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公開番号2025089577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025060291,2020179591
出願日2025-04-01,2020-10-27
発明の名称便器装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人協明国際弁理士法人
主分類E03D 9/00 20060101AFI20250605BHJP(上水;下水)
要約【課題】便器内部空間を効率的に除菌する便器装置を提供する。
【解決手段】ボウル12と、洗浄指示を受けて前記ボウルへの洗浄水を供給し前記ボウル内を洗浄する便器洗浄部13と、便蓋20と、該便蓋を開閉する便蓋駆動部22と、制御部5と、前記ボウル及び閉状態にある前記便蓋により形成された便器内空間Aを除菌する除菌装置30と、を備えた便器装置1であって、前記制御部は、前記洗浄指示を受けたときに前記便蓋が開状態であれば、洗浄を実行する前に、起立した状態の前記便蓋を閉状態へ閉動作させ、洗浄処理の開始と同時に、もしくは洗浄処理の開始後に、前記除菌装置に除菌処理を開始させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ボウルと、洗浄指示を受けて前記ボウルへの洗浄水を供給し前記ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋を開閉する便蓋駆動部と、制御部と、前記ボウル及び閉状態にある前記便蓋により形成された便器内空間を除菌する除菌装置と、を備えた便器装置であって、
前記制御部は、前記洗浄指示を受けたときに前記便蓋が開状態であれば、洗浄を実行する前に、起立した状態の前記便蓋を閉状態へ閉動作させ、洗浄処理の開始と同時に、もしくは洗浄処理の開始後に、前記除菌装置に除菌処理を開始させることを特徴とする便器装置。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記除菌装置による除菌が行われている間、前記便蓋の開動作を禁止する便蓋開禁止手段を備えていることを特徴とする便器装置。
【請求項3】
請求項2において、
前記便蓋禁止手段は、警告音または/及び点灯によって報知を行うことを特徴とする便器装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、便器装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近時、排泄物に含まれる汚染物質や洗浄水の水滴等が便器の周囲に飛散することを抑制するために、便蓋が閉じた状態でボウルに洗浄水を流すことが奨励されている。これにより、汚染物質が便器の周囲に飛散することは抑制される。
【0003】
下記特許文献1では、洗浄スイッチ等の洗浄動作のための操作部が操作されたときに、まず便蓋を閉動作させる。また、下記特許文献2では、着座検知部が使用者の離座を検知すると、便蓋を閉じる制御を行う。このように、洗浄に先立って便蓋を閉制御するものも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-158142号公報
特開2018-062774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、便蓋が閉状態でボウルに洗浄水を流すと、排泄物に含まれる汚染物質や洗浄水の水滴等が便器の周囲に飛散することは抑制できるが、便器内部空間にある便蓋のボウル側を向く裏面や便座の着座面等に汚染物質を含む飛沫が付着するおそれがある。便蓋のボウル側の面や便座の着座面に汚染物質が付着した状態で次の使用者が便器を使用すると、使用者にその汚染物質が付着するおそれがある。また、便器内部空間には汚染物質が残存するので、そこから菌が増殖するおそれがある。
【0006】
本発明は、このような事情を鑑みて提案されたもので、その目的は、便器内部空間を効率的に除菌する便器装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明の便器装置は、ボウルと、洗浄指示を受けて前記ボウルへの洗浄水を供給し前記ボウル内を洗浄する便器洗浄部と、便蓋と、該便蓋を開閉する便蓋駆動部と、制御部と、前記ボウル及び閉状態にある前記便蓋により形成された便器内空間を除菌する除菌装置と、を備えた便器装置であって、前記制御部は、前記洗浄指示を受けたときに前記便蓋が開状態であれば、洗浄を実行する前に、起立した状態の前記便蓋を閉状態へ閉動作させ、洗浄処理の開始と同時に、もしくは洗浄処理の開始後に、前記除菌装置に除菌処理を開始させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の便器装置は上述した構成とされているため、便器内部空間を効率的に除菌することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る便器装置の基本ブロック図である。
同便器装置の模式的斜視図である。
同便器装置の模式的縦断面図である。
同便器装置の動作例の一例を示すフローチャートである。
同便器装置の動作例の一例を示すフローチャートである。
同便器装置の動作例の一例を示すフローチャートである。
同便器装置の動作例の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明の実施の形態に係る便器装置について、図面を参照しながら説明する。なお、便器装置1が床3に設置された状態を基準にして、上下方向を説明する。また、使用者が開状態の便蓋20に背を向けて便座24の着座面24aに座った状態を基準にして、前後方向、左右方向を説明する。また、本明細書においては、便蓋20、便座24のいずれにおいても、略垂直状に起立した状態を開状態といい、略水平状に倒れ、ボウル12の開口面に対し略平行とした状態を閉状態という。なお、図2では、便器装置1は便蓋20、便座24がともに開状態であり、図3では便蓋20、便座24がともに閉状態である。
(【0011】以降は省略されています)

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