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公開番号2025087612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2024202127
出願日2024-11-20
発明の名称鼓膜分類装置、鼓膜分類システム、および鼓膜分類プログラム
出願人株式会社フォーカスシステムズ
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G16H 50/20 20180101AFI20250603BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】従来よりも高い正答率で鼓膜の病状を分類する。
【解決手段】鼓膜分類装置30は、鼓膜を含む画像データが入力される通信部と、入力される画像データからアルゴリズムによって特性を抽出し、鼓膜に関して急性中耳炎あるいは急性中耳炎以外であるかを分類する第1分類部31bと、急性中耳炎以外であると分類された画像データからアルゴリズムによって特性を抽出し、鼓膜に関して正常あるいは滲出性中耳炎であるかを分類する第2分類部31cとを備え、これら第1分類部31bおよび第2分類部31cの分類結果に基づき、急性中耳炎あるいは正常鼓膜あるいは滲出性中耳炎を通信部から出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
鼓膜を含む画像データが入力される通信部と、
前記画像データから、アルゴリズムによって特性を抽出し、前記鼓膜に関して、急性中耳炎あるいは急性中耳炎以外であるかを分類する第1分類部と、
急性中耳炎以外であると分類された前記画像データから、アルゴリズムによって特性を抽出し、前記鼓膜に関して、正常鼓膜あるいは滲出性中耳炎であるかを分類する第2分類部とを備え、
前記第1および第2分類部の分類結果に基づき、急性中耳炎あるいは正常鼓膜あるいは滲出性中耳炎を前記通信部から出力する、鼓膜分類装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記通信部に入力される前記画像データから鼓膜をトリミングして前記第1分類部に提供するトリミング部を備える、請求項1に記載の鼓膜分類装置。
【請求項3】
前記通信部に入力される前記画像データから鼓膜の所定部分をトリミングして前記第1分類部に提供するトリミング部を備える、請求項1に記載の鼓膜分類装置。
【請求項4】
前記第1分類部および前記第2分類部の少なくとも一方は、ラベリングされた教師データを取り込んで教師あり機械学習を行う、請求項1に記載の鼓膜分類装置。
【請求項5】
請求項1に記載の鼓膜分類装置と、
鼓膜を撮影するイヤースコープと、
前記イヤースコープから鼓膜の画像データを受け取り前記鼓膜分類装置へ出力する端末とを具備する、鼓膜分類システム。
【請求項6】
前記端末は、前記イヤースコープで撮影される画像を表示する画面と、前記画面上で当該画面の中央部に鼓膜が表示されるよう誘導する誘導手段とを有し、前記中央部に鼓膜が撮影された画像データを前記通信部へ出力する、請求項5に記載の鼓膜分類システム。
【請求項7】
前記イヤースコープは、耳穴クリーニング構造に備え付けのデジタルカメラである、請求項5に記載の鼓膜分類システム。
【請求項8】
前記鼓膜分類装置および前記端末と相互通信可能な医療機関用端末を具備する、請求項5に記載の鼓膜分類システム。
【請求項9】
前記イヤースコープまたは前記端末は、鼓膜を含む画像から当該鼓膜をトリミングして前記画像データを作成するトリミング部を有する、請求項5に記載の鼓膜分類システム。
【請求項10】
前記誘導手段は、前記画面に表示される画像が前記分類に適しているか否かを、前記画面に表示する、請求項6に記載の鼓膜分類システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鼓膜の画像から当該鼓膜の病状の有無を分類する装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
鼓膜の画像から当該鼓膜の病状を分類する方法として従来、例えば特表2019-534723号公報(特許文献1)が知られている。従来の方法は、鼓膜の状態を撮影した画像に基づき、当該鼓膜が正常あるいは異常であるかを判断する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2019-534723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記従来のような方法にあっては、さらに改善すべき点があることを本発明者は見いだした。つまり正常な鼓膜を異常であると誤って判断したり、あるいは異常な鼓膜を正常であると誤って判断したり、中耳炎が急性か滲出性か判断を誤ったりというように正確な診断が困難であり、正答率に改善の余地がある。
【0005】
また、医院やクリニックが診察を受け付けていない深夜や、日曜日および祝日に、鼓膜の診断を受けたいというニーズが多数ある。特に仕事と子育ての両立に忙しい親は、乳幼児や子供の耳穴の奥の異変に気付かず、鼓膜周辺の炎症を悪化させてしまい、深夜や日曜日および祝日に至って診察を希望することがよくある。
【0006】
また僻地では医療サービスが充分でなく、小児科医、耳鼻科医が不在である等、医院やクリニックで診察を受けることが困難である。
【0007】
一方で、中耳炎の早期発見は、適切な治療に必要不可欠である。診断の遅延は適切な治療の遅れにつながる。
【0008】
本発明は、上述の実情に鑑み、医院やクリニックといった医療サービスが限られている場合であっても、鼓膜を含む領域の病状を、適切なタイミングで、簡易的かつ正しく判断することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この目的のため本発明による鼓膜分類装置は、鼓膜を含む画像データが入力される通信部と、画像データからアルゴリズムによって特性を抽出し鼓膜に関して急性中耳炎あるいは急性中耳炎以外であるかを分類する第1分類部と、急性中耳炎以外であると分類された画像データからアルゴリズムによって特性を抽出し、鼓膜に関して正常鼓膜あるいは滲出性中耳炎であるかを分類する第2分類部とを備え、第1および第2分類部の分類結果に基づき急性中耳炎あるいは正常鼓膜あるいは滲出性中耳炎を通信部から出力する。
【0010】
かかる本発明によれば、2段階2分類を実行することから、従来よりも正答率の高い分類結果が得られる。したがって医療機関に掛かることができなくても、診察と略同等のサポートを受けることができ、適切なタイミングで症状を知ることができる。本発明の鼓膜分類装置は、ハード構成およびソフトウェア構成を特に限定されない。鼓膜分類装置は、例えばネットワーク上のサーバであったり、あるいはクラウドであったりする。
(【0011】以降は省略されています)

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