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公開番号
2025084595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198611
出願日
2023-11-22
発明の名称
棒状化粧料の製造方法
出願人
株式会社トキワ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/02 20060101AFI20250527BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】審美性を高めることが可能な棒状化粧料の製造方法を提供する。
【解決手段】軸方向に垂直な断面がN種類(Nは2以上の整数)の色で色分けされた複数の領域からなる多色領域を有する棒状化粧料1を製造する。棒状化粧料1を構成する単色の芯材を、N種類の色毎に複数用意する。その後、軸方向を揃えたN種類の色の複数の芯材を含むバルク塊51を、押出成型機61により軸方向に沿って押し出し、棒状化粧料1を得る。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に垂直な断面がN種類(Nは2以上の整数)の色で色分けされた複数の領域からなる多色領域を有する棒状化粧料の製造方法であって、
前記棒状化粧料を構成する単色の芯材を、前記N種類の色毎に複数用意する第1工程と、
前記第1工程の後、軸方向を揃えた前記N種類の色の複数の前記芯材又は前記N種類の色の複数の前記芯材を含む中間体を、成型機により軸方向に沿って押し出し、前記棒状化粧料を得る第2工程と、を備える、棒状化粧料の製造方法。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第2工程において、前記中間体における前記N種類の色の複数の前記芯材は、ランダムに配置される、請求項1に記載の棒状化粧料の製造方法。
【請求項3】
前記第2工程において、前記中間体における前記N種類の色の複数の前記芯材は、軸方向から見てドット模様、マーブル模様、迷彩模様及びモザイク模様の少なくとも何れかで構成された模様を形成するように配置される、請求項1又は2に記載の棒状化粧料の製造方法。
【請求項4】
前記第2工程は、
前記N種類の色の複数の前記芯材を、軸方向を揃えて混ぜながら束ねるとともに筒部材の内部に詰め込む工程と、
前記筒部材に詰め込まれた複数の前記芯材を軸方向に圧縮して一体化し、柱状の前記中間体を形成する工程と、を含む、請求項1又は2に記載の棒状化粧料の製造方法。
【請求項5】
前記芯材の断面の形状は、多角形形状である、請求項1又は2に記載の棒状化粧料の製造方法。
【請求項6】
前記芯材の断面の最大幅は、0.1~10mmである、請求項1又は2に記載の棒状化粧料の製造方法。
【請求項7】
前記芯材の油性成分は、30質量%以上で且つ80質量%以下である、請求項1又は2に記載の棒状化粧料の製造方法。
【請求項8】
前記中間体は、12本以上の前記芯材を含む、請求項1又は2に記載の棒状化粧料の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、棒状化粧料の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えばアイブロウ及びアイシャドウといった棒状化粧料として、軸方向に垂直な断面が色分けされた複数の領域からなる多色領域を有するものが知られている。このような棒状化粧料の製造方法に関する技術として、例えば特許文献1には、数種の細長く分断された色筋を有する芯体(棒状化粧料)を備えたペンシル形又はシャープペンシル形化粧料の製造方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-29439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような棒状化粧料の製造方法では、各色の練粒を互いに混り合わないように練り合わせて中間体(多色玉体)とし、この中間体を成型機により押し出し、棒状化粧料を製造する。そのため、例えば成型機の押出口(ノズル)付近では、押し出す方向において中間体が成型機の内壁面と擦れて引き伸ばされてしまう場合がある。この場合、製造された棒状化粧料の側面において、例えば複数種類の色が混ざり合って汚くなり、棒状化粧料の審美性が損なわれるおそれがある。
【0005】
そこで、本開示は、審美性を高めることが可能な棒状化粧料の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る棒状化粧料の製造方法は、(1)軸方向に垂直な断面がN種類(Nは2以上の整数)の色で色分けされた複数の領域からなる多色領域を有する棒状化粧料の製造方法であって、棒状化粧料を構成する単色の芯材を、N種類の色毎に複数用意する第1工程と、第1工程の後、軸方向を揃えたN種類の色の複数の芯材又はN種類の色の複数の芯材を含む中間体を、成型機により軸方向に沿って押し出し、棒状化粧料を得る第2工程と、を備える。
【0007】
この棒状化粧料の製造方法では、成型機により中間体を軸方向に押し出す際、中間体が成型機の内壁面と軸方向に沿って擦れたとしても、そこに含まれる芯材が軸方向に引き伸ばされることになり、異なる複数の芯材が混ざり合うことを抑制できるため、複数種類の色が混ざり合うことを抑制できる。よって、製造された棒状化粧料において、その側面が汚くなることを抑制し、審美性を高めることが可能となる。
【0008】
(2)上記(1)では、第2工程において、中間体におけるN種類の色の複数の芯材は、ランダムに配置されてもよい。この場合、多色領域の色模様をランダムに構成することが可能となる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)では、第2工程において、中間体におけるN種類の色の複数の芯材は、軸方向から見てドット模様、マーブル模様、迷彩模様及びモザイク模様の少なくとも何れかで構成された模様を形成するように配置されてもよい。この場合、製造された棒状化粧料において、多色領域が含む色模様により審美性を高めることが可能となる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れかにおいて、第2工程は、N種類の色の複数の芯材を、軸方向を揃えて混ぜながら束ねるとともに筒部材の内部に詰め込む工程と、筒部材に詰め込まれた複数の芯材を軸方向に圧縮して一体化し、柱状の中間体を形成する工程と、を含んでいてもよい。この場合、成型機による成型を容易且つ確実に行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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