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公開番号2025090451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205673
出願日2023-12-05
発明の名称ローラ軸受け診断方法、ローラ軸受け診断プログラム、記録媒体および情報処理装置
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65G 43/02 20060101AFI20250610BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本開示は、ローラの異常となり得るローラ軸受の異常を容易に検知することができ、かつ異常の程度を判断できるローラ軸受け診断方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の一態様に係るベルトコンベアのローラ軸受け診断方法は、稼働中のベルトコンベアからの放射音を測定する工程と、上記測定する工程によって測定した放射音について、エネルギの変動を表す指標および音の鋭さを表す指標の少なくとも1つの値を算出する工程と、上記算出する工程で算出した値に基づき、軸受けの異常を判定する工程とを備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
稼働中のベルトコンベアからの放射音を測定する工程と、
上記測定する工程によって測定した放射音について、エネルギの変動を表す指標および音の鋭さを表す指標の少なくとも1つの値を算出する工程と、
上記算出する工程で算出した値に基づき、軸受けの異常を判定する工程と
を備えているベルトコンベアのローラ軸受け診断方法。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
上記エネルギの変動を表す指標が、衝撃性、変動強度およびラフネスの少なくとも1つである請求項1に記載されたローラ軸受け診断方法。
【請求項3】
上記音の鋭さを表す指標が、シャープネスである請求項1に記載されたローラ軸受け診断方法。
【請求項4】
上記測定する工程で、ベルトコンベアのベルトが走行する方向と平行にマイクを移動させて上記放射音を測定する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載されたローラ軸受け診断方法。
【請求項5】
稼働中のベルトコンベアからの放射音を測定したデータについてエネルギの変動を表す指標および音の鋭さを表す指標の少なくとも1つの値を算出する要素と、
上記算出した要素に基づいて軸受けの異常を判定する要素と
を情報処理装置に実行させるベルトコンベアのローラ軸受け診断プログラム。
【請求項6】
請求項5に記載されたローラ軸受け診断プログラムが記録されている記録媒体。
【請求項7】
請求項6に記載された記録媒体が内蔵または外部接続されている情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ローラ軸受け診断方法、ローラ軸受け診断プログラム、記録媒体および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
被搬送物を搬送するシステムとしてベルトコンベアが広く用いられている。一般的に、ベルトコンベアは、載置した被搬送物を搬送するベルトと、このベルトを駆動するローラおよび上記ベルトを支持するローラとを備えている。これらのローラは、経年的な疲労、塵埃などの異物の進入などにより異常が発生して被搬送物の搬送の効率性が低下することがある。このようなローラの異常を検知する方法が知られている(特開2016-060556号公報)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-060556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ベルトの側面に配置した加速度センサで上記ベルトの加速度を測定し、その測定データから不回転ローラとその位置とを求めている。この方法では回転不可能という末期的な異常を有するローラを検知することができても、末期に至る前の異常を有するローラを検知できないおそれがある。
【0005】
このような事情に鑑み、本開示は、ローラの異常となり得るローラ軸受の異常を容易に検知することができ、かつ異常の程度を判断できるローラ軸受け診断方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本開示の一態様に係るベルトコンベアのローラ軸受け診断方法は、稼働中のベルトコンベアからの放射音を測定する工程と、上記測定する工程によって測定した放射音について、エネルギの変動を表す指標および音の鋭さを表す指標の少なくとも1つの値を算出する工程と、上記算出する工程で算出した値に基づき、軸受けの異常を判定する工程とを備えている。
【発明の効果】
【0007】
本開示のベルトコンベアのローラ軸受け診断方法は、ローラの異常となり得るローラ軸受の異常を容易に検知することができ、かつ異常の程度を判断できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の一実施形態に係るローラ軸受け診断方法が使用されるベルトコンベアを示す模式的側面図である。
図2は、図1のベルトコンベアに用いられているローラを示す模式的拡大平面図である。
図3は、図2のローラの模式的分解図である。
図4は、図2のローラが有する軸受を示す模式的拡大側面図である。
図5は、音のエネルギとローラの損傷度とを示すグラフである。
図6は、異常を有する2つのローラの周波数特性を示すグラフである。
図7は、放射音の音圧の変動波形パターンを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
(1)本開示の一態様に係るベルトコンベアのローラ軸受け診断方法は、稼働中のベルトコンベアからの放射音を測定する工程と、上記測定する工程によって測定した放射音について、エネルギの変動を表す指標および音の鋭さを表す指標の少なくとも1つの値を算出する工程と、上記算出する工程で算出した値に基づき、軸受けの異常を判定する工程とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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