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公開番号2025084752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2025016227,2021552498
出願日2025-02-03,2020-03-03
発明の名称ニューロフィードバックおよび免疫反応の誘導
出願人テクニオン リサーチ アンド ディベロップメント ファウンデーション リミテッド,イチロブ テック エルティディ.,ICHIROV TECH LTD.,ラモット・アット・テル・アビブ・ユニバーシテイ・リミテッド,RAMOT AT TEL AVIV UNIVERSITY LTD.
代理人弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類A61K 45/00 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】対象において免疫反応を誘導するための方法を提供する。
【解決手段】対象において免疫反応を誘導するための方法であって、ニューロフィードバックを適用することによって前記対象において中脳辺縁系ニューロンを活性化し、それによって前記対象において免疫反応を誘導する工程を含む、方法による。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
対象において免疫反応を誘導するための方法であって、ニューロフィードバックを適用
することによって前記対象において中脳辺縁系ニューロンを活性化し、それによって前記
対象において免疫反応を誘導する工程を含む、方法。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記中脳辺縁系ニューロンが、腹側被蓋野(VTA)、両側腹側線条体(VS)、また
はそれらの組合せに位置する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記中脳辺縁系ニューロンを活性化することが、前記VTA内に位置するニューロンと
、前記VS内に位置するニューロンとを共活性化することを含む、請求項1または2に記
載の方法。
【請求項4】
前記免疫反応を誘導することが、前記免疫反応を活性化または増加させることを含む、
請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
前記免疫反応が、ワクチン接種応答、体液性応答、細胞傷害性応答、先天性免疫反応、
および獲得免疫反応からなる群より選択される、請求項1~4のいずれか一項に記載の方
法。
【請求項6】
前記ワクチン接種応答が、コントロールと比較して、血漿中の抗体濃度、血漿中の抗体
生物学的半減期、またはそれらの組合せに基づいて決定される、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記ニューロフィードバックが、脳波検査、機能的磁気共鳴画像法、機能的近赤外分光
法、拡散強調磁気共鳴画像法、機能的磁気共鳴分光法、またはそれらの組合せを含む、請
求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
前記対象が免疫不全疾患に罹患している、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
前記対象が感染症に罹患している、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記対象ががんに罹患している、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年3月3日に出願された「免疫反応のニューロフィードバックおよ
び誘導」と題する米国仮特許出願第62/813,059号の優先権の利益を主張し、内
容はそれらの全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
本発明は、いくつかの実施形態において、神経免疫学および神経調節の分野にある。
【背景技術】
【0003】
ニューロン報酬系と関連するプラセボ反応は、現代医学において最も魅力的な現象の1
つであり、精神状態が自分の臨床状態や全般的な幸福感に影響を及ぼす可能性の一例であ
る。プラセボ反応で明らかになったように、脳と身体の相互作用を媒介するニューロン機
構を解読することは、脳の治癒能力を利用する可能性を秘めている。最近、報酬系の活性
化と免疫機能との因果関係がマウスで報告された。この発見は、個人の健康管理を改善し
、免疫機能を増強するための報酬関連脳活性化の使用を合理化する大きな可能性を有する

【0004】
1960年代に開発された技術であるバイオフィードバックは、意識的制御の領域外と
通常考えられている自律神経の身体機能をどのように調節するかを個々に教示している。
バイオフィードバックは、情報の即時かつ継続的なフィードバックが、自発的な制御が達
成されるように条件付き応答を増幅するという概念に基づいている。バイオフィードバッ
クは、心拍数、皮膚コンダクタンス、腸や膀胱の機能などの自律神経機能を意識的に調節
するように人々を訓練することができ、疼痛、運動能力、不安などのより高次の無意識の
生物学的過程を調節することさえ可能になっている。バイオフィードバックによる脳の活
動または結合性、すなわち脳の機能性の訓練は、ニューロフィードバック(NF)と呼ば
れる。一般に、ニューロフィードバックは、脳-コンピュータ間期アプローチ、すなわち
、コンピュータ化されたインターフェースを介して脳とのループを閉じることに関する。
ニューロフィードバックによる学習には、自発的および非自発的技術の両方を含めること
ができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
第1の態様によれば、対象において免疫反応を誘導するための方法が提供され、該方法
は、ニューロフィードバックを適用することによって、対象において中脳辺縁系ニューロ
ンを活性化し、それによって、対象において免疫反応を誘導する工程を含む。
【課題を解決するための手段】
【0006】
いくつかの実施形態において、中脳辺縁系ニューロンは、腹側被蓋野(VTA)、両側
腹側線条体(VS)、またはその組合せに位置する。
【0007】
いくつかの実施形態において、免疫反応を誘導することは、免疫反応を活性化または増
加させることを含む。
【0008】
いくつかの実施形態において、免疫反応は、ワクチン接種応答、体液性応答、細胞傷害
性応答、先天性免疫反応、および獲得免疫反応からなる群より選択される。
【0009】
いくつかの実施形態において、増加したワクチン接種有効性は、コントロールと比較し
て、血漿中の抗体濃度、血漿中の抗体生物学的半減期、またはそれらの組合せに基づいて
決定される。
【0010】
いくつかの実施形態において、ニューロフィードバックは、脳波検査(EEG)、機能
的磁気共鳴画像法(fMRI)、またはそれらの組合せを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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