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公開番号
2025084383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198251
出願日
2023-11-22
発明の名称
デッキプレート用固定治具、及び、それを用いたデッキプレートの固定構造、固定方法
出願人
大成建設株式会社
,
株式会社栗本鐵工所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
5/40 20060101AFI20250527BHJP(建築物)
要約
【課題】梁等の受け部材にデッキプレートを固定するに際し、現場での作業をできる限り簡素にする。
【解決手段】隣接する受け部材1,1間にデッキプレート2を掛け渡して固定するために使用するデッキプレート用固定治具において、受け部材1が備えるフランジ部1a上に載置されるとともにデッキプレート2の端部2aを支持する基板部11と、基板部11の下面に突出して設けられる立上り部12と、立上り部12から受け部材1の長手方向に直交する横方向へ伸びてフランジ部1aの下面に当接する挟持部13とを備え、基板部11は、立上り部12に対して挟持部13側の反対側にフランジ部1aよりも突出しデッキプレート2の端部2aと重ね合わせられる張り出し部L
3
を備えているデッキプレート用固定治具とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
隣接する受け部材(1,1)間にデッキプレート(2)を掛け渡して固定するために使用するデッキプレート用固定治具において、
前記受け部材(1)が備えるフランジ部(1a)上に載置されるとともに前記デッキプレート(2)の端部(2a)を支持する基板部(11)と、前記基板部(11)の下面に突出して設けられる立上り部(12)と、前記立上り部(12)から前記受け部材(1)の長手方向に直交する横方向へ伸びて前記フランジ部(1a)の下面に当接する挟持部(13)とを備え、
前記基板部(11)は、前記立上り部(12)に対して前記挟持部(13)側の反対側に前記フランジ部(1a)よりも突出し前記デッキプレート(2)の端部(2a)と重ね合わせられる張り出し部(L
3
)を備えているデッキプレート用固定治具。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のデッキプレート用固定治具を用い、
前記デッキプレート(2)と前記基板部(11)とは両者を貫通する締結部材で固定されている受け部材とデッキプレートとの固定構造。
【請求項3】
請求項1に記載のデッキプレート用固定治具を用い、
前記受け部材(1)が備えるフランジ部(1a)を前記基板部(11)と前記挟持部(13)で挟む第1工程と、
前記受け部材(1)に対して前記デッキプレート用固定治具を前記横方向へ位置決めする第2工程と、
前記基板部(11)上に前記デッキプレート(2)の端部(2a)を載置する第3工程と、
前記基板部(11)に対して前記デッキプレート(2)を前記横方向へ位置決めする第4工程と、
前記デッキプレート(2)の端部(2a)と前記基板部(11)の前記張り出し部(L
3
)を両者を貫通する締結部材で固定する第5工程と、
を備えている受け部材とデッキプレートとの固定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、梁等の受け部材に対してデッキプレートを固定するために用いるデッキプレート用固定治具、及び、それを用いたデッキプレートの固定構造、固定方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
各種の建築物や構造物において、デッキプレートが広く用いられている。デッキプレートは、梁と梁との間に掛け渡されて床面を構成する。デッキプレートは梁の上面にスポット溶接(点付け溶接)等により固定され、そのデッキプレート上にコンクリート等の床材が打設される場合が多い。
【0003】
また、特許文献1~3には、溶接を用いることなく、梁に対してデッキプレートを固定する治具に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭62-148750号公報
特開2016-98493号公報
特開2019-31848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1及び特許文献2の技術では、固定治具(固定金具)を通す孔を、デッキプレートにあける加工が必要である。この穿孔は、梁の位置に合わせて行う必要があり面倒である。また、特許文献3の技術では、固定治具(固定金具)に設けた断面コ字状の折り返し部にデッキプレートの端部を差し入れる必要がある。この差し入れの作業は、デッキプレートの反対側の端部でも必要であり、梁に対する固定治具(固定金具)とデッキプレートの固定作業が煩雑である。施工現場における作業はできる限り簡素であることが望ましい。
【0006】
そこで、この発明の課題は、梁等の受け部材にデッキプレートを固定するに際し、現場での作業をできる限り簡素にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するために、この発明は、隣接する受け部材間にデッキプレートを掛け渡して固定するために使用するデッキプレート用固定治具において、前記受け部材が備えるフランジ部上に載置されるとともに前記デッキプレートの端部を支持する基板部と、前記基板部の下面に突出して設けられる立上り部と、前記立上り部から前記受け部材の長手方向に直交する横方向へ伸びて前記フランジ部の下面に当接する挟持部とを備え、前記基板部は、前記立上り部に対して前記挟持部側の反対側に前記フランジ部よりも突出し前記デッキプレートの端部と重ね合わせられる張り出し部を備えているデッキプレート用固定治具を採用した(構成1)。
【0008】
構成1を備えた態様において、前記立上り部及び前記挟持部における前記受け部材の長手方向に対する幅は、それぞれ前記基板部における前記受け部材の長手方向に対する幅よりも小さく設定されている構成を採用できる(構成2)。
【0009】
また、構成1を備えた態様、又は、構成1及び構成2を備えた態様において、前記受け部材に対する前記横方向への位置を決定する第一位置決め部と、前記デッキプレートに対する前記横方向への位置を決定する第二位置決め部とを備えている構成を採用できる(構成3)。
【0010】
構成3を備えた態様において、前記第一位置決め部は前記立上り部の側面で構成されている構成を採用できる(構成4)。
(【0011】以降は省略されています)
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