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公開番号
2025089812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204702
出願日
2023-12-04
発明の名称
建築物のコーディネートシステム、建築物のコーディネート方法、および建築物のコーディネートプログラム
出願人
積水ハウス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
30/13 20200101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約
【課題】建築物の外観を適切にコーディネートできる、建築物のコーディネートシステム、建築物のコーディネート方法、および建築物のコーディネートプログラムを提供する。
【解決手段】コーディネートシステムは、複数種の固定色31からの選択によって固定構成要素30Aの固定色31を設定する固定色設定部と、選択構成要素30Bの色の推奨色33として、固定構成要素30Aの固定色31と相性データとに基づいて複数種の選択色32から推奨色33を抽出する推奨色抽出部と、推奨色33を出力する出力部と、を備える。相性データは、複数種の固定色31それぞれと複数種の選択色32それぞれとの組と、各組に紐づけされる相性値と、を含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
建築物における対象部分の色をコーディネートするコーディネートシステムであって、
前記対象部分を構成する構成要素であって色が事前に固定される構成要素は、固定構成要素と定義され、前記対象部分を構成する構成要素であって色が選択される構成要素は、選択構成要素と定義され、
前記固定構成要素が取り得る色として設定される複数種の固定色それぞれと、前記選択構成要素が取り得る色として設定される複数種の選択色それぞれとの、各組の色の相性を示す相性データを記憶する記憶部と、
前記複数種の前記固定色からの選択によって前記固定構成要素の固定色を設定する固定色設定部と、
前記選択構成要素の色の推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、前記複数種の選択色から前記推奨色を抽出する推奨色抽出部と、
前記推奨色を出力する出力部と、を備え、
前記相性データは、前記複数種の前記固定色それぞれと前記複数種の選択色それぞれとの組と、前記各組に紐づけされる相性値と、を含む、
コーディネートシステム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記推奨色抽出部は、
前記選択構成要素の色の前記推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、
前記各組の相性値のうち、所定値よりも高い前記相性値の選択色を前記推奨色として抽出し、または、
前記各組の相性値のうち、前記相性値の高い順から所定個数の選択色を前記推奨色として抽出する、
請求項1に記載のコーディネートシステム。
【請求項3】
前記推奨色抽出部は、
前記固定構成要素および前記選択構成要素と異なる追加構成要素について、前記追加構成要素が取り得る複数種の色から、前記選択構成要素に対して抽出された前記推奨色と相性のあう色を、前記追加構成要素の追加要素推奨色として抽出する、
請求項1に記載のコーディネートシステム。
【請求項4】
前記出力部は、前記推奨色と前記固定色と前記対象部分の形状データとに基づいて色付けされた前記対象部分を出力する、
請求項1に記載のコーディネートシステム。
【請求項5】
前記記憶部は、2つの選択構成要素のうちの1つの選択構成要素が取り得る複数種の選択色それぞれと、2つの選択構成要素のうちの他の選択構成要素が取り得る複数種の選択色との、各組の色の相性を示す選択構成要素間の相性データをさらに記憶し、
前記推奨色抽出部は、前記2つの選択構成要素の色の前記推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と、前記固定構成要素と前記選択構成要素との間の前記相性データと、前記選択構成要素間の相性データと、に基づいて、前記推奨色を抽出する、
請求項1~4のいずれか一項に記載のコーディネートシステム。
【請求項6】
建築物における対象部分の色をコーディネートする建築物のコーディネート方法であって、
前記対象部分を構成する構成要素であって色が事前に固定される構成要素を固定構成要素と定義し、前記対象部分を構成する構成要素であって色が選択される構成要素を選択構成要素と定義し、
前記固定構成要素が取り得る色として設定される複数種の固定色それぞれと、前記選択構成要素が取り得る色として設定される複数種の選択色それぞれとの、各組の色の相性を示す相性データを用意する用意工程と、
前記複数種の前記固定色からの選択によって前記固定構成要素の固定色を設定する固定色設定工程と、
前記選択構成要素の色の推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、前記複数種の選択色から前記推奨色を抽出する推奨色抽出工程と、
前記推奨色を出力する出力工程と、を含み、
前記相性データは、前記複数種の前記固定色それぞれと前記複数種の選択色それぞれとの組と、前記各組に紐づけされる相性値と、を含む、
建築物のコーディネート方法。
【請求項7】
前記推奨色抽出工程では、
前記選択構成要素の色の前記推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、
前記各組の相性値のうち、所定値よりも高い前記相性値の選択色を前記推奨色として抽出し、または、
前記各組の相性値のうち、前記相性値の高い順から所定個数の選択色を前記推奨色として抽出する、
請求項6に記載の建築物のコーディネート方法。
【請求項8】
前記推奨色抽出工程では、さらに、
前記固定構成要素および前記選択構成要素と異なる追加構成要素について、前記追加構成要素が取り得る複数種の色から、前記選択構成要素に対して抽出された前記推奨色と相性のあう色を、前記追加構成要素の追加要素推奨色として抽出する、
請求項6に記載の建築物のコーディネート方法。
【請求項9】
前記出力工程では、前記推奨色と前記固定色と前記対象部分の形状データとに基づいて色付けされた前記対象部分を出力する、
請求項6に記載の建築物のコーディネート方法。
【請求項10】
2つの選択構成要素のうちの1つの選択構成要素が取り得る複数種の選択色それぞれと、2つの選択構成要素のうちの他の選択構成要素が取り得る複数種の選択色との、各組の色の相性を示す選択構成要素間の相性データを用意し、
前記推奨色抽出工程では、
前記2つの選択構成要素の色の前記推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と、前記固定構成要素と前記選択構成要素との間の前記相性データと、前記選択構成要素間の相性データと、に基づいて、前記推奨色を抽出する、
請求項6~9のいずれか一項に記載の建築物のコーディネート方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、建築物のコーディネートシステム、建築物のコーディネート方法、および建築物のコーディネートプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
建築物の外観をコーディネートするための技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1のシステムは、コーディネート用外壁柄画像データベースを備える。コーディネート用外壁柄画像データベースには、各外壁柄の画像データにそれぞれ対応してグループ化された複数のコーディネート用の外壁柄の画像データが蓄積されている。同文献のシステムは、コーディネート用外壁柄表示手段を備える。コーディネート用外壁柄表示手段は、選定された外壁柄に対応してグループ化されたコーディネート用の外壁柄をコーディネート用外壁柄画像データベースから選んで外壁柄を表示装置の表示画面に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-309922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、建築物において、所定構成要素の色についてコーディネート用データベースから任意に色を選択すると、所定構成要素の色と他の構成要素の色との関係で、色のバランスが崩れる虞がある。この点で、建築物のコーディネートするシステム、建築物のコーディネート方法、および建築物のコーディネートプログラムに関して改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)上記課題を解決する建築物のコーディネートシステムは、建築物における対象部分の色をコーディネートするコーディネートシステムであって、前記対象部分を構成する構成要素であって色が事前に固定される構成要素は、固定構成要素と定義され、前記対象部分を構成する構成要素であって色が選択される構成要素は、選択構成要素と定義され、前記固定構成要素が取り得る色として設定される複数種の固定色それぞれと、前記選択構成要素が取り得る色として設定される複数種の選択色それぞれとの、各組の色の相性を示す相性データを記憶する記憶部と、前記複数種の前記固定色からの選択によって前記固定構成要素の固定色を設定する固定色設定部と、前記選択構成要素の色の推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、前記複数種の選択色から前記推奨色を抽出する推奨色抽出部と、前記推奨色を出力する出力部と、を備え、前記相性データは、前記複数種の前記固定色それぞれと前記複数種の選択色それぞれとの組と、前記各組に紐づけされる相性値と、を含む。この構成によれば、建築物の対象部分において、構成要素の色は互いに相性のよい色で構成されるようになるため、建築物の対象部分について、調和のとれたコーディネートを提供できる。
【0006】
(2)上記(1)の建築物のコーディネートシステムにおいて、前記推奨色抽出部は、前記選択構成要素の色の前記推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、前記各組の相性値のうち、所定値よりも高い前記相性値の選択色を前記推奨色として抽出し、または、前記各組の相性値のうち、前記相性値の高い順から所定個数の選択色を前記推奨色として抽出する。この構成によれば、選択構成要素の色として、固定構成要素の色と相性のよい色を精確に選定できる。
【0007】
(3)上記(1)または(2)に記載の建築物のコーディネートシステムにおいて、前記推奨色抽出部は、前記固定構成要素および前記選択構成要素と異なる追加構成要素について、前記追加構成要素が取り得る複数種の色から、前記選択構成要素に対して抽出された前記推奨色と相性のあう色を、前記追加構成要素の追加要素推奨色として抽出する。この構成によれば、追加構成要素について、選択構成要素と相性があう追加要素推奨色を選定できる。
【0008】
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つに記載の建築物のコーディネートシステムにおいて、前記出力部は、前記推奨色と前記固定色と前記対象部分の形状データとに基づいて色付けされた前記対象部分を出力する。この構成によれば、対象部分についてのイメージ図を出力できる。
【0009】
(5)上記(1)~(4)のいずれか1つに記載の建築物のコーディネートシステムにおいて、前記記憶部は、2つの選択構成要素のうちの1つの選択構成要素が取り得る複数種の選択色それぞれと、2つの選択構成要素のうちの他の選択構成要素が取り得る複数種の選択色との、各組の色の相性を示す選択構成要素間の相性データをさらに記憶し、前記推奨色抽出部は、前記2つの選択構成要素の色の前記推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と、前記固定構成要素と前記選択構成要素との間の前記相性データと、前記選択構成要素間の相性データと、に基づいて、前記推奨色を抽出する。この構成によれば、固定構成要素の色と相性のよく、かつ、2つの選択構成要素の間において互いに相性があうように、推奨色を選定できる。
【0010】
(6)上記課題を解決する建築物のコーディネート方法は、建築物における対象部分の色をコーディネートする建築物のコーディネート方法であって、前記対象部分を構成する構成要素であって色が事前に固定される構成要素を固定構成要素と定義し、前記対象部分を構成する構成要素であって色が選択される構成要素を選択構成要素と定義し、前記固定構成要素が取り得る色として設定される複数種の固定色それぞれと、前記選択構成要素が取り得る色として設定される複数種の選択色それぞれとの、各組の色の相性を示す相性データを用意する用意工程と、前記複数種の前記固定色からの選択によって前記固定構成要素の固定色を設定する固定色設定工程と、前記選択構成要素の色の推奨色として、前記固定構成要素の前記固定色と前記相性データとに基づいて、前記複数種の選択色から前記推奨色を抽出する推奨色抽出工程と、前記推奨色を出力する出力工程と、を含み、前記相性データは、前記複数種の前記固定色それぞれと前記複数種の選択色それぞれとの組と、前記各組に紐づけされる相性値と、を含む。この構成によれば、建築物の対象部分において、構成要素の色は互いに相性のよい色で構成されるようになるため、建築物の対象部分について、調和のとれたコーディネートを提供できる。
(【0011】以降は省略されています)
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