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公開番号
2025083969
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197680
出願日
2023-11-21
発明の名称
重量物体感装置
出願人
アジアクリエイト株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
G09B
9/00 20060101AFI20250526BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】箱体を持ち上げた時の不安定感を体感できる重量物体感装置を提供することを目的とする。
【解決手段】重量物体感装置100は、ユーザ(体感者)が把持するための一対の下持ち手120と、それら一対の下持ち手120が両側面に設けられ、内部におもり160(内容物)が収納される箱体110と、その箱体110に取り付けられ、箱体110に対しておもり160を相対変位可能に支持するスライドバー150と、を備える。おもり160の重心は、一対の下持ち手120よりも上方側に位置する。これにより、おもり160の重心が箱体110に対して移動可能とされるので、重量物体感装置100を持ち上げた時の不安定感を体感できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
体感者が把持するための一対の持ち手と、それら一対の持ち手が両側面に設けられ、内部に内容物が収納される箱体と、その箱体に取り付けられ、前記箱体に対して前記内容物を相対変位可能に支持する支持体と、を備え、
前記内容物の重心は、一対の前記持ち手よりも上方側に位置することを特徴とする重量物体感装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記支持体は、前記内容物の変位を一方向に沿って案内する一方、前記一方向とは異なる方向への前記内容物の変位を規制することを特徴とする請求項1記載の重量物体感装置。
【請求項3】
前記一方向に沿う前記内容物の変位方向は、前記箱体の上面視において一対の前記持ち手を結ぶ仮想線と交わることを特徴とする請求項2記載の重量物体感装置。
【請求項4】
前記支持体は、前記内容物がスライド可能に吊り下げられる棒状のスライドバーであることを特徴とする請求項2記載の重量物体感装置。
【請求項5】
前記箱体に対する前記スライドバーの取付位置が変更可能であることを特徴とする請求項4記載の重量物体感装置。
【請求項6】
前記内容物は、前記スライドバーに吊り下げられ、前記スライドバーの直径よりも大きい内径を有する環状のリングを備えることを特徴とする請求項4記載の重量物体感装置。
【請求項7】
前記スライドバーは、前記一方向に延び、前記リングが吊り下げられる吊下部と、その吊下部の前記一方向における端部から上方に延び、前記箱体の内部の上面に接続される接続部と、を備え、
前記吊下部に対する前記リングのスライド変位が前記リングと前記接続部との接触によって規制されることを特徴とする請求項6記載の重量物体感装置。
【請求項8】
前記接続部は、前記一方向における前記吊下部の両端側に一対に設けられ、
前記吊下部は、前記一方向における前記箱体の中央から偏心した位置に配置されることを特徴とする請求項7記載の重量物体感装置。
【請求項9】
前記箱体の内部を外部から視認不能にする遮蔽体を備えることを特徴とする請求項1記載の重量物体感装置。
【請求項10】
前記箱体の側面には、前記箱体の外側への前記内容物の変位を許容する開口が形成され、
前記開口は、柔軟性を有する前記遮蔽体によって覆われることを特徴とする請求項9記載の重量物体感装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、重量物体感装置に関し、特に、箱体を持ち上げた時の不安定感を体感できる重量物体感装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば非特許文献1には、内容物の見た目と実際の重さとの差を体感させる重量物体感装置が記載されている。この重量物体感装置では、3つの箱体に異なる大きさ(体積)のおもりが収納されているため、これらの箱体を目視した体感者は、最も小さいおもりの入った箱体が比較的軽いものと推測する。一方、実際には、各箱体に収納されるおもりの重さはそれぞれ同一である。このため、比較的大きいおもりが入った箱体を持ち上げた後に、小さいおもりが入った箱体を持ち上げた場合、目視で軽いと判断した箱体が想像以上に重たいことを体感者に体感させることができる。よって、例えば重量物の重さを目視で判断して勢い良く持ち上げると、体を痛める可能性があるという危険性を体感できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
[令和5年11月13日検索]、インターネット<URL:https://asia-create.jp/products/post-1877>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術では、重量物の重さを目視で判断することの危険性は体感できるものの、箱体を持ち上げた時の不安定感は体感できないという問題点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、箱体を持ち上げた時の不安定感を体感できる重量物体感装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明の重量物体感装置は、体感者が把持するための一対の持ち手と、それら一対の持ち手が両側面に設けられ、内部に内容物が収納される箱体と、その箱体に取り付けられ、前記箱体に対して前記内容物を相対変位可能に支持する支持体と、を備え、前記内容物の重心は、一対の前記持ち手よりも上方側に位置する。
【発明の効果】
【0007】
請求項1記載の重量物体感装置によれば、箱体に取り付けられる支持体は、箱体に対して内容物を相対変位可能に支持するので、体感者が一対の持ち手を把持して箱体を持ち上げた場合に、箱体の内部で内容物を変位させることができる。内容物の重心は、一対の持ち手よりも上方側に位置するので、体感者による持ち手の把持位置よりも上方側で、内容物の重心を移動させることができる。この内容物の重心移動により、箱体を持ち上げた時の不安定感を体感できるという効果がある。
【0008】
請求項2記載の重量物体感装置によれば、請求項1記載の重量物体感装置の奏する効果に加え、次の効果を奏する。支持体は、内容物の変位を一方向に沿って案内する一方、その一方向とは異なる方向への内容物の変位を規制するので、箱体が持ち上げられた場合に、内容物の重心が一方向に沿って移動し易くなるのに対し、それとは異なる方向には移動し難くなる。このように、内容物の重心が移動し易い方向に差を設けることにより、箱体の持ち方に応じて異なる不安定感を体感できるという効果がある。
【0009】
請求項3記載の重量物体感装置によれば、請求項2記載の重量物体感装置の奏する効果に加え、一方向に沿う内容物の変位方向は、箱体の上面視において一対の持ち手を結ぶ仮想線と交わるので、体感者による持ち手の把持位置よりも前方または後方側に内容物の重心を移動させることができる。よって、箱体を持ち上げた時の不安定さを増大できるという効果がある。
【0010】
請求項4記載の重量物体感装置によれば、請求項2記載の重量物体感装置の奏する効果に加え、支持体は、内容物がスライド可能に吊り下げられる棒状のスライドバーであるので、比較的簡易な構造によって内容物を一方向にスライドさせることができる。よって、重量物体感装置の製造コストを低減できるという効果がある。
(【0011】以降は省略されています)
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