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公開番号
2025084910
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025031867,2023090878
出願日
2025-02-28,2018-04-03
発明の名称
タンパク質抗原およびその使用
出願人
ビオンテック ユーエス インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
39/12 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】単独またはがんを処置するための他の腫瘍関連ペプチド、抗がん剤もしくは免疫調節剤との組合せで有用な、がん細胞中で発現される非変異タンパク質エピトープを提供する。
【解決手段】本明細書では、表1~6中の配列由来のエピトープを含む単離された抗原性ペプチドが提供される。本開示はまた、表1~6中の配列由来のエピトープを含む100アミノ酸長またはそれ未満の単離された抗原性ペプチドに関する。一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、レトロウイルス抗原である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、非変異過剰発現抗原である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、ウイルス抗原である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
相互参照
本願は、2017年4月3日に出願された米国仮出願第62/480,593号、2017年4月3日に出願された米国仮出願第62/480,596号および2017年4月3日に出願された米国仮出願第62/480,597号(それぞれの全体が、参照によって本明細書中に組み込まれる)の優先権を主張する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【0002】
分野
本発明の分野は、免疫治療ペプチド、ペプチドをコードする核酸、ペプチド結合剤、および例えばがんの免疫治療におけるそれらの使用に関する。一態様では、本発明は、単独またはがんを処置するための他の腫瘍関連ペプチド、抗がん剤もしくは免疫調節剤との組合せで有用な、がん細胞中で発現される非変異タンパク質エピトープを提供する。
【背景技術】
【0003】
背景
腫瘍ワクチンは、腫瘍細胞を認識し、溶解する抗原特異的細胞傷害性T細胞(CTL)を誘導するように共に作用する腫瘍抗原および免疫賦活性分子(例えばアジュバント、サイトカインまたはTLRリガンド)から典型的にはなる。そのようなワクチンは、共通組織限定腫瘍抗原(shared tissue restricted tumor antigen)または全腫瘍細胞調製物の形態での共通および患者特異的抗原の混合物のいずれかを含有する。共通組織限定腫瘍抗原は理想的には、多くの個体にわたって腫瘍における選択的発現を有する免疫原性タンパク質であり、合成ペプチドまたは組換えタンパク質として患者に一般に送達される。対照的に全腫瘍細胞調製物は、自家照射細胞、細胞可溶化物、細胞融合物、熱ショックタンパク質調製物または全mRNAとして患者に送達される。全腫瘍細胞が患者自身から単離されることから、細胞は患者特異的腫瘍抗原および共通腫瘍抗原を含む可能性がある。最後に、アミノ酸配列の変更を生じる腫瘍特異的変異(患者特異的または共通であってよい)を有するタンパク質からなる、第3のクラスの腫瘍抗原であるネオ抗原がある。したがって、追加のがん治療薬を開発する必要性がいまだある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
概要
本明細書では、表1または表2中の配列由来のエピトープを含む単離された抗原性ペプチドが提供される。本開示はまた、表1または表2中の配列由来のエピトープを含む100アミノ酸長またはそれ未満の単離された抗原性ペプチドに関する。本開示はまた、表3または表4中の配列由来のエピトープを含む単離された抗原性ペプチドに関する。本開示はまた、表3または表4中の配列由来のエピトープを含む100アミノ酸長またはそれ未満の単離された抗原性ペプチドに関する。本開示はまた、表5または表6中の配列由来のエピトープを含む単離された抗原性ペプチドに関する。本開示はまた、表5または表6中の配列由来のエピトープを含む100アミノ酸長またはそれ未満の単離された抗原性ペプチドに関する。
【0005】
一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、レトロウイルス抗原である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、非変異過剰発現抗原である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、ウイルス抗原である。
【0006】
一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約5から約50アミノ酸長の間である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約15から約35アミノ酸長の間である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約15アミノ酸長またはそれ未満である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約8から約11アミノ酸長の間である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、9または10アミノ酸長である。一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、主要組織適合性複合体(MHC)クラスIに結合する。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約500nM未満の結合親和性でMHCクラスIに結合する。
【0007】
一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約30アミノ酸長またはそれ未満である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約6から約25アミノ酸長の間である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約15から約24アミノ酸長の間である。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約9から約15アミノ酸長の間である。一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、MHCクラスIIに結合する。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、約1000nM未満の結合親和性でMHCクラスIIに結合する。
【0008】
一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、隣接するアミノ酸をさらに含む。別の実施形態では、隣接するアミノ酸は、天然の隣接するアミノ酸ではない。一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、少なくとも第2の抗原性ペプチドに連結される。別の実施形態では、ペプチドは、ポリグリシンまたはポリセリンリンカーを使用して連結される。別の実施形態では、第2の抗原性ペプチドは、約1000nM未満の結合親和性でMHCクラスIまたはクラスIIに結合する。別の実施形態では、第2の抗原性ペプチドは、約500nM未満の結合親和性でMHCクラスIまたはクラスIIに結合する。別の実施形態では、両方のエピトープが、ヒト白血球抗原(HLA)-A、-B、-C、-DP、-DQ、または-DRに結合する。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、クラスI HLAに結合し、第2の抗原性ペプチドは、クラスII HLAに結合する。別の実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、クラスII HLAに結合し、第2の抗原性ペプチドは、クラスI HLAに結合する。
【0009】
一実施形態では、単離された抗原性ペプチドは、in vivo半減期、細胞標的化、抗原取り込み、抗原プロセシング、MHC親和性、MHC安定性、または抗原提示を増大させる改変をさらに含む。別の実施形態では、改変は、担体タンパク質へのコンジュゲーション、リガンドへのコンジュゲーション、抗体へのコンジュゲーション、PEG化、ポリシアリル化、HES化、組換えPEGミメティック、Fc融合、アルブミン融合、ナノ粒子付着、ナノ粒子封入、コレステロール融合、鉄融合、アシル化、アミド化、グリコシル化、側鎖酸化、リン酸化、ビオチン化、表面活性物質の付加、アミノ酸模倣物の付加、または非天然アミノ酸の付加である。一実施形態では、標的化される細胞は、抗原提示細胞である。別の実施形態では、抗原提示細胞は、樹状細胞である。別の実施形態では、樹状細胞は、DEC205、XCR1、CD197、CD80、CD86、CD123、CD209、CD273、CD283、CD289、CD184、CD85h、CD85j、CD85k、CD85d、CD85g、CD85a、CD141、CD11c、CD83、TSLP受容体、またはCD1aマーカーを使用して標的化される。別の実施形態では、樹状細胞は、CD141、DEC205、またはXCR1マーカーを使用して標的化される。
【0010】
一実施形態では、本明細書に記載される単離された抗原性ペプチドを含むin vivo送達系が本明細書で提供される。別の実施形態では、送達系は、細胞透過性ペプチド、ナノ粒子封入、ウイルス様粒子、またはリポソームを含む。別の実施形態では、細胞透過性ペプチドは、TATペプチド、単純ヘルペスウイルスVP22、トランスポータン、またはAntpである。
(【0011】以降は省略されています)
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