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公開番号
2025083394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025035405,2023127695
出願日
2025-03-06,2020-06-08
発明の名称
感光性樹脂組成物、電子デバイスの製造方法および電子デバイス
出願人
住友ベークライト株式会社
代理人
個人
主分類
G03F
7/037 20060101AFI20250523BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】170℃程度の加熱により硬化させて硬化膜とすることにより、信頼性の高い電子デバイスを製造可能な感光性樹脂組成物を提供することである。
【解決手段】 ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物であって、感光性樹脂組成物を170℃で2時間加熱して得られた硬化膜を、以下条件で動的粘弾性測定をしたときの、220℃での貯蔵弾性率E'
220
が0.5~3.0GPaである、感光性樹脂組成物。
[条件]
周波数:1Hz
温度:30~300℃
昇温速度:5℃/分
測定モード:引張りモード
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物であって、
当該感光性樹脂組成物を170℃で2時間加熱して得られた硬化膜を、以下条件で動的粘弾性測定をしたときの、220℃での貯蔵弾性率E'
220
が0.5~3.0GPaである、感光性樹脂組成物。
[条件]
周波数:1Hz
温度:30~300℃
昇温速度:5℃/分
測定モード:引張りモード
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の感光性樹脂組成物であって、
前記硬化膜のガラス転移温度をTg[℃]とし、
Tg-50[℃]からTg-20[℃]までの温度領域における前記硬化膜の熱膨張係数をCTE1とし、Tg+20[℃]からTg+50[℃]までの温度領域における前記硬化膜の熱膨張係数をCTE2としたとき、CTE2/CTE1の値が1~10である感光性樹脂組成物。
【請求項3】
請求項1または2に記載の感光性樹脂組成物であって、
イミド環構造を有するポリイミド樹脂を含む、感光性樹脂組成物。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物であって、
さらに、多官能(メタ)アクリレート化合物を含む、感光性樹脂組成物。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物であって、
さらに、感光剤を含む、感光性樹脂組成物。
【請求項6】
請求項5に記載の感光性樹脂組成物であって、
前記感光剤は、光ラジカル発生剤を含む、感光性樹脂組成物。
【請求項7】
請求項1~6いずれか1項に記載の感光性樹脂組成物であって、
さらに、熱ラジカル開始剤を含む、感光性樹脂組成物。
【請求項8】
請求項1~7いずれか1項に記載の感光性樹脂組成物であって、
さらに、エポキシ樹脂を含む、感光性樹脂組成物。
【請求項9】
請求項1~8いずれか1項に記載の感光性樹脂組成物であって、
少なくとも前記ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂が溶剤に溶解したワニス状である、感光性樹脂組成物。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載の感光性樹脂組成物であって、
電子デバイスにおける絶縁層の形成に用いられる、感光性樹脂組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性樹脂組成物、電子デバイスの製造方法および電子デバイスに関する。より具体的には、ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物、その感光性樹脂組成物を用いた電子デバイスの製造方法、その電子デバイスの製造方法により製造可能な電子デバイスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
電気・電子分野においては、絶縁層などの硬化膜を形成するために、ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物が用いられることがある。そのため、ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物がこれまで検討されてきている。
【0003】
一例として、特許文献1には、約20,000ダルトン~約70,000ダルトンの範囲の重量平均分子量を有する少なくとも1種の完全イミド化ポリイミドポリマー;少なくとも1種の溶解度スイッチング化合物;少なくとも1種の光開始剤;および少なくとも1種の溶剤を含み、シクロペンタノンを現像剤として使用した場合に約0.15μm/秒を超える溶解速度を示すフィルムを形成することができる感光性組成物が記載されている。
【0004】
特許文献2、3などにも、ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2016/172092号
国際公開第2007/047384号
特開2018-070829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
電子デバイスの高度化・複雑化に伴い、電子デバイスには従来以上の信頼性が求められるようになってきている。そのため、硬化膜の改良(硬化膜を形成するための感光性樹脂組成物の改良)により、電子デバイスの信頼性を向上させることが求められている。
また、近年、半導体チップへの熱ダメージ低減のため、硬化膜を形成する際の加熱温度を比較的低くすること(例えば、170℃程度とすること)が求められてきている。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的の1つは、170℃程度の加熱により硬化させて硬化膜とすることにより、信頼性の高い電子デバイスを製造可能な感光性樹脂組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、以下に提供される発明を完成させ、上記課題を解決した。
【0009】
本発明によれば、以下の感光性樹脂組成物が提供される。
ポリアミド樹脂および/またはポリイミド樹脂を含む感光性樹脂組成物であって、
当該感光性樹脂組成物を170℃で2時間加熱して得られた硬化膜を、以下条件で動的粘弾性測定をしたときの、220℃での貯蔵弾性率E'
220
が0.5~3.0GPaである、感光性樹脂組成物。
[条件]
周波数:1Hz
温度:30~300℃
昇温速度:5℃/分
測定モード:引張りモード
【0010】
また、本発明によれば、
基板上に、上記の感光性樹脂組成物を用いて感光性樹脂膜を形成する膜形成工程と、
前記感光性樹脂膜を露光する露光工程と、
露光された前記感光性樹脂膜を現像する現像工程と、
を含む、電子デバイスの製造方法
が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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