TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025085080
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-04
出願番号2024200571,2021565004
出願日2024-11-18,2020-04-30
発明の名称クラウドベースのシステム白内障治療データベースとアルゴリズムシステム
出願人レンサー インク,Lensar, Inc.
代理人個人
主分類A61F 9/007 20060101AFI20250528BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼の疾患および損傷の治療のための適切な介入を選択する際の支援を提供するシステム、デバイス、および方法を提供する。
【解決手段】システム100は、クラウドベースのプロセッシング140、ならびに臨床データおよび患者固有のデータの保存を提供し、ローカルデバイスを使用して推奨される治療および予測される結果を施術者に提供することができる。システム、デバイス、および方法は、特定の個人の眼のインタラクティブな物理機械モデル(これは、眼の構造の機械的特性の測定値から導き出される)を生成することができる。物理機械モデルはインタラクティブであり、個人に最適化された治療計画を実装するために、眼への1つまたは複数の医学的介入の効果をエミュレートするために使用できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
患者の眼の眼科手術の実施においてユーザーを支援するためのシステムであって、
入力/出力インターフェースに通信可能に接続され、ユーザーデバイスと通信するように構成されたユーザーインターフェースと、
患者固有のデータベース、臨床データベース、および処置データベースを含み、該入力/出力インターフェースに通信可能に接続されたデータベースと、
該入力/出力インターフェースと該データベースに通信可能に接続され、眼または眼の一部の物理機械モデルを提供するアルゴリズムを含むプロセッサと、
を含み、
該入力/出力インターフェース、該データベース、および該プロセッサのうちの少なくとも1つがクラウドベースである、システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
該入力/出力インターフェースは、治療コースを計画するのに有用なインターフェースを提供する計画モジュールを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
該入力/出力インターフェースは、外科的処置中にガイダンスを提供する治療モジュールを含む、請求項1または2に記載のシステム。
【請求項4】
該データベースが施術者データベースを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項5】
該データベースが機器データベースを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項6】
該プロセッサが、該臨床データベースからのデータを該患者固有のデータベースからのデータと相関させ、該入力/出力インターフェースを介して推奨する治療を提供するように構成された機械学習アルゴリズムを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
【請求項7】
患者の眼科手術を計画する方法であって、
データベースおよびプロセッサに通信可能に接続された入力/出力インターフェースの計画モジュールにアクセスするステップであって、該入力/出力インターフェースはアルゴリズム支援を含み、該データベースは、患者固有のデータベース、臨床データベース、および処置データベースを含んでいる、ステップと、
該入力/出力インターフェースを介して眼科手術での所望の結果を入力するステップと、
該プロセッサの機械学習アルゴリズムと、該患者固有のデータベース、臨床データベース、および処置データベースからのデータとを使用して、推奨される処置を決定するステップと、
を含み、
該入力/出力インターフェース、該データベース、および該プロセッサのうちの少なくとも1つがクラウドベースである、方法。
【請求項8】
眼または眼の一部の物理機械モデルを生成するステップを含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
該所望の結果は、ユーザーと該物理機械モデルとのインタラクションによって入力される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
該推奨される処置が、該物理機械モデルによってユーザーに伝えられる、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、2019年5月21日に出願された米国仮特許出願第62/850,876号、および2019年5月3日に出願された米国仮特許出願第62/842,850号の利益を主張する。これらおよび他のすべての参照される材料は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。組み込まれるそれらにおける用語の定義または使用が本明細書における用語の定義に矛盾するか、または反する場合、本明細書における用語の定義によるものとする。
続きを表示(約 1,900 文字)【0002】
本発明の分野は、コンピュータ支援手術、特に眼科手術である。
【背景技術】
【0003】
この背景技術においては、本発明の実施形態に関連し得る当技術分野の様々な態様を紹介することを意図している。したがって、ここでの記述は、本発明をよりよく理解するためのフレームワークを提供しており、先行技術の承認と見なされるべきではない。
【0004】
本明細書における見出しの使用は、記載の明確化を目的としており、決して限定するものではない。したがって、見出しの下に記載されているプロセスおよび開示は、さまざまな例を含む本明細書全体の文脈の中で読む必要がある。本明細書における見出しの使用は、本発明の保護の範囲を制限するものではない。
【0005】
現在、レーシック、PRK、水晶体除去、および人工水晶体配置などの眼への外科的介入の成功は、主に、個々の外科医の技能および経験、並びに、眼内の正常な変化と外科的合併症が明らかになるのに従って進行中の処置を適応させる能力にある。最適ではない結果や追加の「改良」処置の必要が、望まれるよりも高い割合で生じる。
【0006】
コンピュータベースのシステムは、施術者間の患者の追跡(トラッキング)および施術者間での協議を容易にすることによって患者の転帰を改善するために開発されてきた。例えば、Nawanaらによる米国特許第9,700,292号は、患者を最初の発症から診断、治療、回復、および転帰と追跡するコンピュータ化されたシステムを記載している。このシステムは、主に整形外科を対象としているが、保存されている患者データと施術者から提供された情報に基づいて、診断と治療に関する推奨事項を提供できる。これらの推奨事項は、履歴データに基づいている。そのため、予測される結果の精度は、保存されるデータの幅によって必然的に制限される。
【0007】
関連する過去の臨床データの欠如に対処するための1つのアプローチは、医学的介入の影響を正確に予測するのに十分に人の体の自然な働きをエミュレート(模倣)する現実的なモデルを提供することである。米国特許出願公開第US2003/0208190(Robertsら)は、角膜弁の作製の前後に行われた測定結果を評価して、眼の生体力学的モデルを生成し、その後、これを使用してアブレーションアルゴリズムと手術結果の予測を生成することを説明している。しかし、このアプローチでは、予測モデルを生成する前に、眼にある程度の外科的介入を行う必要がある。
【0008】
米国特許出願公開第US2011/0208172号(Youssefiら)は、レーザーアブレーション中に複数の場所で角膜の形状/厚さの継続的な測定を行い、所望の形状が達成でない場合に外科医に警告するシステムを記載している。外科医はそこでアブレーションを調整することができる。しかしながら、そのような方法は、そのような調整の効果の予測を提供するための外科医の個々の経験に依存している。本明細書で特定されるすべての刊行物は、個々の刊行物または特許出願が具体的かつ個別に示されて参照により組み込まれた場合と同程度に、参照により組み込まれる。組み込まれた文献における用語の定義または使用が、本明細書に提供されるその用語の定義と矛盾するかまたは反対である場合、本明細書における用語の定義が適用され、文献における用語の定義は適用されない。
【0009】
欧州特許EP1613253(Matthausら)は、入力された患者固有の情報を利用して、保存された多数の眼科治療計画の中から個々の患者に最も適したものを推奨するエキスパートシステムを記載している。外科医は、個々の経験と好みに基づいて、これらの治療計画の中から選択する。しかし、そのようなシステムは、結果を真に予測するものではない。
【0010】
米国特許出願公開第2007/0073905号(Robertsら)は、患者の以前の眼の処置結果を含む様々な特徴の術前測定と術中測定との間の保存された相関関係を利用して、患者からの同様の測定に基づいて眼科外科医に推奨を行うための訓練されたエキスパートシステムをそれぞれ記載している。しかし、このようなエキスパートシステムの結果は、利用可能なデータセットに大きく依存する。このようなシステムは、患者の測定値が保存されたデータセットに含まれる範囲外にある場合、その患者を適切に予測できない場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
3か月前
個人
歯茎みが品
4か月前
個人
鼾防止用具
3か月前
個人
歯の掃除具
7か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
白内障治療法
2か月前
個人
導電香
4か月前
個人
脈波測定方法
3か月前
個人
塗り薬塗り具
5か月前
個人
マッサージ機
4か月前
個人
洗井間専家。
2か月前
個人
健康器具
5か月前
個人
クリップ
4か月前
個人
収納容器
5か月前
個人
発熱器具
7か月前
個人
染毛方法
6か月前
個人
片足歩行支援具
4か月前
個人
ホバーアイロン
1か月前
個人
矯正椅子
9日前
個人
眼科診療車
4か月前
個人
歯の保護用シール
9日前
個人
車椅子持ち上げ器
2か月前
個人
口内洗浄具
3か月前
三生医薬株式会社
錠剤
2か月前
個人
シャンプー
1か月前
個人
除菌システム
4か月前
株式会社コーセー
美爪料
4か月前
個人
服薬支援装置
2か月前
株式会社八光
剥離吸引管
4日前
東レ株式会社
吸収制御剤
6か月前
株式会社 MTG
浴用剤
4か月前
株式会社結心
手袋
3か月前
個人
避難困難者救出台車
4か月前
株式会社コーセー
化粧料
4か月前
株式会社MIC
陰茎補助具
5か月前
個人
尿バッグカバー
4か月前
続きを見る