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公開番号
2025083527
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025041655,2023179055
出願日
2025-03-14,2019-04-03
発明の名称
情報処理装置
出願人
株式会社Preferred Networks
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06N
3/063 20230101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約
【課題】レイヤーアルゴリズムの処理において、外部メモリの帯域を有効に使うことができる集積回路を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、1又は複数の第1の演算部を含む第1のチップと、1又は複数の第2の演算部を含み、前記第1のチップとは異なる第2のチップと、前記1又は複数の第1の演算部に接続された1又は複数の不揮発性メモリと、を備え、前記1又は複数の第2の演算部においてニューラルネットワークのバックワード処理を実行して前記ニューラルネットワークの重みの勾配を計算し、前記1又は複数の第2の演算部から前記計算された勾配を前記1又は複数の不揮発性メモリに転送し、前記1又は複数の第1の演算部は、前記1又は複数の不揮発性メモリから前記計算された勾配を取得し、前記計算された勾配に基づいて前記ニューラルネットワークの重みを更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
1又は複数の第1の演算部を含む第1のチップと、
1又は複数の第2の演算部を含み、前記第1のチップとは異なる第2のチップと、
前記1又は複数の第1の演算部に接続された1又は複数の不揮発性メモリと、を備え、
前記1又は複数の第2の演算部においてニューラルネットワークのバックワード処理を実行して前記ニューラルネットワークの重みの勾配を計算し、
前記1又は複数の第2の演算部から前記計算された勾配を前記1又は複数の不揮発性メモリに転送し、
前記1又は複数の第1の演算部は、前記1又は複数の不揮発性メモリから前記計算された勾配を取得し、前記計算された勾配に基づいて前記ニューラルネットワークの重みを更新する、
情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近時、ニューラルネットワークを利用したディープラーニングにより画像認識や音声認識等が精度よく行われるようになってきている。例えば、ディープラーニングを実行するプロセッサは、外部メモリである主記憶装置から内部メモリに読み出した画像データおよび重みデータ等を使用して、複数の演算器に並列に演算を実行させる。この際、内部メモリに記憶された画像データおよび重みデータ等の配列を変換してプロセッサコアに入力することで、演算が効率的に実行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-120547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、ディープラーニングにおいて、ニューラルネットワークの各レイヤーで使用するパラメータの数は、各レイヤーに供給されるデータの数に比べて少ない場合が多い。そのため、レイヤーアルゴリズムの処理においてパラメータを外部メモリに対して入出力する場合、外部メモリの帯域を使い切れないタイミングがあり、メモリ資源を十分に活用できない場合がある。また、レイヤーアルゴリズムの処理を実行するために実装された多数の演算器を含む半導体装置でパラメータの更新処理を実行する場合、演算器の使用効率が低くなると、演算資源を十分に活用できない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施形態の情報処理装置は、1又は複数の第1の演算部を含む第1のチップと、1又は複数の第2の演算部を含み、前記第1のチップとは異なる第2のチップと、前記1又は複数の第1の演算部に接続された1又は複数の不揮発性メモリと、を備え、前記1又は複数の第2の演算部においてニューラルネットワークのバックワード処理を実行して前記ニューラルネットワークの重みの勾配を計算し、前記1又は複数の第2の演算部から前記計算された勾配を前記1又は複数の不揮発性メモリに転送し、前記1又は複数の第1の演算部は、前記1又は複数の不揮発性メモリから前記計算された勾配を取得し、前記計算された勾配に基づいて前記ニューラルネットワークの重みを更新する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の一実施形態における半導体装置の例を示すブロック図である。
図1の半導体装置が搭載される情報処理装置の例を示すブロック図である。
ディープニューラルネットワークの訓練におけるフォワード処理の例を示すフロー図である。
ディープニューラルネットワークの訓練におけるバックワード処理およびパラメータの更新処理の例を示すフロー図である。
フォワード処理およびバックワード処理でのレイヤーアルゴリズムの例を示す説明図である。
パラメータを最適化する勾配降下法の例を示す説明図である。
図1の半導体装置によりバックワード処理とパラメータの更新処理とを実行する場合の例を示すシーケンス図である。
図7におけるレイヤーN-1のパラメータ誤差の算出処理とパラメータの更新処理との詳細を示す説明図である。
図7のシーケンスを実行するメイン演算部およびサブ演算部の動作の例を示すフロー図である。
図1の内部メモリの例を示すブロック図である。
図1の内部メモリの別の例を示すブロック図である。
図1の内部メモリの別の例を示すブロック図である。
図1の内部メモリの別の例を示すブロック図である。
図1の内部メモリの別の例を示すブロック図である。
本発明の別の実施形態における半導体装置の例を示すブロック図である。
図15の半導体装置がパラメータの更新処理を実行するときの動作の例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】
図1は、本発明の一実施形態における半導体装置の例を示すブロック図である。図1に示す半導体装置10は、例えば、複数のレイヤーを含むディープニューラルネットワーク(DNN:Deep Neural Network)の訓練に使用されるプロセッサであり、フォワード処理、バックワード処理およびパラメータの更新処理を実行する。フォワード処理、バックワード処理およびパラメータの更新処理については、図3および図4で説明する。
【0009】
半導体装置10は、第1の演算部30および第2の演算部20を有している。第1の演算部30は、第1の演算器31、第1のメモリ32、命令デコーダ33、第1のデータ転送制御部34および第2のデータ転送制御部35を有している。第2の演算部20は、第2の演算器21および第2のメモリ22を有している。本実施形態において、第1の演算部30は、パラメータの更新処理を実行する最適化演算部であり、第2の演算部20は、ディープニューラルネットワークのフォワード処理およびバックワード処理を実行するベクトル演算部である。第1の演算部30は、第1の集積回路の一例であり、第2の演算部20は、第2の集積回路の一例である。
【0010】
第2の演算器21は、ベクトル演算または行列演算等を実行するための多数の演算器を有している。なお、第2の演算部20は、演算命令やデータ転送命令等の命令を保持する命令バッファ、命令をデコードする命令デコーダ、演算に使用するデータや演算結果を保持するレジスタ等を有してもよい。また、第2の演算部20は、第2のメモリ22以外に、命令メモリ、命令キャッシュあるいはデータキャッシュを有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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