ステップS1と、決定された壁数となる躯体の製造を構造物に必要な分だけ少なくとも行う躯体製造ステップS2と、製造された躯体を所定の場所で組み立てて所望の形状の構造物にする躯体組立ステップS3と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
デジタルデータに基づいて3Dプリンタのヘッダから出力されるコンクリート、モルタル又はセラミックの材料を上方向に積層させることで製造される躯体の壁数を、構造物の用途に応じて1以上の壁数に決定する躯体壁数決定ステップと、
決定された前記壁数となる前記躯体の製造を前記構造物に必要な分だけ少なくとも行う躯体製造ステップと、
製造された前記躯体を所定の場所で組み立てて所望の形状の前記構造物にする躯体組立ステップと、
を含む構造物の製造方法。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記壁数が3以上となるよう製造される前記躯体は、
前記構造物の一番内側に配置される第1壁と、
当該第1壁の外側に配置される第2壁と、
前記上方向の垂直軸周りに配置されて当該第1壁及び第2壁を部分的に繋ぐ複数のリブと、
当該複数のリブに相当するものが形成されずに当該第2壁の外側に配置される第3壁と、
を含む請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項3】
前記躯体は、前記第1壁から前記第3壁までの壁厚が少なくとも30cmに製造される、
請求項2に記載の構造物の製造方法。
【請求項4】
前記躯体は、前記第2壁と前記第3壁との間隔よりも大きな間隔で当該第3壁の外側に配置される第4壁をさらに含む、
請求項3に記載の構造物の製造方法。
【請求項5】
前記デジタルデータは、前記構造物に対する3D構造物データの他に、破損した躯体のスキャンデータも含む、
請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項6】
前記材料は、ガラス繊維が混ぜられたものが用いられる、
請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項7】
前記構造物の前記用途の選択肢として、少なくとも防災対応と防爆対応とが含まれる、
請求項1に記載の構造物の製造方法。
【請求項8】
前記構造物を、所定間隔確保した状態又は規則的配列状態で複数配置する構造物複数配置ステップ
をさらに含む請求項1に記載の構造物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の建築物、特に家(住宅)については、施工会社が自社保有の3Dプリンタ(例えば特許文献1参照)でその製造を行っている。
従来技術の3Dプリンタは、施工現場において自社保有の3Dプリンタのヘッダから出力される材料(例えばコンクリート)を垂直に積層させるようにして住宅を製造する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-128073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術を含めた従来の技術では、3Dプリンタを用いての製造が建築物(住宅)に限ったものである。そのため、例えば防災や防爆等の様々な用途に応じた構造物に関する製造方法としては提供されていないという状況である。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、様々な用途に応じた構造物を製造することが可能な、構造物の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の構造物の製造方法は、
デジタルデータに基づいて3Dプリンタのヘッダから出力されるコンクリート、モルタル又はセラミックの材料を上方向に積層させることで製造される躯体の壁数を、構造物の用途に応じて1以上の壁数に決定する躯体壁数決定ステップと、
決定された前記壁数となる前記躯体の製造を前記構造物に必要な分だけ少なくとも行う躯体製造ステップと、
製造された前記躯体を所定の場所で組み立てて所望の形状の前記構造物にする躯体組立ステップと、
を含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、様々な用途に応じた構造物を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の構造物の製造方法の一実施形態について説明する図である。
図1の躯体壁数決定ステップ及び躯体製造ステップについて説明する図である。
図2のセンタサーバを含む情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図3に示す情報処理システムのうち、センタサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3の情報処理システムにおける図4のセンタサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3の情報処理システムにおけるユーザ端末に表示される表示画面により注文情報が入力される一例について示す図である。
図6の表示画面により入力された注文情報に基づく事例であって構造物の用途に応じた壁数の躯体が製造される流れの一例について示す図である。
図1の躯体製造ステップにおける、3Dプリンタを用いた躯体の製造(構造物の用途に応じた壁数の印刷)について示す図である。
構造物の用途に応じた壁数が4の場合の躯体の一例について示す図である。
図9の躯体の一部を拡大した図である。
構造物の用途に応じた壁数が3の場合の躯体の一例について示す図である。
図1の躯体製造ステップにおける、角度を持たせた躯体(例えば屋根)の製造(印刷)の一例について示す図である。
図1の躯体製造ステップについて示す図であり、(a)は材料出力用のノズル及び塗装用のノズルを備えた3Dプリンタのヘッダについて示す図、(b)は塗料を混ぜた材料について示す図、(c)は製造された躯体を塗料のプール槽に浸すことについて示す図である。
地面に埋設される3Dプリンタ構造物(シェルター)の第1の例について示す図である。
地面に埋設される3Dプリンタ構造物(シェルター)の第2の例について示す図である。
3Dプリンタ構造物における破損した躯体を復旧させる一例について示す図である。
3Dプリンタ構造物の配置の一例について示す図である。
3Dプリンタ構造物の用途が障害物となる場合の一例について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の構造物の製造方法の一実施形態について説明する図である。
【0010】
図1において、ここでは3Dプリント積層造形工法により製造された構造物を「3Dプリンタ構造物」と呼ぶ。この3Dプリンタ構造物としては、地面Gの上に配置される1又は複数の3Dプリンタ構造物100(図1(a)参照)、地面Gに一部又は全部が埋設される1又は複数の3Dプリンタ構造物200(図1(b)参照)、及び、地面Gの上に配置される複数(十以上や百以上の多数を含む)の3Dプリンタ構造物300(図1(c)参照)が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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