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公開番号2025090362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205558
出願日2023-12-05
発明の名称調整装置
出願人株式会社イーピーメディック
代理人個人
主分類A61B 17/74 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 本願発明は、回転部品に制御部品を容易に取り付けることができる調整装置を提供する。
【解決手段】 調整装置1は、大腿骨から分離した骨片を係合するための髄内釘において主ラグスクリューを固定する。調整装置1は、制御部品3と、回転部品5を備える。回転部品5は、支持部35と、支持部35の上に連結部37を備える。制御部品3は、先端部11と、第1側部15と、第1突出部19と、第1掴持部23と、第2側部17と、第2突出部21と、第2掴持部25を備える。第1掴持部23及び第2掴持部25は連結部37を挟持する。第1側部15及び第1突出部19は、第1掴持部23に外向きの力がかかると第2側部17及び第2突出部21とは独立に広がる。副ラグスクリューは第1側部15及び第1突出部19と第2側部17及び第2突出部21の間に存在する。先端部11は主ラグスクリューを押して固定する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
大腿骨から分離した骨片を係合する主ラグスクリュー及び副ラグスクリューを用いる髄内釘において前記主ラグスクリューを固定するための調整装置であって、
当該調整装置は、制御部品と、回転部品を備え、
前記回転部品は、支持部と、前記支持部の上に連結部を備え、
前記制御部品は、先端部と、第1側部と、第1突出部と、第1掴持部と、第2側部と、第2突出部と、第2掴持部を備え、
前記第1側部及び前記第2側部は、前記先端部において異なる位置の上に存在し、
前記第1突出部及び前記第2突出部は、それぞれ、前記第1側部及び前記第2側部の上に存在し、
前記第1掴持部及び前記第2掴持部は、それぞれ、前記第1突出部及び前記第2突出部の内側の上部に形成され、
前記第1掴持部及び前記第2掴持部は前記連結部を挟持し、
前記副ラグスクリューは前記第1側部及び前記第1突出部と前記第2側部及び前記第2突出部の間に存在し、
前記先端部は前記主ラグスクリューを押して固定する、調整装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記第1側部、前記第1突出部及び前記第1掴持部において、
前記第1側部及び前記第1突出部は、前記第1掴持部に外向きの力がかかると前記第2側部及び前記第2突出部とは独立に広がり、
前記第1突出部に内向きの力がかかると前記第1掴持部に内向きの力がかかる、請求項1記載の調整装置。
【請求項3】
前記髄内釘において当該調整装置が挿入される調整装置用孔の側面には異なる凹部である第1凹部及び第2凹部が形成されており、
前記第1突出部及び前記第2突出部は、それぞれ、前記第1凹部及び前記第2凹部にはまる、請求項1記載の調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、髄内釘において主ラグスクリューを固定するための調整装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1にあるように、出願人は、大腿骨から分離した骨片を係合する主ラグスクリュー及び副ラグスクリューを用いる髄内釘を提案している。
【0003】
特許文献2には、髄内釘において使用される調整具の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-104号公報
WO2018/042688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
図6は、特許文献1の髄内釘103の一例を示す。図6において、髄内釘103は、大腿骨101から分離した骨片を係合する主ラグスクリュー105及び副ラグスクリュー107を用いる。髄内釘103において主ラグスクリュー105を固定するための調整具は、回転する回転部111と、回転せずにスライドするスライド部109を備えるものが知られている。
【0006】
しかしながら、特許文献1では、回転部とスライド部を独立な部品としていたため、例えば回転部が入り口付近にあるにもかかわらず、スライド部が奥に入ってしまうような場合があった。また、スライド部には回転を防止するために突出部を設けていたが、この突出部は、副ラグスクリュー107を挟む部分に分かれていて、同じ凹部にはまるものであった。そのため、スライド部が回転する可能性があった。特に、主ラグスクリュー105は必ず使用するものであるが、副ラグスクリュー107は使用しない場合もある。副ラグスクリュー107を使用しない場合に回転する可能性が高くなる。
【0007】
また、特許文献2には、回転部に横からスライド部を差し込むことによって、回転部に対してスライド部を回転自在に連結することが記載されている。しかしながら、回転部とスライド部を単に連結するに留まり、特許文献1のようにスライド部によって副ラグスクリューを固定する機能を果たすものではない。さらに、このように連結した調整具を髄内釘に差し込むと、スライド部を入れた状態で手元が震えてしまうと容易に外れ、スライド部が回転部から離れた状態で髄内釘に入ってしまうことがある。そして、一度外れてしまうと、連結するために細かな作業が必要になる。
【0008】
そこで、本願発明は、回転部品に制御部品を容易に取り付けることができる調整装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本願発明の第1の側面は、大腿骨から分離した骨片を係合する主ラグスクリュー及び副ラグスクリューを用いる髄内釘において前記主ラグスクリューを固定するための調整装置であって、当該調整装置は、制御部品と、回転部品を備え、前記回転部品は、支持部と、前記支持部の上に連結部を備え、前記制御部品は、先端部と、第1側部と、第1突出部と、第1掴持部と、第2側部と、第2突出部と、第2掴持部を備え、前記第1側部及び前記第2側部は、前記先端部において異なる位置の上に存在し、前記第1突出部及び前記第2突出部は、それぞれ、前記第1側部及び前記第2側部の上に存在し、前記第1掴持部及び前記第2掴持部は、それぞれ、前記第1突出部及び前記第2突出部の内側の上部に形成され、前記第1掴持部及び前記第2掴持部は前記連結部を挟持し、前記副ラグスクリューは前記第1側部及び前記第1突出部と前記第2側部及び前記第2突出部の間に存在し、前記先端部は前記主ラグスクリューを押して固定する。
【0010】
本願発明の第2の側面は、第1の側面の調整装置であって、前記第1側部、前記第1突出部及び前記第1掴持部において、前記第1側部及び前記第1突出部は、前記第1掴持部に外向きの力がかかると前記第2側部及び前記第2突出部とは独立に広がり、前記第1突出部に内向きの力がかかると前記第1掴持部に内向きの力がかかる。
(【0011】以降は省略されています)

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