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公開番号2025088922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203757
出願日2023-12-01
発明の名称非接触充電制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 50/80 20160101AFI20250605BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】無線通信の途絶を抑制できる非接触充電制御装置を提供する。
【解決手段】非接触充電制御装置2は、制御部24を備え、制御部24が車車両3と無線通信を行い、車両3から受信した無線通信の通信強度が閾値以上である場合、非接触充電制御装置2が電力を推定して供給するために必要となる充電可能情報を通信する一方、通信強度が閾値以上でない場合、車両3と通信継続を可能とするための充電継続可否情報のみを通信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両と無線通信を行って、前記車両が備えるバッテリに非接触で電力を給電する非接触充電制御装置であって、
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
前記車両と無線通信を行い、
前記車両から受信した無線通信の通信強度が閾値以上である場合、前記電力を推定して供給するために必要となる充電可能情報を通信する一方、前記通信強度が前記閾値以上でない場合、前記車両と通信継続を可能とするための充電継続可否情報のみを通信する、
非接触充電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、非接触充電制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、駐車エリアに駐車している車両へバッテリ充電用の電力を非接触で供給する技術が開示されている。この技術によれば、車両が駐車エリアに駐車していると判断すると、給電側無線通信部から送信された信号であって、車両の車両側無線通信部で受信される信号の強度が閾値になるまで、給電側無線通信部の送信出力を小さくすることで、駐車エリア以外に存在する車両と無線通信を行わないようにする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-012473号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、駐車エリアに別車両が近づいた場合において、無線通信の周波数で同一の周波数を使用しているとき、別車両の無線通信の周波数に影響を受けやすく、通信が途絶する虞がある。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、無線通信の途絶を抑制できる非接触充電制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る非接触充電制御装置は、車両と無線通信を行って、前記車両が備えるバッテリに非接触で電力を給電する非接触充電制御装置であって、プロセッサを備え、前記プロセッサは、前記車両と無線通信を行い、前記車両から受信した無線通信の通信強度が閾値以上である場合、前記電力を推定して供給するために必要となる充電可能情報を通信する一方、前記通信強度が前記閾値以上でない場合、前記車両と通信継続を可能とするための充電継続可否情報のみを通信する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、無線通信の途絶を抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態に係る非接触充電システムを示す模式図である。
図2は、Wi-Fi(登録商標)のチャンネルと電波強度の関係を模式的に説明する図である。
図3は、一実施の形態に係る非接触充電システムが実行する処理の概要を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る非接触充電システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記の実施の形態における構成要素は、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、以下の説明において参照する各図は、本開示の内容を理解でき得る程度に形状、大きさ、および位置関係を概略的に示してあるに過ぎない。即ち、本開示は、各図で例示された形状、大きさおよび位置関係のみに限定されるものではない。
【0010】
〔非接触充電システム〕
図1は、一実施の形態に係る非接触充電システムを示す模式図である。図1に示す非接触充電システム1は、非接触充電制御装置2と、車両3と、を備える。図1に示す非接触充電システム1は、磁界共鳴方式により電力を伝送するものであり、磁界共振結合(磁界共鳴)を用いて非接触充電制御装置2が車両3への給電を実現するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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