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公開番号
2025089887
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204837
出願日
2023-12-04
発明の名称
ホイールコンベア用受具及びこれを利用したグラビティコンベア
出願人
矢崎化工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65G
1/08 20060101AFI20250609BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 ホイールコンベアを挿入口に簡単に挿入することができ、挿入作業がスムーズなホイールコンベア用受具及びこれを利用したグラビティコンベアを提供する。
【解決手段】横桟23間に沿って渡されるホイールコンベア10を前記横桟23に取り付けるホイールコンベア用受具1であって、前記横桟23に掛け止め可能に設けられたフック部7と、前記ホイールコンベア10の端部が挿入される挿入部2とを有して構成され、前記挿入部2のホイールコンベア挿入側を切欠き形状とすることにより、前記ホイールコンベア10を挿入口6の上端または下端に当接させながら前記挿入部2に挿入可能に構成する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
横桟(23)間に沿って渡されるホイールコンベア(10)を前記横桟(23)に取り付けるホイールコンベア用受具(1)であって、
前記横桟(23)に掛け止め可能に設けられたフック部(7)と、前記ホイールコンベア(10)の端部が挿入される挿入部(2)とを有して構成され、
前記挿入部(2)のホイールコンベア挿入側を切欠き形状とすることにより、前記ホイールコンベア(10)を挿入口(6)の上端または下端に当接させながら前記挿入部(2)に挿入可能であることを特徴とするホイールコンベア用受具。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記挿入部(2)が、底壁部(3)と、該底壁部(3)の左右両側に対向配置された一対の側壁部(4)と、該一対の側壁部(4)の上部に夫々形成された上部片(5)とを備えると共に、少なくともこれらの前方に前記ホイールコンベア(10)が挿入される前記挿入口(6)が開口形成されており、
前記挿入部(2)の後方から前記前方に向かって延びる前記底壁部(3)と前記上部片(5)の長さ寸法に寸法差を設けたことを特徴とする請求項1記載のホイールコンベア用受具。
【請求項3】
前記フック部(7)は、連結壁(8)と、該連結壁(8)の前後両側に対向配置された一対の対向壁(9)を有して側面視略コの字状に開口形成されており、
前記一対の対向壁(9)の各内壁に、前記横桟(23)を構成するパイプが当接する突起(9a)が夫々設けられていることを特徴とする請求項2に記載のホイールコンベア用受具。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の前記ホイールコンベア用受具(1)を使用していることを特徴とするグラビティコンベア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホイールコンベア用受具及びこれを利用したグラビティコンベアに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
一定のピッチで複数のローラー(ホイール)1を回動可能に取り付けられた長尺状のローラー保持枠2を、コンベアフレーム3内に架設するためのコンベアの滑走枠体受具(ホイールコンベア用受具)4、10が知られている(特許文献1参照)。
滑走枠体受具は、コンベアフレーム3に架設するためのC形又はハット形からなる主体11の片側又は両側に、ローラー保持枠2の端部を保持する断面C形枠形状の接続具12を溶接等で取り付けることにより構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公平02-49219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の構成では、断面C形枠形状から成る接続具12の挿入口側の端面のすべてが同一面上に配置される構成である。
【0005】
このため、ローラー保持枠2を接続具12の挿入口に挿入しやすくするために、ローラー保持枠2の上面を挿入口の上端に、又はローラー保持枠2の下面を挿入口の下端に、当接させながら挿入する必要がある。しかしながら、このような方法で挿入しようとすると、一方が当接すると他方が干渉してしまうことから挿入作業を簡単に行うことが難しいという問題があった。また最初から接続具12の挿入口に対してローラー保持枠2を正対させた状態としなければ挿入することが難しくなるので、グラビティコンベア(ローラーを回転させる駆動源を持たないコンベア)を構築するのに時間がかかっていた。
【0006】
また上記従来のコンベアの滑走枠体受具では、コンベアフレームなどの横桟に対する固定を止めねじなどの補助部材を用いる構成であったことから部品点数が多くなり、近年の材料高騰の影響でコストの増大が問題となっていた。
【0007】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、ローラー保持枠の端部を挿入口に簡単に挿入することができると共に、固定のための補助部材を不要とすることによりコストを低減できるようにしたホイールコンベア用受具及びこれを利用したグラビティコンベアを創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の主たる手段は、
横桟間に沿って渡されるホイールコンベアを前記横桟に取り付けるホイールコンベア用受具であって、
前記横桟に掛け止め可能に設けられたフック部と、前記ホイールコンベアの端部が挿入される挿入部とを有して構成され、
前記挿入部のホイールコンベア挿入側を切欠き形状とすることにより、前記ホイールコンベアを挿入口の上端または下端に当接させながら前記挿入部に挿入可能であることを特徴とする、と云うものである。
本発明の第1の主たる手段では、挿入口の一方の端部(上端または下端)をガイドとしてホイールコンベアを挿入したときに、他方の端部の干渉がなくなるため、挿入作業をスムーズに行うことができる。
【0009】
また本発明の他の手段は、上記本発明の主たる手段に、前記挿入部が、底壁部と、該底壁部の左右両側に対向配置された一対の側壁部と、該一対の側壁部の上部に夫々形成された上部片とを備えると共に、少なくともこれらの前方に前記ホイールコンベアが挿入される挿入口が開口形成されており、
前記挿入部の後方から前記前方に向かって延びる前記底壁部と前記上部片の長さ寸法に寸法差を設けた、との手段を加えたものである。
上記手段では、挿入部の切欠き形状の具体化を達成し得る。
【0010】
また発明の他の手段は、上記手段に、前記フック部は、連結壁と、該連結壁の前後両側に対向配置された一対の対向壁を有して側面視略コの字状に開口形成されており、
前記一対の対向壁の各内壁に、前記横桟を構成するパイプが当接する突起が夫々設けられている、との手段を加えたものである。
上記手段では、固定のための補助部材を不要にできるため、部品点数の削減によるコストの低減を達成し得る。
(【0011】以降は省略されています)
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