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公開番号
2025084281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198064
出願日
2023-11-22
発明の名称
複合管用クリップ
出願人
株式会社オンダ製作所
代理人
主分類
F16L
3/12 20060101AFI20250527BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】 配管の作業性を向上し得る新規な複合管用クリップを提供すること。
【解決手段】 複合管用クリップ1は、軸方向に山部15と谷部16とが交互に配置された蛇腹状をなして軸方向に伸縮可能な鞘管13と、鞘管13に挿通されたパイプ本体12とを備えた複合管11に装着されるものであり、鞘管13の外周面を挟持して鞘管13を変形させることで、鞘管13を介してパイプ本体12をも挟持する。複合管用クリップ1は、周方向の一部が離間して開口(着脱口2a)する円環状をなすとともに、弾性変形によって着脱口2aの開度を変更可能な本体部2と、本体部2に設けられ、着脱口2aの開度を大きくする際の手掛かりとなる第1指掛け部3及び第2指掛け部4とを備えている。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
軸方向に山部と谷部とが交互に配置された蛇腹状をなして前記軸方向に伸縮可能な鞘管と、前記鞘管に挿通されたパイプ本体とを備えた複合管に装着されるものであり、前記鞘管の外周面を挟持して前記鞘管を変形させることで、前記鞘管を介して前記パイプ本体をも挟持する複合管用クリップ。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
周方向の一部が離間して開口する円環状をなすとともに、弾性変形によって前記開口の開度を変更可能な本体部と、前記本体部に設けられ、前記開口の開度を大きくする際の手掛かりとなる指掛け部とを備えた請求項1に記載の複合管用クリップ。
【請求項3】
前記本体部の内周面において周方向の複数箇所には、それぞれ前記鞘管の前記谷部の底面に当接する谷部用突部が設けられている請求項2に記載の複合管用クリップ。
【請求項4】
前記本体部の内周面には、前記内周面の周方向において前記谷部用突部の間に、前記谷部用突部が対応する前記谷部の両側に位置した一対の前記山部の上面に対してそれぞれ当接する山部用突部が設けられている請求項3に記載の複合管用クリップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、給水給湯等に用いられる複合管に装着するためのクリップに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コルゲート管と、当該コルゲート管に挿通された内管とを備えた複合管が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-26129号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記複合管にあっては、コルゲート管の軸方向への伸縮を許容する構成であるため、当然ながらコルゲート管は内管に対して固定されておらず、例えば内管を、当該内管よりも上方に位置する管継手に対して接続する作業中において、コルゲート管が内管に対して落下してしまうことがあり、コルゲート管が落下しないように、内管のみならずコルゲート管をも、手で直接に保持しておく面倒があった。
【0005】
本発明の目的は、配管の作業性を向上し得る新規な複合管用クリップを提供すること。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために請求項1の発明の複合管用クリップは、軸方向に山部と谷部とが交互に配置された蛇腹状をなして前記軸方向に伸縮可能な鞘管と、前記鞘管に挿通されたパイプ本体とを備えた複合管に装着されるものであり、前記鞘管の外周面を挟持して前記鞘管を変形させることで、前記鞘管を介して前記パイプ本体をも挟持するものである。
【0007】
請求項2の発明の複合管用クリップは請求項1において、周方向の一部が離間して開口する円環状をなすとともに、弾性変形によって前記開口の開度を変更可能な本体部と、前記本体部に設けられ、前記開口の開度を大きくする際の手掛かりとなる指掛け部とを備えている。
【0008】
請求項3の発明の複合管用クリップは請求項2において、前記本体部の内周面において周方向の複数箇所には、それぞれ前記鞘管の前記谷部の底面に当接する谷部用突部が設けられている。
【0009】
請求項4の発明の複合管用クリップは請求項3において、前記本体部の内周面には、前記内周面の周方向において前記谷部用突部の間に、前記谷部用突部が対応する前記谷部の両側に位置した一対の前記山部の上面に対してそれぞれ当接する山部用突部が設けられている。
【発明の効果】
【0010】
本発明の複合管用クリップによれば、鞘管の外周面を挟持して鞘管を変形させることで、鞘管を介してパイプ本体をも挟持して、パイプ本体と鞘管とが軸方向へずれないように相互に固定する。したがって、例えばパイプ本体を、当該パイプ本体よりも上方に位置する管継手に対して接続する作業中において、鞘管を直接手で保持しなくとも、鞘管がパイプ本体に対して落下してしまうことを防止でき、配管の作業性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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