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公開番号
2025083695
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197224
出願日
2023-11-21
発明の名称
位置決め構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H05K
5/03 20060101AFI20250526BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】カバー部材を車両用部材から取り外すときに、位置決めピンがカバー部材に干渉することを抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】車両用部材に取り付けられるカバー部材のための位置決め構造が、車両用部材に設けられている複数の位置決めピンと、カバー部材に設けられている複数の位置決め孔であって、複数の位置決めピンがそれぞれ挿入される複数の位置決め孔と、を備えていてもよい。複数の位置決め孔のそれぞれは、カバー部材が車両用部材から取り外されるときにカバー部材が剥がれてゆく方向に長軸が延びる長孔であってもよい。複数の長孔のうちの少なくとも1つの長孔の長軸は、他の長孔の長軸に対して平行でなくてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用部材に取り付けられるカバー部材のための位置決め構造であって、
前記車両用部材に設けられている複数の位置決めピンと、
前記カバー部材に設けられている複数の位置決め孔であって、前記複数の位置決めピンがそれぞれ挿入される複数の位置決め孔と、を備え、
前記複数の位置決め孔のそれぞれは、前記カバー部材が前記車両用部材から取り外されるときに前記カバー部材が剥がれてゆく方向に長軸が延びる長孔であり、
前記複数の長孔のうちの少なくとも1つの前記長孔の長軸は、他の前記長孔の長軸に対して平行でないことを特徴とする、位置決め構造。
続きを表示(約 160 文字)
【請求項2】
前記位置決め孔に挿入される前記位置決めピンの高さは、前記カバー部材の厚み方向における前記位置決め孔の高さよりも高い、請求項1に記載の位置決め構造。
【請求項3】
前記カバー部材は、前記長孔の長軸と重なる位置に設けられている把持部を備える、請求項1又は2に記載の位置決め構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両用部材に取り付けられるカバー部材のための位置決め構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には車両用部材の位置決め構造が開示されている。特許文献1の位置決め構造は、シリンダブロックと、タイミングチェーンカバーと、シリンダブロックに備えられるノックピンと、タイミングチェーンカバーに備えられ、ノックピンが当接する基準面を有するノック穴と、ノック穴に設けられ、ノックピンを基準面に押圧する板ばねと、を備えている。シリンダブロックとタイミングチェーンカバーとは、ノック穴にノックピンが嵌入することにより位置決めされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-202743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の位置決め構造では、ノックピンとノック穴のクリアランスが狭いので、タイミングチェーンカバーをシリンダブロックから引き剥がすように取り外すときに、タイミングチェーンカバーがノックピンに引っ掛かってしまい、ノックピンに大きな荷重が作用することがある。本明細書は、カバー部材を車両用部材から取り外すときに、位置決めピンがカバー部材に干渉することを抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、車両用部材に取り付けられるカバー部材のための位置決め構造が、前記車両用部材に設けられている複数の位置決めピンと、前記カバー部材に設けられている複数の位置決め孔であって、前記複数の位置決めピンがそれぞれ挿入される複数の位置決め孔と、を備えていてもよい。前記複数の位置決め孔のそれぞれは、前記カバー部材が前記車両用部材から取り外されるときに前記カバー部材が剥がれてゆく方向に長軸が延びる長孔であってもよい。前記複数の長孔のうちの少なくとも1つの前記長孔の長軸は、他の前記長孔の長軸に対して平行でなくてもよい。
【0006】
この構成によると、カバー部材を車両用部材から引き剥がすよう取り外すときに、位置決めピンが位置決め孔からスムーズに抜け出るので、カバー部材が位置決めピンに引っ掛かることを抑制することができる。よって、カバー部材を車両用部材から取り外すときに、位置決めピンがカバー部材に干渉することを抑制することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記位置決め孔に挿入される前記位置決めピンの高さは、前記カバー部材の厚み方向における前記位置決め孔の高さよりも高くてもよい。
【0008】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記カバー部材は、前記長孔の長軸と重なる位置に設けられている把持部を備えていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の車両用部材とカバー部材の側面図。
実施例のカバー部材の上面図。
実施例の位置決め構造の断面図(1)。
実施例の位置決め構造の断面図(2)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1から図4に示すように、実施例の位置決め構造2は、車両用部材4に対してカバー部材6を位置決めするための構造である。車両用部材4とカバー部材6は、例えば、電動車両(例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等)に搭載される。
(【0011】以降は省略されています)
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