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公開番号2025083319
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2024201306
出願日2024-11-19
発明の名称電動車の温度調整装置
出願人ダイムラー トラック エージー
代理人個人,弁理士法人真田特許事務所
主分類B60H 1/00 20060101AFI20250523BHJP(車両一般)
要約【課題】キーオフ時にも冷却が可能な電動車の温度調整装置を提供する。
【解決手段】温度調節器52,72を制御して室内の温度を調整する温度調整装置1と、電動車のキーをオン又はオフさせるキー操作部8と、温度調整装置1を作動又は停止させる第1操作部3と、温度調整装置1を制御する制御装置2と、を備え、制御装置2が、キーオフの状態で、所定条件が満たされる場合に、第1操作部3による作動の操作を有効にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
温度調節器を制御して電動車の室内の温度を調整する温度調整装置であって、
前記電動車のキーをオン又はオフさせるキー操作部と、
前記温度調整装置を作動又は停止させる第1操作部と、
前記温度調整装置を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置が、
前記キーが前記オフの状態で、所定条件が満たされる場合に、前記第1操作部による前記作動の操作を有効にする
ことを特徴とする電動車の温度調整装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記温度調節器を作動又は停止させる第2操作部を備え、
前記所定条件は、前記第2操作部が前記作動させる状態である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項3】
前記制御装置が、
前記温度調節器が作動を開始してから所定時間経過後に前記温度調整装置を停止させる
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項4】
前記制御装置が、
駆動用バッテリの充電残量が所定値以下の場合、前記第1操作部による前記作動を無効にする
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項5】
前記温度調整装置の作動開始を前記第1操作部の操作者に通知する通知装置を備え、
前記制御装置が、
前記第1操作部による前記温度調整装置の前記作動が行われる際、前記通知装置に前記通知を行わせる
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項6】
前記第1操作部は、運転室内、車両外面のうち、少なくとも1つに配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項7】
前記第1操作部は、無線通信を介し、前記温度調整装置を操作可能な端末装置である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項8】
前記室内は、運転室である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項9】
前記室内は、荷室である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。
【請求項10】
前記電動車は、冷凍車である
ことを特徴とする請求項1に記載の電動車の温度調整装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は、電動車の室内の温度を調整する温度調整装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
車両には運転室や荷室などの室内の温度を調整するための温度調整装置が設けられている。例えば、特許文献1には、エンジンを用いてキャビンや冷蔵室を冷却する冷凍車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-174713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、駆動源に電力を用いた電動車が開発されている。この電動車においても、運転室内や荷室内などを冷却することが行われる。例えば、特許文献1のようにエンジンをキャビンや冷蔵室などの冷却に用いた場合、乗員がキーオフして車外に出るとエンジン停止によりキャビンや冷蔵室などの冷却も停止してしまうが、電動車においても、エンジン車両と同様に、キーオフ時に運転室や荷室などを冷却できないことが考えられる。
【0005】
そこで本発明は、キーオフ時にも室内の温度調整(例えば、冷却等)が可能な電動車の温度調整装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
【0007】
本適用例に係る電動車の温度調整装置は、温度調節器を制御して電動車の室内の温度を調整する温度調整装置であって、前記電動車のキーをオン又はオフさせるキー操作部と、前記温度調整装置を作動又は停止させる第1操作部と、前記温度調整装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置が、前記キーが前記オフの状態で、所定条件が満たされる場合に、前記第1操作部による前記作動の操作を有効にすることを特徴としている。
【0008】
本適用例によれば、電動車のキーがオフの状態で、所定条件が満たされる場合に、温度調整装置を作動又は停止させる第1操作部による、温度調整装置の作動の操作を有効にすることで、電動車のキーがオフの状態においても温度調整装置を作動させることができる。これにより、キーがオフの状態の電動車の室内の温度調整を行うことができ、例えば、トラックの荷室内の温度を一定にして荷物の品質を向上させたり、運転室内の温度を一定にして、運転者の快適性を向上させたりすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本件によれば、電動車のキーがオフの状態においても、電動車の室内の温度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
適用例に係る温度調整装置を説明するブロック図である。
図1の温度調整装置における制御例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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