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公開番号2025083371
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2025033809,2020165253
出願日2025-03-04,2020-09-30
発明の名称電源装置、録画機、及びプログラム等
出願人株式会社ユピテル
代理人個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250523BHJP(電気通信技術)
要約【課題】利便性の高い電源装置、録画機及びプログラム等を提供すること。
【解決手段】車両100のアクセサリ電源110から充電可能であり、録画機能を有するドライブレコーダ1に電力供給可能な電源ユニット16は、ドライブレコーダ1と第1ケーブル50及び第2ケーブル52を介して接続され、車両100のアクセサリ電源110のOFF状態を、第1ケーブル50及び第2ケーブル52を介して伝達する機能を有する。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
車両のアクセサリ電源から充電可能であり、録画機能を有する録画機に電力供給可能な電源装置であって、
前記録画機と通信線を介して接続され、前記録画機から前記通信線を介して所定の信号が伝達されるか否かにより、前記録画機が通信可能か否かを判定する機能を有する
電源装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記録画機から前記通信線を介して前記電源装置に前記録画機に関する信号が伝達されない場合に、アクセサリ電源のOFF状態又はON状態を前記通信線のレベルにより伝達する機能を有する
請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記録画機から前記通信線を介して前記電源装置に所定の通信情報を示す信号が伝達された場合は、前記アクセサリ電源のOFF状態又はON状態を示す信号を流す
請求項1又は2に記載の電源装置。
【請求項4】
前記通信線はUART通信可能な通信線である
請求項1から3のいずれか一項に記載の電源装置。
【請求項5】
前記通信線は、
前記録画機から前記電源装置への信号の伝送に用いる第1の信号線と、
前記電源装置から前記録画機への信号の伝送に用いる第2の信号線と、
を有し、
前記第1の信号線のレベルが第1状態である場合、前記アクセサリ電源のOFF状態又はON状態を示す信号を前記第2の信号線に流し、前記第1の信号線のレベルが第2状態である場合、前記アクセサリ電源がOFF状態となったことに応じて、前記第2の信号線のレベルを前記アクセサリ電源OFF状態を示すレベルに切り替える機能
を有する請求項1から4のいずれか一項に記載の電源装置。
【請求項6】
前記第1の信号線のレベルが前記第1状態である場合には、前記第2の信号線に、前記アクセサリ電源の状態を示す信号と異なる所定の通信情報を示す信号を流す機能
を有する請求項5に記載の電源装置。
【請求項7】
録画機能を有し、請求項1から6のいずれか一項に記載の電源装置から電力供給を受けて動作する録画機であって、
前記電源装置と接続するための通信線であって、前記電源装置への信号を伝送する第1の信号線と、前記電源装置からの信号を伝送する第2の信号線と、を有する前記通信線が接続される接続端子
を備え、
前記接続端子は、
前記第1の信号線と電気的に接続される第1の端子と、
前記第2の信号線と電気的に接続される第2の端子と、
を有し、
前記通信線が前記接続端子に接続された状態では、前記第1の端子のレベルが第2状態となる構成であり、
前記第2の端子のレベルの前記第2状態と第1状態との切り替えに応じて、前記車両のアクセサリ電源のOFF状態を認識する機能を有する
録画機。
【請求項8】
前記録画機能の設定に関する信号を前記第1の端子を介して出力する機能を有しない
請求項7に記載の録画機。
【請求項9】
前記接続端子は、UART通信に使用される端子である
請求項7又は8に記載の録画機。
【請求項10】
前記録画機能は、前記第2の端子のレベルの切り替えに応じた前記車両のアクセサリ電源のOFF状態の認識に応じて、前記電源装置から供給された電力を用いて、録画を開始する
請求項7から9のいずれか1項に記載の録画機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば電源装置、録画機、及びプログラム等に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
例えば車両に搭載され、車両周辺の映像を撮像し、急ブレーキ、急ハンドルや衝突などのイベント(事象)により車両に衝撃が加わった際に周辺映像や車速などを記録する車載用録画装置、いわゆるドライブレコーダが一般に普及している(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載されているドライブレコーダ(車両用記録装置)は、車両が駐車状態ではなく動作している間は、映像の常時記録を行うとともにイベントの検出を行う。また当該ドライブレコーダは、車両の駐車中、車両のバッテリから電源が供給されている場合は、映像の常時記録を行うとともにイベントの検出を行い、ドライブレコーダ専用のバッテリで動作する場合は、イベントの検出を行うとともにイベントが検出された場合に映像の撮影を行う(特許文献1の段落0043参照)。当該ドライブレコーダでは、車両が駐車状態であることを、シフトポジションが「パーキング」になったことやサイドブレーキが操作されたこと、例えば5秒以上の時間、速度がゼロとなったこと、エンジンの停止などの状態を検出したこと、ユーザ操作などの任意のトリガが発生したこと、で判断している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6696558号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年は、より利便性の高いドライブレコーダその他のシステムが望まれている。例えば特許文献1のように車両の駐車中に撮影を継続可能であるシステムにおいて、シフトポジションやサイドブレーキ、車両の速度、エンジン等の状態に関する情報を直接取得できないドライブレコーダもある。そのような車両側の情報を直接取得できないドライブレコーダに対しても、車両の状態を判定可能なシステムが望まれている。
【0006】
上述した課題に鑑み、本発明の目的の一つは、利便性の高い電源装置、録画機、及びプログラム等を提供することである。
【0007】
本発明の目的はこれに限定されず、本明細書及び図面等に開示される構成の部分から奏する効果を得ることを目的とする構成についても分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。例えば本明細書において「~できる」「~可能である」などと記載した箇所を「~が課題である」と読み替えた課題が本明細書には開示されている。課題はそれぞれ独立したものとして記載しているものであり、各々の課題を解決するための構成についても単独で分割出願・補正等により権利取得する意思を有する。課題が明細書の記載から黙示的に把握されるものであっても、本出願人は本明細書に記載の構成の一部を補正又は分割出願にて特許請求の範囲とする意思を有する。またこれら独立の課題を組み合わせた課題を解決する構成についても開示しているものであり、権利取得する意思を有する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決するため本発明に係る電源装置は、(1)車両のアクセサリ電源から充電可能であり、録画機能を有する録画機に電力供給可能な電源装置であって、前記録画機と通信線を介して接続され、前記車両のアクセサリ電源のOFF状態を、前記通信線を介して伝達する機能を有する。
【0009】
このように録画機及びアクセサリ電源に接続される電源装置との間にて情報伝達を可能とする通信線を利用して、アクセサリ電源のOFF状態を伝達することが可能となることで、アクセサリ電源のOFF状態を示す信号を直接検出することができない録画機であっても、アクセサリ電源のOFF状態を検出することができる。例えば、駐車記録開始条件がアクセサリ電源のOFF状態である場合も、容易に対応することができるようになる。このようにすると、利便性を高めることができる。
【0010】
また、本発明において、(2)前記録画機から前記通信線を介して前記電源装置に前記録画機に関する信号が伝達されない場合に、アクセサリ電源のOFF状態を前記通信線の状態により伝達する機能を有してもよい。このように、録画機との通信状態から録画機が録画機(例えば録画機能)に関する信号の送受信である通信ができないモデルであることを自ら識別して、アクセサリ電源のOFF状態を示す信号を送信することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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