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公開番号2025084982
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025034548,2023211187
出願日2025-03-05,2021-02-18
発明の名称アクセスカニューレを進めるための装置、システム、および方法
出願人ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド,BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 18/12 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】解剖学的構造(例えば、膵臓胆道管)にアクセスするための超音波内視鏡検査(EUS)アクセス装置、システム、および方法に関する。
【解決手段】装置はアクセスカニューレ102、穿刺要素、およびハンドル110を含む。アクセスカニューレ102それを通って延びる内腔を含む。アクセスカニューレ102は内視鏡シャフトを通って生体内の標的組織まで延びるための大きさおよび形状である。穿刺要素はアクセスカニューレ102の内腔を通ってアクセスカニューレ102の遠位端の外へ遠位に延びるための大きさおよび形状である。ハンドル110はハンドル本体およびアクセスカニューレ102を穿刺チップ106がアクセスカニューレ102の遠位端に遠位に露出されている穿刺要素に対して近位位置から、アクセスカニューレ102の遠位端が穿刺要素の穿刺チップ106を覆っている穿刺要素に対して遠位位置へ進行するための機構を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
アクセスカニューレであって、前記アクセスカニューレはそれを通って延びる内腔を含み、前記アクセスカニューレは内視鏡シャフトを通って生体内の標的組織まで延びるための大きさおよび形状である前記アクセスカニューレと、
前記アクセスカニューレの前記内腔を通って前記アクセスカニューレの遠位端の外へ遠位に延びるための大きさおよび形状の穿刺要素と、
ハンドル本体および、前記アクセスカニューレを、前記穿刺要素の穿刺チップが前記アクセスカニューレの遠位端より遠位に露出する前記穿刺要素に対する近位位置から、前記アクセスカニューレの前記遠位端が前記穿刺要素の前記穿刺チップを保護する前記穿刺要素に対する遠位位置へ進めるための機構を含むハンドルと、
前記アクセスカニューレに固定されかつ前記ハンドル本体の近位端に連結され、前記ハンドル本体に対して回転可能かつ前記ハンドル本体に対して第1所定距離だけスライド可能である回転ハブであって、前記回転ハブが、近位の第1フランジと遠位の第2フランジとを含み、それらの間にシャフトが延在しており、前記シャフトがスライド可能なワッシャと、スライド可能な第1ばねとを有し、前記第1ばねは、前記ワッシャと前記第2フランジとの間に拘束される、前記回転ハブと
を備える装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記穿刺要素に固定され、かつ前記回転ハブと連結可能であるキャップであって、前記キャップ及び前記回転ハブが連結される時、前記穿刺チップが前記アクセスカニューレの前記遠位端に対して第2所定距離だけ延びる前記キャップをさらに備える、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記キャップはさらにその近位端に、前記ワッシャのその中への挿入を許容し、かつ前記ワッシャのそこから外への引き抜きに抵抗する変形可能なタブを含み、前記回転ハブが前記キャップ内に挿入される時、前記ワッシャは遠位端では第2ばね、および近位端では前記変形可能なタブに対して配置される、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記キャップは前記回転ハブの近位部を被覆するための大きさおよび形状の遠位部、および、それに取り付けられた2つのウイングを有し、それぞれのウイングは前記ウイングの遠位端の内側へ放射状に延びるタブを有する、請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記ウイングから延びる前記タブは前記回転ハブの前記第1フランジを係止し、それにより前記変形可能なタブおよび前記回転ハブが互いに固定され、前記ウイングの近位部の押圧によって前記ウイングの前記遠位端を広げることにより、前記ウイングが前記第1フランジから解放される、請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記機構は、前記第1フランジに前記ウイングを係止し、それにより、前記ワッシャを前記キャップ内に第3所定距離だけ押し込み、かつ、前記第1ばねおよび前記第2ばねを圧縮し、前記キャップを解放することにより、前記第2ばねが前記ワッシャと前記第2フランジとの間で圧縮されたままの状態で、前記第1ばねが第3所定距離だけ近位に向かって前記キャップおよび前記回転ハブに抗して前記ワッシャを押し戻し、それにより前記機構が装填される、請求項5に記載の装置。
【請求項7】
装填された前記機構は、前記第1フランジから前記ウイングを解放し、前記第2ばねにより前記回転ハブの前記第2フランジを前記キャップに対して遠位に強制移動させることによって取り外される、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記穿刺要素に固定されたキャップをさらに備え、前記キャップを前記ハンドル本体の近位端で前記回転ハブに連結することにより、自動的に前記機構が装填される、請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記穿刺要素に固定されたキャップをさらに備え、
前記回転ハブは、延長位置において、前記ハンドル本体に対する前記回転ハブの長手方向の運動に抵抗するリビングヒンジを有し、前記リビングヒンジは、前記キャップの機構によって押圧位置に押圧可能であり、それにより前記回転ハブが前記ハンドル本体に対して長手方向に移動し得る、請求項1に記載の装置。
【請求項10】
前記回転ハブの遠位部が、前記回転ハブを前記ハンドル本体に連結するために挿入される、前記ハンドル本体の前記近位端にある端部キャップであって、前記第1ばねが配置される台座を有する前記端部キャップをさらに備える、請求項1に記載の装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、解剖学的構造(例えば、膵臓胆道管)にアクセスするための超音波内視鏡検査(EUS)アクセス装置、システム、および方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
超音波内視鏡検査(EUS)アクセス手順、言い換えれば、超音波誘導下で働くアクセス手順が膵臓胆道管あるいは肝臓のような解剖学的構造にアクセスするために用いられ得る。例えば、ステントの挿入および閉塞部を迂回するために胆管を貫くための手順のような膵臓胆道アクセス手順は、標的生体構造が極めて小さい場合に、他の種類のアクセス手順とは異なり得る。多くのEUSアクセス装置はそのような手順では十分に操作できず、十分に操作できる時でさえ、他の複数の困難に晒され得る。例えば、長く、細く鋭利な部分は、容易に最初の穿刺孔を開け得るが、あまりに鋭い場合に、鋭利部分が胆管全体の厚みを貫通って他の標的ではない組織内の管の外に出ていき、胆管に望ましくない開口が開けられるリスクが存在する。
【0003】
さらに、鋭利な部分を引き抜くより前にアクセスカニューレが解剖学的構造に十分深くまで挿入されないならば、アクセスカニューレは鋭利な部分が引き抜かれた後に構造の外に残され得る。従って、臨床医にとって、穿刺の正確な深さに到達することは大切である。EUSおよび/または蛍光透視法に従い、アクセスカニューレが構造の正確な深さまで挿入されていることを確かめるために、鋭利な部分とアクセスカニューレとの間の移行点を特定することは、臨床医にとって困難であるため、穿通の深さを評価することは臨床医にとって時々困難である。
【発明の概要】
【0004】
本開示はアクセスカニューレと、穿刺要素と、ハンドルとを含む装置に関する。前記アクセスカニューレはそれを通って延びる内腔を含む。前記アクセスカニューレは内視鏡シャフトを通って生体内の標的組織まで延びるための大きさおよび形状である。前記穿刺要素は、前記アクセスカニューレの内腔を通って前記アクセスカニューレの遠位端の外へ遠位に延びるための大きさおよび形状である。前記ハンドルは、ハンドル本体および、前記アクセスカニューレを、前記穿刺要素の穿刺チップが前記アクセスカニューレの遠位端より遠位に露出する前記穿刺要素に対する近位位置から、前記アクセスカニューレの遠位端が前記穿刺要素の前記穿刺チップを保護する前記穿刺要素に対する遠位位置へ進めるための機構を含む。
【0005】
実施形態では、前記近位位置で、前記穿刺チップは前記アクセスカニューレの遠位端に対して第1所定距離だけ延び、進行機構が作動される時、前記アクセスカニューレは前記穿刺要素に対して、少なくとも前記第1所定距離だけ進む。
【0006】
実施形態では、装置はさらに前記アクセスカニューレに固定されかつ前記ハンドル本体の近位端に連結される回転ハブを含み、前記回転ハブは前記ハンドル本体に対して回転可能かつ前記ハンドル本体に対して第2所定距離だけスライド可能であり、前記穿刺要素に固定され、かつ前記回転ハブと連結可能であるキャップを含み、前記キャップおよび前記回転ハブは連結される時、前記穿刺チップは前記アクセスカニューレの遠位端に対して前記第1所定距離だけ延びる。
【0007】
実施形態では、前記ハンドルの近位端は、前記回転ハブの遠位部が前記回転ハブを前記ハンドルに連結するために挿入される端部キャップを含み、前記端部キャップは第1ばねが配置される台座を有する。
【0008】
実施形態では、前記回転ハブは第1近位フランジと、第2遠位フランジとを含み、第2遠位フランジは第1近位フランジおよび第2遠位フランジの間に延びるシャフトを備え、前記シャフトはワッシャと、その上をスライド可能でありかつ前記第1および第2フランジの間に拘束される第2ばねとを有する。
【0009】
実施形態では、前記端部キャップはさらにその近位端に、前記ワッシャのその中への挿入を許容しかつ前記ワッシャのそれから外への引き抜きに抵抗する変形可能なタブを含み、前記回転ハブが前記端部キャップ内に挿入される時、前記ワッシャは遠位端における前記第1ばねおよび近位端における前記変形可能なタブに対して配置される。
【0010】
実施形態では、前記キャップは前記回転ハブの近位部を被覆するための大きさおよび形状の遠位部、および、それに取り付けられた2つのウイングを有し、それぞれのウイングは前記ウイングの遠位端の内側へ放射状に延びるタブを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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