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公開番号
2025084134
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2024203286
出願日
2024-11-21
発明の名称
内外タイヤ圧力センサの識別方法
出願人
系統電子工業股ふん有限公司
,
SYSGRATION LTD.
代理人
SK弁理士法人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
23/04 20060101AFI20250526BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両メインユニットが内外ホイールのタイヤ圧力センサを識別できるようにする、内外タイヤ圧力センサの識別方法を提供する。
【解決手段】内外タイヤ圧力センサの識別方法は、鏡像位置に設置した第1のホイールセット及び第2のホイールセットを準備し、第1のホイールセットは、第1の内タイヤ圧力センサ及び第1の外タイヤ圧力センサを含み、第2のホイールセットは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサを含み、第1の内タイヤ圧力センサは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、第1の外タイヤ圧力センサは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別する、信号受信ステップS1と、信号強度加算ステップS2と、内外ホイール識別ステップS3とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内外タイヤ圧力センサの識別方法であって、
鏡像位置に設置した第1のホイールセット及び第2のホイールセットを準備し、前記第1のホイールセットは、第1の内タイヤ圧力センサ及び第1の外タイヤ圧力センサを含み、前記第2のホイールセットは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサを含み、前記第1の内タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、前記第1の外タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別する、信号受信ステップと、
前記第1の内タイヤ圧力センサは、読み取った前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を加算し、第1の内ホイール測定信号強度の合計値を算出し、前記第1の外タイヤ圧力センサは、読み取った前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を加算し、第1の外ホイール測定信号強度の合計値を算出する、信号強度加算ステップと、
車両メインユニットは、前記第1の内ホイール測定信号強度の合計値及び前記第1の外ホイール測定信号強度の合計値を受信し、その大小を比べ、数値が大きい方が内ホイールであり、数値が小さい方が外ホイールであると判断する、内外ホイール識別ステップと、を含むことを特徴とする、
内外タイヤ圧力センサの識別方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記車両メインユニットは、前記第1の内ホイール測定信号強度の合計値と、前記第1の外ホイール測定信号強度の合計値との合理的範囲数値を含み、前記第1の内ホイール測定信号強度の合計値と、前記第1の外ホイール測定信号強度の合計値との数値が合理的範囲数値内に無い場合、前記車両メインユニットは、前記第1の内タイヤ圧力センサ、前記第1の外タイヤ圧力センサ、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサを新たにマッチングし、前記第1の内ホイール測定信号強度の合計値及び前記第1の外ホイール測定信号強度の合計値がともに合理的数値範囲内になるまで、信号受信ステップからステップを再開することを特徴とする請求項1に記載の内外タイヤ圧力センサの識別方法。
【請求項3】
前記車両メインユニットは、前記第1の外タイヤ圧力センサ及び前記第1の内タイヤ圧力センサがそれぞれ受信する内タイヤ圧力センサ信号及び外タイヤ圧力センサ信号の強度合理的範囲数値を含み、前述した数値のうち何れか一つが合理的範囲数値内に無い場合、前記車両メインユニットは、前記第1の内タイヤ圧力センサ、前記第1の外タイヤ圧力センサ、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサを新たにマッチングし、前記第1の内タイヤ圧力センサ及び前記第1の外タイヤ圧力センサがそれぞれ受信する前記内タイヤ圧力センサ信号、前記外タイヤ圧力センサ信号の強度数値がともに合理的数値範囲内に入るまで、信号受信ステップからステップを再開することを特徴とする請求項1に記載の内外タイヤ圧力センサの識別方法。
【請求項4】
内外タイヤ圧力センサの識別方法であって、
鏡像位置に設置した第1のホイールセット及び第2のホイールセットを準備し、前記第1のホイールセットは、第1の内タイヤ圧力センサ及び第1の外タイヤ圧力センサを含み、前記第2のホイールセットは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサを含み、前記第1の内タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、前記第1の外タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別する、信号受信ステップと、
前記第1の内タイヤ圧力センサ及び前記第1の外タイヤ圧力センサは、識別した信号強度データを車両メインユニットに伝送し、前記車両メインユニットは、前述した2組の数値を比べ、各組の数値の大きい方が内ホイールであり、数値の小さい方が外ホイールであり、2組の比較結果を突き合わせて内外ホイールの判断が正確か否か確認する、内外ホイール識別ステップと、を含むことを特徴とする、
内外タイヤ圧力センサの識別方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内外タイヤ圧力センサの識別方法に関し、特に、トラック、トレーラーなど内外ホイールを有する車種に応用し、車両メインユニットが内外ホイールのタイヤ圧力センサを識別できるようにする、内外タイヤ圧力センサの識別方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤ圧の数値は、車両が安全に走行できるか否かに関係する重要な数値である。科学技術の進歩に伴い、タイヤの圧力値の測定方式も大きく進歩し、従来、手動方式でホイール毎に測定するしかなかったが、現在は各種電子機器により自動的に測定して監視モニターに送信して表示させることができるため、大変便利である。
【0003】
電子機器の中でもよく見かけるのは、タイヤ圧力センサである。タイヤ圧力センサは、タイヤ圧を測定する関連部品を含み、電池の電力により駆動される電子モジュールを、マッチングした車両メインユニットと通信を行い、データを共有するため、ユーザは、車両メインユニット上のタイヤの圧力数値を見るのに都合がよい。一般に従来の車両は、車輪の数が4つであったため、4つのタイヤ圧力センサを左前輪、右前輪、左後輪及び右後輪にそれぞれ取り付けていた。しかし、前述した4つのタイヤ圧力センサが完全に同じ製品であったため、車両メインユニットにより各タイヤ圧力センサの数値が左前輪、右前輪、左後輪、右後輪のうちの何れかであるのかを識別することは困難であった。そのため、従来の方式は、車両メインユニットにより各タイヤ圧力センサの回転方向の情報と無線信号の強度を収集し、各タイヤ圧力センサの位置を判断していた。
【0004】
しかし、トラック、トレーラーなどの内外ホイールを有する車種の場合、内外ホイールの位置が近すぎるため、前述した方式では、内ホイールと外ホイールとを識別することが困難であり、車両メインユニットが誤って識別してしまうことが頻繁に起きた。そのため、内外ホイールの圧力測定装置の識別方法の開発が求められていた。
【0005】
こうした現状に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、本発明の内外タイヤ圧力センサの識別方法を完成したものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の主な目的は、タイヤ圧力センサにより鏡像位置にあるタイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、車両メインユニットが内外ホイールを識別できようにし、従来技術よりも内外ホイールのタイヤ圧力センサを正確に識別することができる、内外タイヤ圧力センサの識別方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、内外タイヤ圧力センサの識別方法であって、鏡像位置に設置した第1のホイールセット及び第2のホイールセットを準備し、前記第1のホイールセットは、第1の内タイヤ圧力センサ及び第1の外タイヤ圧力センサを含み、前記第2のホイールセットは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサを含み、前記第1の内タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、前記第1の外タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別する、信号受信ステップと、前記第1の内タイヤ圧力センサは、読み取った前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を加算し、第1の内ホイール測定信号強度の合計値を算出し、前記第1の外タイヤ圧力センサは、読み取った前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を加算し、第1の外ホイール測定信号強度の合計値を算出する、信号強度加算ステップと、車両メインユニットは、前記第1の内ホイール測定信号強度の合計値及び前記第1の外ホイール測定信号強度の合計値を受信し、その大小を比べ、数値が大きい方が内ホイールであり、数値が小さい方が外ホイールであると判断する、内外ホイール識別ステップと、を含むことを特徴とする、内外タイヤ圧力センサの識別方法を提供する。
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態によれば、内外タイヤ圧力センサの識別方法であって、鏡像位置に設置した第1のホイールセット及び第2のホイールセットを準備し、前記第1のホイールセットは、第1の内タイヤ圧力センサ及び第1の外タイヤ圧力センサを含み、前記第2のホイールセットは、第2の内タイヤ圧力センサ及び第2の外タイヤ圧力センサを含み、前記第1の内タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、前記第1の外タイヤ圧力センサは、前記第2の内タイヤ圧力センサ及び前記第2の外タイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別する、信号受信ステップと、前記第1の内タイヤ圧力センサ及び前記第1の外タイヤ圧力センサは、識別した信号強度データを車両メインユニットに伝送し、前記車両メインユニットは、前述した2組の数値を比べ、各組の数値の大きい方が内ホイールであり、数値の小さい方が外ホイールであり、2組の比較結果を突き合わせて内外ホイールの判断が正確か否か確認する、内外ホイール識別ステップと、を含むことを特徴とする、内外タイヤ圧力センサの識別方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の内外タイヤ圧力センサの識別方法は、タイヤ圧力センサにより鏡像位置にあるタイヤ圧力センサの信号強度を読み取って識別し、車両メインユニットが内外ホイールを識別できようにし、従来技術よりも内外ホイールのタイヤ圧力センサを正確に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る内外タイヤ圧力センサの識別方法を示す流れ図である。
本発明の第1実施形態に係る内外タイヤ圧力センサの識別方法の構成を示すブロック図である。
本発明の第2実施形態に係る内外タイヤ圧力センサの識別方法を示す流れ図である。
本発明の第2実施形態に係る内外タイヤ圧力センサの識別方法の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る内外タイヤ圧力センサの識別方法により車両メインユニットが各ホイールセットのタイヤ圧力センサを示すシナリオ図(1)である。
本発明の一実施形態に係る内外タイヤ圧力センサの識別方法により車両メインユニットが各ホイールセットのタイヤ圧力センサを示すシナリオ図(2)である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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