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公開番号2025087453
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202116
出願日2023-11-29
発明の名称管理システム及び方法
出願人日立ヴァンタラ株式会社
代理人青稜弁理士法人
主分類G06F 11/14 20060101AFI20250603BHJP(計算;計数)
要約【課題】管理操作完了迄の時間を適正化する管理システム及び方法を提供する。
【解決手段】一つ以上の基盤を管理する管理システムにおいて、リクエスト制御処理は、リクエストに応じて基盤への連続した複数の処理を実行し、連続した複数の処理を実行途中でエラーが発生したか否かを判定し、エラーが発生した場合に、エラーの分類、処理の実行状況及び予め設定された対処開始条件の少なくとも一つに基づいて対処を選定し、選定した対処を実行する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
一つ以上の基盤を管理する管理システムであって、
前記管理システムはプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
リクエストに応じて前記基盤への連続した複数の処理を実行し、
前記連続した複数の処理を実行途中でエラーが発生したか否かを判定し、
前記エラーが発生した場合に、前記エラーの分類、前記処理の実行状況、及び予め設定された対処開始条件の少なくとも一つに基づいて対処を選定し、
前記選定した対処を実行する管理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の管理システムにおいて、
前記プロセッサは、
前記エラーの分類が一時的なものである場合は、前記エラーが発生した処理を再度実行するリトライを選定し、
前記エラーの分類が一時的なものでない場合は、前記連続した複数の処理の実行前の状態に戻すロールバックか、または前記連続した複数の処理の実行途中の状態での保留を選定する管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の管理システムにおいて、
前記プロセッサは、
前記エラーが発生した場合に、前記ロールバックにかかるロールバック完了時間と、前記連続した複数の処理の前記エラーが発生した処理以降の処理を実行するのにかかるリクエスト完了時間とを試算して比較し、
前記比較の結果に基づいて前記対処を選定する管理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の管理システムにおいて、
前記プロセッサは、
前記比較の結果、前記ロールバック完了時間が前記リクエスト完了時間より短い場合は前記ロールバックを選定し、
前記比較の結果、前記ロールバック完了時間が前記リクエスト完了時間より長い場合は前記保留を選定する管理システム。
【請求項5】
請求項2に記載の管理システムおいて、
前記対処開始条件は前記基盤の状態を含み、
前記プロセッサは、前記対処開始条件に基づいて前記対処が実行できると判定したときは、当該対処を選定する管理システム。
【請求項6】
請求項2に記載の管理システムおいて、
前記プロセッサは、前記保留を選定した場合に、ユーザが行う対処手順を前記ユーザに提示する管理システム。
【請求項7】
請求項2に記載の管理システムおいて、
前記プロセッサは、予め設定された優先順位に従って前記対処を選択する管理システム。
【請求項8】
請求項7に記載の管理システムおいて、
前記優先順位は、リトライ優先、ロールバック優先、ユーザ提示優先、候補選択、操作完了時間優先、及びコスト優先の少なくとも一つを含む管理システム。
【請求項9】
一つ以上の基盤を管理する管理システムの管理方法であって、
前記管理システムはプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
リクエストに応じて前記基盤への連続した複数の処理を実行し、
前記連続した複数の処理を実行途中でエラーが発生したか否かを判定し、
前記エラーが発生した場合に、前記エラーの分類、前記処理の実行状況、及び予め設定された対処開始条件の少なくとも一つに基づいて対処を選定し、
前記選定した対処を実行する管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理システム及び方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ITインフラの運用管理において、ストレージ専従の管理者を置かず、ITインフラ全般を管理する管理者がストレージの管理を行う運用形態をとることが多くなっている。そのため、ストレージに対する知識やスキルの乏しい一般管理者が、少ない労力で容易に運用を行えるストレージ管理が求められている。
【0003】
また、顧客のパブリッククラウド利用が進む中、顧客データセンタにおけるストレージシステムを提供するサービス提供システムと、パブリッククラウド上で動作するSDS(Software Defined Storage)を提供するサービス提供システムを一元管理するサービス(管理サービス)への期待が高まっている。
【0004】
このため、パブリッククラウド上等で動作する、ストレージ管理ベンダが管理するSoftware-as-a-Service(SssS)型の管理サービスが登場し、顧客が管理サーバなどの追加ハードウェアを用意する必要が無く容易に導入して、ストレージボリュームのプロビジョニング(容量割り当て)を行う機能等が提供されている。
【0005】
一般管理者向けに提供される管理サービスにおいては、ストレージに対する詳しい知識を要する管理API(下位API)を抽象化するレイヤを用意して、1抽象API(上位API)の実行により内部で複数の下位APIが実行される仕組みを提供することで、管理の省力化を図るケースが多い。この際、上位APIの実行途中で処理が失敗した場合に、失敗原因への対処に加えて、上位API実行途中状態への対処を行う必要がでてくる。
【0006】
これに対して、管理サービスが、処理の失敗に自動対処する技術として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1では、1つの実行要求により実行される、複数のリソースへの作成処理が途中で失敗した場合に、処理が失敗した複数リソースを元の状態に戻すため、自動的にロールバックを行う。また、複数のリソースへの削除処理が途中で失敗した場合に、自動的に処理のリトライを行い、ロールフォワードを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2015-170344号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1の技術では、自動対処に成功すると、実行途中状態への対処が可能である一方で、自動対処に失敗すると、最初に発生した失敗に加えて、自動対処を行った結果発生した失敗も発生し、問題が複数発生した状態になり、失敗原因への対処が複雑になってしまう。
【0009】
また、ロールバックによる自動対処が成功したとしても、途中まで成功した操作を実行前の状態に戻すための時間が長時間化し、管理操作完了迄に時間がかかるケースがある。
【0010】
そこで、本発明は、管理操作完了迄の時間を適正化することができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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