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公開番号2025083846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197475
出願日2023-11-21
発明の名称テープ切断装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類B26D 1/02 20060101AFI20250526BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約【課題】テープがエンボスタイプのものであってもカバーテープを残してキャリアテープのみを切断するハーフカットを行うことができるテープ切断装置を提供することを目的とする。
【解決手段】テープ切断装置1が、開閉される第1ハンドル部11および第2ハンドル部12と、テープ保持部25に保持されたテープのキャリアテープに向けて刃先を対向させるカッター22と、第1ハンドル部11に設けられ、テープ保持部25に保持されたテープを支持する支持部としての昇降部材23を備える。第1ハンドル部11と第2ハンドル部12を閉じる方向に操作すると、カッター22の刃先がキャリアテープに接触してキャリアテープが切断され、昇降部材23は、テープ保持部25に保持されたテープが突出したエンボス部EBを有する場合にそのエンボス部EBとの干渉を避け得る形状を有する。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
部品が収納されるキャリアテープにカバーテープが貼り付けられて成るテープからカバーテープを残してキャリアテープを切断するテープ切断装置であって、
開閉操作される第1ハンドル部および第2ハンドル部と、
前記第1ハンドル部に設けられ、前記テープを保持するテープ保持部と、
前記第1ハンドル部に設けられ、前記テープ保持部に保持された前記テープのキャリアテープに向けて刃先を対向させるカッターと、
前記第1ハンドル部に設けられ、前記テープ保持部に保持された前記テープを支持する支持部と、を備え、
前記第1ハンドル部と前記第2ハンドル部を閉じる方向に操作すると前記カッターの刃先が前記キャリアテープに接触して前記キャリアテープが切断され、
前記支持部は、前記テープ保持部に保持された前記テープが突出したエンボス部を有する場合にそのエンボス部との干渉を避けることができる形状を有する、テープ切断装置。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記支持部に取り付けられて前記支持部の側面との間に前記カッターの刃先が移動する隙間を形成するカッターカバーを備え、前記カッターカバーは前記カッターの厚み方向に位置調整が可能である、請求項1に記載のテープ切断装置。
【請求項3】
前記カッターは前記第1ハンドル部に設けられたカッター保持部に取り付けられており、前記カッター保持部は前記第1ハンドル部に対して前記カッターの厚み方向に移動自在である、請求項1に記載のテープ切断装置。
【請求項4】
前記テープ保持部は前記カッターの厚み方向に位置調整が可能である、請求項1に記載のテープ切断装置。
【請求項5】
前記第1ハンドル部と前記第2ハンドル部は一端部同士が枢結軸により枢結されており、前記第2ハンドル部は前記第1ハンドル部に対して前記枢結軸の軸線を中心に回動することで前記第1ハンドル部に対して開閉する、請求項1に記載のテープ切断装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、部品が収納されるキャリアテープにカバーテープが貼り付けられて成るテープからカバーテープを残してキャリアテープを切断するテープ切断装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、基板に部品を装着する部品装着装置における部品供給手段として、テープフィーダが知られている。テープフィーダは、部品が収納されるキャリアテープにカバーテープが貼り付けられて成るテープを搬送して部品を供給する構成となっており、種々の形態のものがある。その中には、ロード時におけるカバーテープの先端がキャリアテープの先端よりも長くなるように先端処理された牙が用いられるものがある(例えば下記の特許文献1)。
【0003】
ここで、上記のように、カバーテープの先端がキャリアテープの先端よりも長くなるように加工するためには、テープの先端から所定距離の位置においてベースステープのみを切断し、その部分のキャリアテープを除去する必要がある。特許文献2に示されるテープ切断装置はそのような加工をするための工具であり、リンクで連結された2つのレバー(第1の操作レバーと第2の操作レバー)を互いに近づける操作をすると、カッターとテープ押さえ部材が互いに平行な姿勢を維持した状態で接近し、テープ押さえ部材がテープをカッターに押し付けてキャリアテープを切断(テープをハーフカット)する構成となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-125625号公報
特開2021-122568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来のテープ切断装置により、テープが下方に突出したエンボス部を有するエンボスタイプである場合には、そのテープを切断しようとしてセットすると、テープの一部を支持する部分がエンボス部と干渉してしまい、テープ切断装置に対するテープのセット自体をうまく行うことができないために、目的とするテープのハーフカットを行うことができないという問題点があった。
【0006】
そこで本発明は、テープがエンボスタイプのものであってもカバーテープを残してキャリアテープのみを切断するハーフカットを行うことができるテープ切断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のテープ切断装置は、部品が収納されるキャリアテープにカバーテープが貼り付けられて成るテープからカバーテープを残してキャリアテープを切断するテープ切断装置であって、開閉操作される第1ハンドル部および第2ハンドル部と、前記第1ハンドル部に設けられ、前記テープを保持するテープ保持部と、前記第1ハンドル部に設けられ、前記テープ保持部に保持された前記テープのキャリアテープに向けて刃先を対向させるカッターと、前記第1ハンドル部に設けられ、前記テープ保持部に保持された前記テープを支持する支持部と、を備え、前記第1ハンドル部と前記第2ハンドル部を閉じる方向に操作すると前記カッターの刃先が前記キャリアテープに接触して前記キャリアテープが切断され、前記支持部は、前記テープ保持部に保持された前記テープが突出したエンボス部を有する場合にそのエンボス部との干渉を避けることができる形状を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、テープがエンボスタイプのものであってもカバーテープを残してキャリアテープのみを切断するハーフカットを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の平面図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置により切断されるテープの斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の正面図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の一部の(a)斜視図(b)分解斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の一部の斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の一部の分解斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の下面図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の正面図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の正面図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の正面図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の側面図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の一部の(a)斜視図(b)分解斜視図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の平面図
(a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の側面図
(a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の本体部の閉じる動作に伴う押圧部とカッターとの位置関係を示す側面図
(a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の本体部の閉じる動作に伴う昇降部材の動作を示す側面図
(a)(b)(c)本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の本体部の閉じる動作に伴う昇降部材の動作を示す正面図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置の一部の正面図
本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置によって(a)キャリアテープが切断されている途中のテープの斜視図(b)キャリアテープが切断された後のテープの斜視図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1、図2および図3は本発明の一実施の形態におけるテープ切断装置1を示している。テープ切断装置1の構成を説明する前に、先ず、テープ切断装置1によって切断する対象であるテープTについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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