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公開番号
2025090197
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205282
出願日
2023-12-05
発明の名称
印刷装置、印刷制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250610BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 連続シートに対する印刷において、プルーフ印刷と本印刷との間に発生する空白部分を抑制する。
【解決手段】 印刷装置は、連続シートに対して印刷を実行する印刷手段と、試し印刷用の第1ジョブと本印刷用の第2ジョブとで構成される印刷ジョブに基づいて前記印刷手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記印刷ジョブが複数入力された場合、入力された複数の前記印刷ジョブにおける複数の前記第1ジョブを、連続シートの第1領域にまとめて印刷し、入力された複数の前記印刷ジョブにおける複数の前記第2ジョブを、前記第1ジョブが印刷された連続シートの前記第1領域に対して搬送方向後方に存在する第2領域にまとめて印刷する、ように前記印刷手段を制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
連続シートに対して印刷を実行する印刷手段と、
試し印刷用の第1ジョブと本印刷用の第2ジョブとで構成される印刷ジョブに基づいて前記印刷手段を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記印刷ジョブが複数入力された場合、
入力された複数の前記印刷ジョブにおける複数の前記第1ジョブを、連続シートの第1領域にまとめて印刷し、
入力された複数の前記印刷ジョブにおける複数の前記第2ジョブを、前記第1ジョブが印刷された連続シートの前記第1領域に対して搬送方向後方に存在する第2領域にまとめて印刷する、
ように前記印刷手段を制御する
ことを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記第2領域は、前記第1領域に隣接することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記第1領域への印刷対象とする複数の前記第1ジョブを決定する決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記決定手段は、
前記第1領域への印刷対象とする複数の前記第1ジョブを、連続シートの搬送経路における印刷位置から印刷結果を目視確認できる位置までの前記搬送経路の長さである搬送路長に基づいて決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記決定手段は、
前記第1領域に印刷される複数の前記第1ジョブのうち先頭に印刷される前記第1ジョブを除く前記第1ジョブを印刷した場合の長さの合計値が、前記搬送路長を超えるように、前記第1領域への印刷対象とする複数の前記第1ジョブを決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記合計値が前記搬送路長以下である場合に、オペレータによる指示に基づき印刷を開始させる開始手段
を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
装置構成に応じて前記搬送路長を設定する設定手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記制御手段は、
前記第2領域の後方に、更に前記第1領域が配置されるよう制御することを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記決定手段は、
前記第1領域への印刷対象とする複数の前記第1ジョブを、連続シートの全長に基づいて決定する
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記決定手段は、
前記第1ジョブ及び前記第2ジョブを印刷した場合の長さの合計値が、連続シートの全長を超えるように、前記第1領域への印刷対象とする複数の前記第1ジョブを決定する
ことを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、連続シートを使用した印刷における試し印刷に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷ジョブの印刷を実行する前に、仕上がり具合を確認するための試し印刷(以下、プルーフ印刷という)が行われている。特に、ページ数の多い印刷ジョブの場合、プルーフ印刷を本印刷の前に行うことにより、失敗印刷の数を減らし、コスト面や作業面での無駄を省くことが期待できる。
【0003】
しかしながら、給紙から排紙まで一貫して連続したシートを使用して印刷を行う場合、プルーフ印刷を行った領域と本印刷を行う領域との間に大きな空白部分が発生し、無駄になるという問題があった。これは、従来の作業手順では、ジョブ毎にプルーフ印刷の結果をオペレータが目視確認し、問題がなければ本印刷のジョブを供給するという手順としているからである。そのため、プルーフ印刷を行う都度、目視位置まで連続シートを搬送する必要があり、その搬送距離分の空白部分が生じていた。
【0004】
連続シートを使用してプルーフ印刷を行う技術に関し、特許文献1には、前のジョブの実行完了後、連続して次のジョブのプルーフ印刷を実行する方法が開示されている。特許文献1の技術を用いた場合、前のジョブの本印刷と次のジョブのプルーフ印刷との間に生じる空白部分は削減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-052096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術を用いた場合でも、次のジョブのプルーフ印刷と次のジョブの本印刷との間には、従来と同様に空白部分が発生してしまう。特に近年では、連続シートを用いた印刷においても、部数(ページ数)が比較的少ない小ロットの発注が増加する傾向にある。そのため、従来の方法では、大ロットの場合と比較して印刷部分に対する空白部分の割合が大きくなり、空白部分の影響がより大きな課題となっている。
本開示は、連続シートに対する印刷において、試し印刷と本印刷との間に発生する空白部分を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る印刷装置は、連続シートに対して印刷を実行する印刷手段と、試し印刷用の第1ジョブと本印刷用の第2ジョブとで構成される印刷ジョブに基づいて前記印刷手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記印刷ジョブが複数入力された場合、入力された複数の前記印刷ジョブにおける複数の前記第1ジョブを、連続シートの第1領域にまとめて印刷し、入力された複数の前記印刷ジョブにおける複数の前記第2ジョブを、前記第1ジョブが印刷された連続シートの前記第1領域に対して搬送方向後方に存在する第2領域にまとめて印刷する、ように前記印刷手段を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、連続シートに対する印刷において、試し印刷と本印刷との間に発生する空白部分を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システム全体の構成を示す図である。
印刷システムの制御構成を示すブロック図である。
連続シートを用いた従来の印刷結果の例を示す図である。
第1の実施形態の印刷装置による印刷結果の例を示す図である。
印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
ジョブリストの一例を示す図である。
ジョブ受付及びプルーフジョブ生成処理の流れを示すフローチャートである。
プルーフ設定用のUIの例である。
印刷設定用のUIの例である。
第1の実施形態の印刷制御処理の流れを示すフローチャートである。
連続印刷の対象とするプルーフジョブを決定する処理を示すフローチャートである。
プルーフ判定結果を入力するためのUIの一例を示す図である。
再生成されたプルーフジョブJ0013を含むジョブリストを示す図である。
第2の実施形態の印刷装置による印刷結果の例を示す図である。
第2の実施形態の印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
ジョブリストの一例を示す図である。
第2の実施形態における印刷対象ジョブの決定処理を示すフローチャートである。
第3の実施形態の印刷装置の機能構成を示すブロック図である。
第3の実施形態における印刷対象ジョブの決定処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施形態>
図1は本開示の一実施形態に係る印刷装置101を含む印刷システム100全体の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、印刷システム100は、印刷装置101、給紙ユニット102、検品装置104、及び排紙ユニット106を備える。印刷システム100の内部には、給紙ユニット102から印刷装置101及び検品装置104を経由して排紙ユニット106までに渡る搬送経路105が配される。給紙ユニット102にセットされたロールP1から引き出された連続シートPが搬送経路105に沿って搬送される。以下、連続シートをロール紙という。ロール紙については後述する。
(【0011】以降は省略されています)
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