TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025084852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2025029651,2021545673
出願日
2025-02-27,2020-02-06
発明の名称
鏡像異性的に濃縮されたJAK阻害剤を調製するための方法
出願人
サン ファーマシューティカル インダストリーズ,インコーポレイテッド
代理人
個人
主分類
C07D
487/04 20060101AFI20250527BHJP(有機化学)
要約
【課題】鏡像異性的に濃縮されたJAK阻害剤を調製するための方法を提供する。
【解決手段】:(R)-3-(4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-シクロペンチルプロパンニトリル(ルキソリチニブ)及びその重水素化形態又はその塩の調製方法、さらに、ルキソリチニブ及びその重水素化形態を合成するのに有用な中間体が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
式Iの化合物
TIFF
2025084852000239.tif
84
170
又はその塩を調製する方法であって、
式Iの化合物が形成されるように、酸の存在下で、式II’の化合物
TIFF
2025084852000240.tif
81
170
又はその塩を反応させることを含み;
式I及び式II’において、
Y
1
は、水素又は重水素であり;
各Y
2
は、同じであり、且つ水素又は重水素であり;
各Y
3
は、同じであり、且つ水素又は重水素であり;
式II’において、
各R
1’
は、C
1
~C
10
アルキル、又はC
2
~C
10
アルケニルであるか、或いは2個のR
1’
は、それらが付着している酸素原子と一緒になって、任意選択で置換されていてもよい5~7員の複素環式環を形成し;
各R
6
は、H及び保護基から独立に選択される、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年2月6日に出願された米国仮特許出願第62/802,129号明細書、及び2019年5月21日に出願された同第62/850,981号明細書の利益及びこれらに対する優先権を主張するものである。これらの出願の内容は、全内容が参照により本明細書中に組み込まれている。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本発明は、鏡像異性的に濃縮されたJAK阻害剤を調製するための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
ルキソリチニブリン酸塩は、ヤヌス関連キナーゼ(JAK)であるJAK1及びJAK2を阻害する、3(R)-シクロペンチル-3-[4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル]プロパンニトリルホスフェート、及び(R)-3-(4-(7H-ピロロ[2,3-d]ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-1-イル)-3-シクロペンチルプロパンニトリルホスフェートとしてまた知られている、ヘテロアリール置換ピロロ[2,3-d]ピリミジンである。これらのキナーゼは、造血及び免疫機能のために重要ないくつかのサイトカイン及び成長因子のシグナル伝達を媒介する。JAKシグナル伝達は、サイトカイン受容体へのSTAT(シグナル伝達性転写因子)の動員、遺伝子発現のモジュレーションをもたらすSTATの活性化及びそれに続く細胞核への局在化が関与する。
【0004】
ルキソリチニブリン酸塩は、骨髄線維症の処置及び真性赤血球増加症の処置のために米国及び欧州において承認されてきた。ルキソリチニブは、現在、移植片対宿主病及び他の状態の処置のための臨床治験中である。
【0005】
ルキソリチニブリン酸塩の重水素化類似体(本明細書において、CTP-543又は化合物(I)と称される)は、現在、円形脱毛症の処置のための臨床治験中である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
Wada,E et al.,Seikagaku,1994,66:15
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ルキソリチニブ及び重水素化ルキソリチニブ類似体の有益な活性のために、ルキソリチニブ及びその重水素化形態を合成するための改善された方法について継続的必要性が存在する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ルキソリチニブ及びその重水素化形態を合成するための改善された方法を提供する。本発明はさらに、ルキソリチニブ及びその重水素化形態を合成するのに有用な中間体を提供する。
【0009】
即ち、本発明の要旨は、以下のものに関する。
項1
式Iの化合物
TIFF
2025084852000001.tif
84
170
又はその塩を調製する方法であって、
式Iの化合物が形成されるように、酸の存在下で、式II’の化合物
TIFF
2025084852000002.tif
81
170
又はその塩を反応させることを含み;
式I及び式II’において、
Y
1
は、水素又は重水素であり;
各Y
2
は、同じであり、且つ水素又は重水素であり;
各Y
3
は、同じであり、且つ水素又は重水素であり;
式II’において、
各R
1’
は、C
1
~C
10
アルキル、又はC
2
~C
10
アルケニルであるか、或いは2個のR
1’
は、それらが付着している酸素原子と一緒になって、任意選択で置換されていてもよい5~7員の複素環式環を形成し;
各R
6
は、H及び保護基から独立に選択される、方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、鏡像異性的に濃縮されたJAK阻害剤を調製するための方法が提供され得る。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社トクヤマ
グルコンアミド誘導体
1か月前
花王株式会社
ポリアミド系ポリマー
2か月前
日本化薬株式会社
新規顕色剤及び記録材料
2か月前
日本化薬株式会社
新規顕色剤及び記録材料
2か月前
日産化学株式会社
ピリジン化合物の製造方法
24日前
ダイキン工業株式会社
シラン化合物
1か月前
花王株式会社
新規ピリジニウム化合物
1か月前
株式会社トクヤマ
グルコンアミド誘導体の製造方法
1か月前
金剛化学株式会社
ボルチオキセチンの製造方法
7日前
ユニチカ株式会社
ビスマレイミドおよびその製造方法
4日前
四国化成工業株式会社
エポキシ化合物およびその利用
18日前
日産化学株式会社
ピラゾール化合物及び有害生物防除剤
2か月前
国立大学法人京都大学
細胞質送達ペプチド
1か月前
四国化成工業株式会社
イソフタル酸化合物およびその利用
18日前
四国化成工業株式会社
テレフタル酸化合物およびその利用
18日前
石原産業株式会社
シアノイミダゾール系化合物の製造方法
2か月前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
4日前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
4日前
キヤノン株式会社
有機化合物及び有機発光素子
23日前
ダイキン工業株式会社
SF5含有シラン化合物
1か月前
小川香料株式会社
化合物及び香料組成物
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機化合物、発光デバイス
2か月前
株式会社カネカ
プロピレンオキサイド(PO)製造システム
17日前
小川香料株式会社
化合物及び香料組成物
1か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
有機金属錯体、発光デバイス
8日前
JFEスチール株式会社
メタノール合成方法
9日前
旭化成株式会社
ホルムアルデヒドの製造方法
3日前
オリザ油化株式会社
新規化合物及びその用途
2か月前
株式会社トクヤマ
精製第4級アンモニウム化合物水溶液の製造方法
1か月前
住友ベークライト株式会社
フェノールの製造方法
1日前
出光興産株式会社
プロピレンの製造方法
11日前
旭化成株式会社
軽質オレフィンの製造方法
10日前
株式会社レゾナック
C2化合物の製造方法
2か月前
国立医薬品食品衛生研究所長
新規ペプチド
1か月前
日産化学株式会社
新規な縮合ヘテロ環アミド化合物及び有害生物防除剤
10日前
国立大学法人鳥取大学
ストロビルリンA類縁体化合物
2か月前
続きを見る
他の特許を見る