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公開番号
2025088118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023202594
出願日
2023-11-30
発明の名称
センターコンソール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250604BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の高圧ケーブルを保護する。
【解決手段】高圧ケーブル32がフロアパネル16の車内側において車両前後方向に延びて配置されており、その高圧ケーブル32の一部が後席クッション14とコンソールボックス20の間に位置する車両10に適用されるセンターコンソール12が提供される。センターコンソール12は、コンソールボックス20の車両後方下部に接続されて、高圧ケーブル32の一部を上から覆う保護カバー50を備える。保護カバー50は、車両後方から車両前方に向かって上昇傾斜する傾斜外面を有する樹脂カバーと、樹脂カバーと高圧ケーブル32の一部との間に位置する板金カバーを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
高圧ケーブルがフロアパネルの車内側において車両前後方向に延びて配置されており、その高圧ケーブルの一部が後席クッションとコンソールボックスの間に位置する車両に適用されるセンターコンソールであって、
前記コンソールボックスの車両後方下部に接続されて、前記高圧ケーブルの前記一部を上から覆う保護カバーを備え、
前記保護カバーは、
車両後方から車両前方に向かって上昇傾斜する傾斜外面を有する樹脂カバーと、
前記樹脂カバーと前記高圧ケーブルの前記一部との間に位置する板金カバーと、を含む、
ことを特徴とするセンターコンソール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のセンターコンソールに関し、特に、高圧ケーブル保護用カバーを備えるセンターコンソールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電気自動車(BEV)、ハイブリッド車(HEV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)等の電動車両が知られている。電動車両では、バッテリからの電力がパワーコントロールユニット(PCU)を介して駆動用モータに供給される。バッテリとPCUの間は、高圧ケーブルにより接続される。
【0003】
また、自動車は、運転席と助手席の間に配置されたセンターコンソールを備える。センターコンソールは、例えば車室内の正面にあるセンタークラスタから連なって構成されている。センターコンソールは、コンソールボックスを備える。コンソールボックスには、例えば車両後方を向くコンソールエンドパネルが配置されている。そのコンソールエンドパネルは、例えば後席乗員のための空調風の吹出口などを備える。特許文献1には、コンソールボックスの一例が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-18085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電動車両には、バッテリが車体後部に配置されて、PCU及び駆動用モータが車体前部に配置されると共に、高圧ケーブルが車両前後方向に延びて配策されるものがある。この高圧ケーブルは、フロアパネルの車内側に配策されることがある。この高圧ケーブルを車幅方向中央に配策すると、高圧ケーブルの大部分は、コンソールボックスや後席クッション等の構造物の下に配置されて保護されるが、コンソールボックスと後席クッションの間に配策された高圧ケーブルの部分は、保護されない部分として残ることになる。そこで、コンソールボックスと後席クッションの間に配策された高圧ケーブルを保護できる構造が望まれている。
【0006】
本発明の目的は、コンソールボックスと後席クッションの間に配策された高圧ケーブルを保護できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るセンターコンソールは、高圧ケーブルがフロアパネルの車内側において車両前後方向に延びて配置されており、その高圧ケーブルの一部が後席クッションとコンソールボックスの間に位置する車両に適用されるセンターコンソールであって、前記コンソールボックスの車両後方下部に接続されて、前記高圧ケーブルの前記一部を上から覆う保護カバーを備え、前記保護カバーは、車両後方から車両前方に向かって上昇傾斜する傾斜外面を有する樹脂カバーと、前記樹脂カバーと前記高圧ケーブルの前記一部との間に位置する板金カバーと、を含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、保護カバーにより、高圧ケーブルを保護することができる。また、保護カバー(樹脂カバー)が傾斜外面を有するため、乗員がその上に足を載せて留まったり、その上に荷物を置いたりすることを抑制することができる。また、板金カバーにより、保護カバーの強度を高めることができ、高圧ケーブルから発生する電磁波を遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車内の高圧ケーブルの配置を概略的に示す斜視図である。
(A)はセンターコンソールの一部の斜視図であり、(B)はセンターコンソールの一部の分解斜視図であり、(C)は保護カバーの分解斜視図である。
(A),(B)は保護カバー50の作用効果を説明するための概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。全ての図面において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。以下の説明において、特段の断りがない限り、前後左右上下等の方向および向きを表す語句は、車両に関する方向および向きを表す。各図において、矢印FRの向きが前方、矢印UPの向きが上方、矢印LHの向きが左方を表す。
(【0011】以降は省略されています)
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