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公開番号2025090618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025027351,2021547465
出願日2025-02-21,2020-02-28
発明の名称映像コンテンツを処理するための方法及びシステム
出願人アリババ グループ ホウルディング リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 19/186 20140101AFI20250610BHJP(電気通信技術)
要約【課題】映像コンテンツを処理するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】この方法は、ピクチャに関連するクロマブロック及びルマブロックを受信すること、ルマブロックに関連するルマスケール情報を決定すること、ルマスケール情報に基づいてクロマスケール因子を決定すること、及びクロマスケール因子を使用してクロマブロックを処理することを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
映像コンテンツを処理するためのコンピュータ実施方法であって、
ピクチャに関連するクロマブロック及びルマブロックを受信すること、
前記ルマブロックに関連するルマスケール情報を決定すること、
前記ルマスケール情報に基づいてクロマスケール因子を決定すること、及び
前記クロマスケール因子を使用して前記クロマブロックを処理すること
を含む、方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ルマスケール情報に基づいて前記クロマスケール因子を決定することが、
前記ルマスケール情報に基づいて前記ルマブロックのルマスケール因子を決定すること、
前記ルマスケール因子の値に基づいて前記クロマスケール因子を決定すること
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ルマスケール因子の値に基づいて前記クロマスケール因子を決定することが、
前記クロマスケール因子を前記ルマスケール因子の前記値に等しく設定すること
を更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記クロマスケール因子を使用して前記クロマブロックを処理することが、
第1の条件が満たされているかどうかを判定すること、及び
前記第1の条件が満たされているという前記判定に応じて前記クロマスケール因子を使用して前記クロマブロックを処理すること、又は
前記第1の条件が満たされていないという前記判定に応じて前記クロマスケール因子を用いた前記クロマブロックの前記処理をバイパスすること
の1つを行うこと
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の条件が、
前記ピクチャに関連する標的コード化単位が非ゼロ残差を有さないこと、又は
前記ピクチャに関連する標的変換単位が非ゼロクロマ残差を有さないこと
を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記標的コード化単位が非ゼロ残差を有さないことが、前記標的コード化単位の第1のコード化ブロックフラグの値に基づいて判定され、
前記標的変換単位が非ゼロクロマ残差を有さないことが、前記標的変換単位の第1のクロマ成分の第2のコード化ブロックフラグの値及び第2のルマクロマ成分の第3のコード化ブロックフラグの値に基づいて判定される、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のコード化ブロックフラグの前記値が0であり、
前記第2のコード化ブロックフラグの前記値及び前記第3のコード化ブロックフラグの前記値が0である、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記クロマスケール因子を使用して前記クロマブロックを処理することが、
前記クロマスケール因子を使用して前記クロマブロックの残差を処理すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
映像コンテンツを処理するための機器であって、
1組の命令を記憶するメモリと、
前記メモリに結合され、
ピクチャに関連するクロマブロック及びルマブロックを受信すること、
前記ルマブロックに関連するルマスケール情報を決定すること、
前記ルマスケール情報に基づいてクロマスケール因子を決定すること、及び
前記クロマスケール因子を使用して前記クロマブロックを処理すること
を前記機器に行わせるために前記1組の命令を実行するように構成されるプロセッサと
を含む、機器。
【請求項10】
前記ルマスケール情報に基づいて前記クロマスケール因子を決定する際、
前記ルマスケール情報に基づいて前記ルマブロックのルマスケール因子を決定すること、
前記ルマスケール因子の値に基づいて前記クロマスケール因子を決定すること
を前記機器に更に行わせるために前記1組の命令を実行するように前記プロセッサが構成される、請求項9に記載の機器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本開示は、どちらも参照によりその全体を本明細書に援用する、2019年3月4日に出願された米国仮特許出願第62/813,728号、及び2019年3月12日に出願された米国仮特許出願第62/817,546号の優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 3,100 文字)【0002】
技術分野
[0002] 本開示は一般に映像処理に関し、より詳細にはクロマスケーリングによるインループマッピングを行うための方法及びシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
背景
[0003] 映像コード化システムは、例えば消費される記憶空間を減らすべく又はかかる信号に関連する伝送帯域幅の消費量を減らすべく、デジタル映像信号を圧縮するためにしばしば使用される。オンライン映像ストリーミング、テレビ会議、又は映像監視等の映像圧縮の様々な応用において(例えば1920x1080ピクセルの解像度を有する)高精細度(HD)映像の人気が高まるにつれ、映像データの圧縮効率を高めることができる映像コード化ツールを開発することが絶えず求められる。
【0004】
[0004] 例えば映像監視の応用は多くの応用シナリオ(例えばセキュリティ、交通、環境のモニタリング等)において一層且つ広範に使用されており、監視装置の台数及び解像度が急激に増加している。多くの映像監視の応用シナリオはより多くの情報を捕捉するためにHD映像をユーザに提供することを選び、HD映像はかかる情報を捕捉するために1フレーム当たりより多くのピクセルを有する。しかしHD映像ビットストリームは、伝送のための高帯域幅及び記憶のための大きい空間を要求する高ビットレートを有し得る。例えば平均的な1920x1080の解像度を有する監視映像ストリームは、リアルタイム伝送のために4Mbpsもの帯域幅を必要とし得る。更に、映像監視は一般に7日間x24時間、常時監視を行い、そのことは映像データを記憶する場合は記憶システムの能力を著しく試し得る。従って、HD映像の高帯域幅及び大きい記憶域に対する需要は映像監視におけるHD映像の大規模な展開に対する主な制限になっている。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示の概要
[0005] 本開示の実施形態は映像コンテンツを処理するための方法を提供する。この方法は、ピクチャに関連するクロマブロック及びルマブロックを受信すること、ルマブロックに関連するルマスケール情報を決定すること、ルマスケール情報に基づいてクロマスケール因子を決定すること、及びクロマスケール因子を使用してクロマブロックを処理することを含み得る。
【0006】
[0006] 本開示の実施形態は映像コンテンツを処理するための機器を提供する。この機器は、1組の命令を記憶するメモリと、メモリに結合され、ピクチャに関連するクロマブロック及びルマブロックを受信すること、ルマブロックに関連するルマスケール情報を決定すること、ルマスケール情報に基づいてクロマスケール因子を決定すること、及びクロマスケール因子を使用してクロマブロックを処理することを機器に行わせるために、1組の命令を実行するように構成されるプロセッサとを含み得る。
【0007】
[0007] 本開示の実施形態は、映像コンテンツを処理するための方法を装置に行わせるために、装置の1つ又は複数のプロセッサによって実行可能な1組の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。その方法は、ピクチャに関連するクロマブロック及びルマブロックを受信すること、ルマブロックに関連するルマスケール情報を決定すること、ルマスケール情報に基づいてクロマスケール因子を決定すること、及びクロマスケール因子を使用してクロマブロックを処理することを含む。
【0008】
図面の簡単な説明
[0008] 本開示の実施形態及び様々な態様を以下の詳細な説明及び添付図面の中で示す。図中に示す様々な特徴は縮尺通り描かれていない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
[0009]本開示の一部の実施形態による映像シーケンスの一例の構造を示す。
[0010]本開示の一部の実施形態による符号化プロセスの一例の概略図を示す。
[0011]本開示の一部の実施形態による符号化プロセスの別の例の概略図を示す。
[0012]本開示の一部の実施形態による復号プロセスの一例の概略図を示す。
[0013]本開示の一部の実施形態による復号プロセスの別の例の概略図を示す。
[0014]本開示の一部の実施形態による、映像を符号化又は復号するための機器の一例のブロック図を示す。
[0015]本開示の一部の実施形態による、例示的なクロマスケーリングによるルママッピング(LMCS:luma mapping with chroma scaling)プロセスの概略図を示す。
[0016]本開示の一部の実施形態による、LMCS区分線形モデルのためのタイルグループレベルの構文表を示す。
[0017]本開示の一部の実施形態による、LMCS区分線形モデルのための別のタイルグループレベルの構文表を示す。
[0018]本開示の一部の実施形態による、コード化ツリー単位の構文構造の表である。
[0019]本開示の一部の実施形態による、デュアルツリー分割の構文構造の表である。
[0020]本開示の一部の実施形態による、ルマ予測ブロックの平均化を単純化する一例を示す。
[0021]本開示の一部の実施形態による、コード化ツリー単位の構文構造の表である。
[0022]本開示の一部の実施形態による、タイルグループレベルにおけるLMCS区分線形モデルの修正されたシグナリングに関する構文要素の表である。
[0023]本開示の一部の実施形態による、映像コンテンツを処理するための方法の流れ図である。
[0024]本開示の一部の実施形態による、映像コンテンツを処理するための方法の流れ図である。
[0025]本開示の一部の実施形態による、映像コンテンツを処理するための別の方法の流れ図である。
[0026]本開示の一部の実施形態による、映像コンテンツを処理するための別の方法の流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
詳細な説明
[0027] 次に、その例を添付図面に示す例示的実施形態を詳細に参照する。以下の説明は添付図面を参照し、添付図面では他に指示がない限り異なる図中の同じ数字が同じ又は同様の要素を表す。例示的実施形態についての以下の説明の中で記載する実装形態は本発明と合致する全ての実装形態を表すわけではない。むしろ、それらは添付の特許請求の範囲の中で列挙する本発明に関係する態様と合致する機器及び方法の例に過ぎない。別段の定めがない限り、「又は、若しくは(or)」という語は実行不可能な場合を除いてあり得る全ての組み合わせを包含する。例えば或る構成要素がA又はBを含み得ると述べた場合、別段の定めがない限り又は実行不可能でない限り、その構成要素はA、若しくはB、又はA及びBを含むことができる。第2の例として、或る構成要素がA、B、又はCを含み得ると述べた場合、別段の定めがない限り又は実行不可能でない限り、その構成要素はA、若しくはB、若しくはC、又はA及びB、又はA及びC、又はB及びC、又はA及びB及びCを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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